間違いいっぱいの自動車選び。2代目ハスラーの試乗レポート。
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スズキ・ハスラー(NAエンジン搭載車) グレード:ハイブリッドG、2022年式MR92S)。2020年1月登場の2代目です。
2代目ハスラー(NAエンジン搭載モデル)に試乗時の燃費です。カタログ燃費はWLTCモードで25.0km/L。
(ターボ車は20.2km/L)
写真が残っている燃費。夜間の幹線道路と市街地を走って、車載燃費計に表示された燃費です。
距離43km走って燃費24.5km/L。
大人2人が乗車して、エアコンも使用(AC:onで暖房)。
燃費を意識して夜間走行すれば、概ねカタログ燃費で走れそうです。
上の状態からリセットせず、継続して、燃費を意識せず走行。
距離60kmで燃費19.6km/L。
ACと暖房使ってのアイドリング、30分の休憩も含みます。
朝の渋滞を避け、その後の試乗。上記の続きでトリップ120kmまで走行し、燃費はずっと、20km/L前後が表示されていました。
車通りの少ない夜間の幹線道路を60km/hペースで走っていると、燃費30km/Lをキープ(車載燃費計)。
多少のアップダウンがあって信号は少なめ。都内でも条件良い交通状況に限って走るのなら、田舎道と変わらない燃費が期待できます。
エンジンやミッションの印象を述べながら、燃費チェックしています。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
コーナーや挟路地で気になる、ボディ見切りと車両感覚のとりやすさについて。
前方と斜め前は見やすく、車両感覚も取りやすい。ハスラーの魅力のひとつ。
Aピラーは立っていて、ドライバーに近く、専有する面積も小さい。さらにはワイパーアームも視界の邪魔になりにくい。良い点がいっぱいです。
完璧に実用性を意識すれば、ダッシュボード手前側が高く盛り上がっているのは気になります。
でもそこまで求めるよりは、ほかを優先といった事なのでしょう。
またダッシュボードはフラットで、目印になる部分が欲しくもありますが、そこはボンネットが視認できるから気になりません。
さらにハンドルがもう少し細かい操作に反応してくれたら、こうした良さがさらに引き立ちますが、それは無い物ねだり。
良い部分あるとより高みを望みたくなっちゃう、それだけです。
ハスラー「ハイブリッドG」。購入の決め手としては関係なさそうな、小さな長所短所。
メーター内モニターには、アクセル踏力/ブレーキ踏力のゲージが表示されます。
実際の加速力/減速力ではなく、ペダルを踏んだ量なので、停止中でも動きます。
「滑らか運転でのペダル操作」「瞬時に強い減速力に持っていける踏み方」etc.
渋滞中、ブレーキの練習とイメトレ、暇つぶしに活用できるかもしれません。
リアドアのグリップは、位置が高くて腕が置きにくい。理由はカップホルダーとの兼ね合いかとお見受けしました。
写真左:カップホルダーは座面の脇。
写真右:出し入れにはそれなりのスペースが必要。
このままですと、腕を置きにくくてジュースも置きにくい。そんな状況に。
試乗中、ドリンクはシートバックに入れていました。
3本入れてちょうどよい、余裕のサイズです。
スズキ流ハイブリッドは、アイドリングストップからの復帰が快適です。
オルタネーターがセルモーターを兼ねる構造、とのことで、キュルルルルという音が聞こえてきません。
始動はブルン!といった感じです。
助手席のシート座面をパカッと持ち上げると、収納ボックスが出てきます。スズキ車らしい特徴です。
写真左:助手席下の収納ボックス。
写真右:収納ボックスを外すと、コンパクトなバッテリーが搭載。
ハスラーNAエンジン搭載車の試乗感。単純明快・簡潔に、長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
趣味性強い軽自動車として、私のクルマ!っていうイメージがハスラーのウリでしょう。
ファミリーカーらしいのはちょっと...という方にぴったりです。
快適性はそこそこでも、「なんか今、気持ちよく曲がれた!」なんて瞬間を味わったら、愛着は最高潮に達するかと思われます。
タフトと比較すれば、乗り味も内装も、ハスラーの方が独自性強く、タフトの方が一般的、でもタフトはサンルーフ標準という破壊力。
つまりハスラーに惹かれちゃったらハスラーしかない。試乗中、それを強く感じさせてくれました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。