自動車の比較・評論・メーカー別評価スズキ

2023年記事 全4ページ

ハスラー(2代目)試乗評価「4」
燃費と小さな長所短所

間違いいっぱいの自動車選び。2代目ハスラーの試乗レポート。

4ページ目です。

「試乗時燃費と小ネタ、見切り、評価総合」

スズキ
  • グレード:“ハイブリッドG”
  • 年式:2022年式
  • 車両価格:139万円
  • デビュー年:2020年1月
ハスラー・インパネ1ハスラー・インパネ2

スズキ・ハスラー(NAエンジン搭載車) グレード:ハイブリッドG、2022年式MR92S)。2020年1月登場の2代目です。


  1. ハスラー「1」特徴概要
  2. ハスラー「2」走行感覚と乗り心地、静粛性
  3. ハスラー「3」内装
  4. ハスラー「4」燃費と小さな長所短所

試乗時の燃費

ハスラー:試乗時燃費

2代目ハスラー(NAエンジン搭載モデル)に試乗時の燃費です。カタログ燃費はWLTCモードで25.0km/L。
(ターボ車は20.2km/L)

燃費を意識して走った距離40km

参考燃費1写真が残っている燃費。夜間の幹線道路と市街地を走って、車載燃費計に表示された燃費です。

距離43km走って燃費24.5km/L

大人2人が乗車して、エアコンも使用(AC:onで暖房)。

燃費を意識して夜間走行すれば、概ねカタログ燃費で走れそうです。

30分のアイドリングなど含む走行

参考燃費2上の状態からリセットせず、継続して、燃費を意識せず走行。

距離60kmで燃費19.6km/L

ACと暖房使ってのアイドリング、30分の休憩も含みます。

そのまま120kmまで走行

朝の渋滞を避け、その後の試乗。上記の続きでトリップ120kmまで走行し、燃費はずっと、20km/L前後が表示されていました。

夜間の幹線道路

車通りの少ない夜間の幹線道路を60km/hペースで走っていると、燃費30km/Lをキープ(車載燃費計)。

多少のアップダウンがあって信号は少なめ。都内でも条件良い交通状況に限って走るのなら、田舎道と変わらない燃費が期待できます。

動画:台場周辺を燃費見ながら

エンジンやミッションの印象を述べながら、燃費チェックしています。

 


※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

ボディ見切りと車両感覚

ハスラー:見切りと車両感覚

コーナーや挟路地で気になる、ボディ見切りと車両感覚のとりやすさについて。

斜め前の視界と車両感覚

前方と斜め前は見やすく、車両感覚も取りやすい。ハスラーの魅力のひとつ。

Aピラーは立っていて、ドライバーに近く、専有する面積も小さい。さらにはワイパーアームも視界の邪魔になりにくい。良い点がいっぱいです。

完璧に実用性を意識すれば、ダッシュボード手前側が高く盛り上がっているのは気になります。
でもそこまで求めるよりは、ほかを優先といった事なのでしょう。

ハスラー:Aピラー

またダッシュボードはフラットで、目印になる部分が欲しくもありますが、そこはボンネットが視認できるから気になりません。

さらにハンドルがもう少し細かい操作に反応してくれたら、こうした良さがさらに引き立ちますが、それは無い物ねだり。

良い部分あるとより高みを望みたくなっちゃう、それだけです。

小ネタ(小さな長所短所)

ハスラー:小さな長所短所

ハスラー「ハイブリッドG」。購入の決め手としては関係なさそうな、小さな長所短所。

ブレーキ踏力のメーター

ブレーキ・グラフ

メーター内モニターには、アクセル踏力/ブレーキ踏力のゲージが表示されます。

実際の加速力/減速力ではなく、ペダルを踏んだ量なので、停止中でも動きます

「滑らか運転でのペダル操作」「瞬時に強い減速力に持っていける踏み方」etc.

渋滞中、ブレーキの練習とイメトレ、暇つぶしに活用できるかもしれません。

リアシートのカップホルダー

リアドアのグリップは、位置が高くて腕が置きにくい。理由はカップホルダーとの兼ね合いかとお見受けしました。

ドアグリップドリンクホルダー

写真左:カップホルダーは座面の脇。
写真右:出し入れにはそれなりのスペースが必要。

このままですと、腕を置きにくくてジュースも置きにくい。そんな状況に。

シートバックポケット

試乗中、ドリンクはシートバックに入れていました。

3本入れてちょうどよい、余裕のサイズです。

アイドルストップからの復帰が快適

メインメータースズキ流ハイブリッドは、アイドリングストップからの復帰が快適です。

オルタネーターがセルモーターを兼ねる構造、とのことで、キュルルルルという音が聞こえてきません

始動はブルン!といった感じです。

助手席下に収納とバッテリー

助手席のシート座面をパカッと持ち上げると、収納ボックスが出てきます。スズキ車らしい特徴です。

ドアグリップドリンクホルダー

写真左:助手席下の収納ボックス。
写真右:収納ボックスを外すと、コンパクトなバッテリーが搭載。

 

ハスラーの特徴10秒チェック

ハスラー:ボディリア斜め

ハスラーNAエンジン搭載車の試乗感。単純明快・簡潔に、長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。

  • これぞハスラー!ひと目でわかるボディデザイン。
  • 内装インパネもハスラーらしくゴツく可愛く親しみやすく。
  • 価格はオートエアコンやシートヒーター付いて130万円台中盤スタート。
  • 日常での上り坂で扱いやすい、エンジンのトルク感。
  • ガツンとは来ないものの、細かなコツコツや上下の揺れが目立つ乗り心地。
  • 狭いところで困らないボディ見切り性能。
  • 前後長の長いフロントシート、小柄な方は太もも裏への圧迫感、ご確認をぜひ。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」

ハスラー・メーター昼ハスラー・メーター夜間

ハスラー評価総合

リアデザイン

趣味性強い軽自動車として、私のクルマ!っていうイメージがハスラーのウリでしょう。
ファミリーカーらしいのはちょっと...という方にぴったりです。

快適性はそこそこでも、「なんか今、気持ちよく曲がれた!」なんて瞬間を味わったら、愛着は最高潮に達するかと思われます。

タフトと比較すれば、乗り味も内装も、ハスラーの方が独自性強く、タフトの方が一般的、でもタフトはサンルーフ標準という破壊力。
つまりハスラーに惹かれちゃったらハスラーしかない。試乗中、それを強く感じさせてくれました。

スズキ ハスラー

スズキ自動車

ハスラー

  • 試乗グレード:“ハイブリッドG”
  • 年式:2022年式
  • 車両型式:MR92S
  • 新車価格:139万円

エンジン概要

  • 排気量:660cc
  • エンジン型式:R06D

その他概要

  • ボディ:3395×1475×1680mm
  • 車重:810kg
  • 発売開始時期:2020年1月
  • 車両価格帯:128万円〜
試乗レポ・ライター

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