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「ヒラリー男爵」がお届けするメンテナンスとカーオーディオコーナー。
アイドリング回転数が基準値よりも低い!ので、スパークプラグを交換してみました。今まで効果が体感できたことはないんだけど、期待大きく取り組みました。
メンテナンスは効果が体感できなければ過剰整備という考え方があり、また不具合解消にも部位特定の見込み違いという難しさも。プラグを変えなくてもエンジン止まっちゃうことはないんだろうけど、気になる点があったので交換してみました。
エンジンのスパークプラグを交換します。
用意したのはHKSブランドのプラグを6本。比較的高価な商品だけど、安価な商品でも効果が体感できる可能性に違いはないと予想。
プラグ交換で違いを体感できるとすれば、それはよほどの不具合だろうから。
今回、4本は別のクルマ用に購入し、使用前に車体売却で余っていたプラグ。品番が一緒だったので2本だけ追加購入して使用しました。
最初にエンジンをかっこよく見せているカバーを外します。初めてだと緊張するかもしれませんが、何も難しいことはありません。4本のボルトが軽めのトルクで締められています。
エンジン停止直後は、ボルト&ナットがエンジン同様に熱くなるので、そこだけご注意を。
スカイラインクーペの場合、車体フロント側から向かって左側の方が手間がかかります。
なので、最初にこちらがわから取り組みます。
プラグホールの上部には、プラグを取り外すのに邪魔になる配線などが通っています。これらの配線は動かないように固定されているので、固定箇所のピンやボルトを外し、配線が避けられるようにしてスペースを作ります。
概ねこんな部分で4箇所ほどだと思います。古い車なので、プラスティック製のピンを外そうとすると割れる危険性があります。そのため筆者は可能な限り金属製のボルト部分を外していきました。この辺りは実写を見ながら考えれば大丈夫です。
取り外したいのはこんな部品です。昔で言えばプラグキャップというところですが、イグニッションコイルと呼んだほうが伝わるのかな?正確な名称わからず。
画像右下の先端からプラグホールに刺さり、細い部分はエンジン側に埋まっています。またこの先にプラグがついています。
丸印の部分がエンジンについてる時の状態です。
この部品は、1本のボルトにより固定され、1つのコネクターによって配線されています。左側バンクにはこれが3つ。実写見ればすぐわかると思います。
写真ではボルト及びコネクターは外れています。
上の写真にある部品が抜けると、こんな感じでプラグホールとスパークプラグが視認できます。
古いクルマで、もしここにオイルが溜まっていたらキッチンペーパーや整備用ウエスで吸い上げてください。
ヘッドカバーのパッキンから染み出てきたオイルが溜まっていることがあるんですが、無視してプラグを外すとシリンダー内に落ちますw
実害あるかはわかりませんが、水吸ってウォーターハンマーなんて事例もあるので念のためどうぞ。
ここまで準備出来たら、古いプラグを外して新しいプラグを取り付けるだけ。
プラグホールにプラグレンチ形状のソケットを入れて脱着します。
筆者はいつも1つ目のプラグを外すとき、横着をしてソケットをプラグホールに残してしまいます。棒状のマグネットや異なるエクステンションバーを試して救出するわけですが、なかなかに無駄な時間がかかります。
なんでソケットを残してきてしまうかと考えれば、原因は道具の質w ゴムの反力でプラグを保持するタイプのソケットだと、経年変化できつくなることや中でねじれてしまう場合が。また安価なソケットやエクステンションだと、接合部が緩くプラグを引き上げるだけの力に耐えられない様子。
なので理想は、マグネット式のプラグレンチソケットと、ソケットをロックできる小さなエクステンションを組み合わせて使用。
ただしそれなりに高価なので、例えば接合部に接着剤を付けてネジロックのように使用したり、エポキシでエクステンションバー一体型プラグレンチを作ってしまったり、工夫もいいですね。
向かって左側の3本を交換したら、右側の3本を交換します。
配線を避けプラグホールに到達するまでの手間や難易度は、右側の方が簡単です。
続いてエアクリ側3本のプラグを交換します。
次ページではプラグ交換と作業後の走行インプレを掲載。それからついでに作業したいスロットルバルブのクリーニングなどもご紹介。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。