間違いいっぱいの自動車選び。ピクシスジョイ(キャスト)の試乗レポート。
3ページ目です!
トヨタ・ピクシスジョイ(ダイハツ・キャスト)グレード:F X SA3、型式LA250)。
試乗したのは2022年式。デビューは2016年8月登場です。
試乗内容は限定的。第一印象重視です。
ピクシスジョイ(キャスト)でもっとも魅力的に感じたのが、内装の質感。インパネ周辺の質感高いですし、リアシートもスライドドア系と同じようなシートから立派さを感じます。
131万円というベースグレードからオートエアコン装備!塗装や加飾もしっかり!という部分が、クルマの特徴を表していると思います。
インパネには大きな面積で塗装パネルが使われています。しかも2色のシルバーを使い分け。
塗装は手間もコストもかかるそうですから、見たらきっとビックリします。
中央部だけじゃなくて助手席前まで。そこまでツルツルじゃないというか、反射は適度に抑えられていました。
メッキ加飾の使い方はまるで高級車みたい。
左の写真、メッキパーツにシボが刻まれ、ざらついた加工がされています。ツルッとした面と組み合わされて質感を向上しています。
まだあります。黒い梨地のプラスティックパーツも造形が立派!太さや丸み、角のカット、こうした要素が緻密というか、上質感を感じます。
静止画は上手く撮影できなかったので、よろしければ動画をご覧くださいませ。
スライドドア系の軽自動車と同じようなリアシートが用意されるピクシスジョイのリアシート。
座面は長く、スライド機構もあります。
またシート高は低く、お子様に最適化されている様子。
前後方向のスペースは十分ですし、ストライプのフロアマットが広さをより強調します。
リアシートに乗員がいる時は、助手席にも乗員がいる時が多いと思います。なので、助手席ユーザーが犠牲にならないリアシートスペースは嬉しい。
ピクシスジョイだと、フロントシートを最後端まで下げても無問題でした。
フロントシートを最も後ろにセットした状態で、身長172cmの筆者が座っています。
この状態でも不自由ないスペースがありました。
乗って感じた小さな長所短所。
ドアポケットにドリンクホルダーはありません。
予想するに足元への張り出しを抑えたのかな?
ドリンクホルダーは最も使いやすい場所がインパネ左右。
助手席側はエマージェンシー的に収納タイプ。運転席側は安定して使いやすい固定タイプ。
この使い分けに、開発者様の気配りを感じました。
それ以外の場所もあります。
インパネセンターの下部に2本と、アームレスト内に1本、ペットボトルが置けます。
リアシートを起こしている状態だと、ラゲッジのスペースは最小限。
(リアシートにスライド機構はあります)
なので荷物を載せる時は、リアシートを倒す時も多いと思います。
そんな感じだからか、ラゲッジボードには凝った機構が取り入れられていました。
注目は段差をなくすラゲッジボード。
左右分割で、上に持ち上げて外すことも可能。
写真左が上部ボードを外した状態。引っかかって固定されているだけで、上げて引き抜くカタチです。
またアンダートレイへのアクセスは2段両方を持ち上げることでアクセスできます。
ピクシスジョイ(キャスト)の試乗感。単純明快・簡潔に、長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
「今や軽自動車だって過剰スペックだよ〜」とお考えの方にピッタリかもしれないのがピクシスジョイ。
走る部分の質より、見える部分の質や気配りが立派!
内外装の上質感からは、価格的なお得感あります。ベーシックグレードから塗装面や加飾十分なインパネ、フワフワシート、オートエアコン装備でお値段131万円。
乗り心地は懐かしい上級車感覚。走る部分はそれなり。最新のクルマとは重視されている点が異なるとも感じられる個性が、ピクシスジョイ、キャストの魅力と感じました。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。