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「ヒラリー男爵」がお届けするメンテとカーオーディオコーナー。
本革だろうとウレタンだろうと劣化するステアリング。
ステアリングは機能パーツ。表面が滑りやすくなれば操縦性も悪化してしまいます。
運転席エアバックを取り外すことでハンドルが取り外せます。そして交換用ハンドルに必要パーツを移植して戻せば完成。慣れないと神経使いますが、面倒な作業はないので取り組みやすいD.I.Yです。
ステアリング(ハンドル)を交換します。エアバックユニットを取り外した後、ステアリングホイール(本体)を外します。そして、元に戻す要領で車体にステアリングを付ければ完成です。
用意したのは新品に近い”中古”の純正ステアリング。エアバッグユニットは再度利用します。
使用する工具で要になるのが、エアバッグを外すためのトルクスドライバー。もしくはソケットコマです。スカイラインクーペでは多くの車種同様にT30サイズでした。
ドライバー型だとチカラが入らず緩まない可能性があるので、望ましいのはラチェットのソケットで用意しておくことです。
バッテリーのマイナス端子を外します。
この作業を行わなくても、簡単な電装品ならフューズが切れるかもしれない程度の不安です。
ですが、今回はエアバックユニットを取り外すための電源カットが目的ですから、確実にぜひ。
エアバッグユニットはホーンボタンを兼ねていて、ステアリング中央の日産ロゴが付いている部分です。
手のひらよりちょっと大きいこの部分を外します。
左右2箇所のボルトで固定させています。場所はステアリングの両脇です。
一般的なネジやボルトと異なり、T型のヘッドになっています。T30トルクスドライバーを使用して回します。
なめてしまった場合など、どうしてもの場合は六角ボルトヘッド(10mmか12mm)で緩めるそうです。
ボルトヘッドの形状を見ると、エマージェンシーの方法と思われます。
エアバッグユニットを固定しているボルトは高いトルクで、きつく締まっていることも多いです。ドライバー型ではチカラが入れにくく、緩まないorボルトを痛める可能性が。
可能なら最初から、ラチェットソケットで用意しておくと安心です。
ボルトを緩めると、そのまま抜けます。理想は両側均等に緩める事ですね。
エアバッグユニットが浮きました。
この状態ではまだ車両側の線がつながっています。配線を外すことで完全にフリーになり取り外せます
エアバッグユニットを取り外し、新しいステアリングを取り付けます。
その後、エアバッグをもとに戻して完成です。
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