「トヨタ・bB&ダイハツ・クー」P2自動車比較・辛口評価と評論

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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(2011年記事 トヨタ bB2代目
著:ヒラリー男爵&桃花)

トヨタ・bB・試乗インプレ「2」

辛口比較・評価評論の試乗レポート、2代目bB、1500ccモデル。グレードは「Z・Qバージョン」

当ページは2ページ目です。このページには「燃費に関する話題や比較総合」などを掲載中。

トヨタ
  • グレード:“Z Qバージョン”
  • 型式:QNC20
  • 車両価格:170万円
  • デビュー年:-

※当サイトは辛口の試乗評価が特徴です。評論家の先生がお伝えしにそうな点を強調して記載しています。

  1. 分割page - bB試乗レポート「1-1」・試乗詳細レポート
  2. このpage - bB試乗レポート「1-2」・燃費や比較総合

ママさんにはちょっと狭いか?

筆者の知人であるbBのオーナーはママさんなんですが、お子様がいらっしゃるとちょっと狭いらしい。どう狭いかといえば、リアシート助手席うしろにチャイルドシートを付けると、助手席の位置はほとんど前いっぱい。これでも子供にシートを蹴飛ばされるし、子供の乗り降りはけっこう辛い。子供の頭をぶつけちゃったり。

この状態で、助手席足下にチャイルドシートを乗せて、運転席後ろは水筒やタオルなど子供の手荷物が乗る。ラゲッジはオムツや着替え、ボールを乗せる。そうすると、ママさんのバッグとお化粧品はフロントベンチシート中央部分しかない。

bB、そしてクーも軽自動車からのステップアップがメインと言われますが、軽自動車から見れば贅沢な悩み。でも大きいクルマを知っていると、ご主人様が別にクルマを持っていないと旅行に行くのが厳しい、みたいです。

参考までにチャイルドシートを付けた状態で助手席に男性が座ると、膝がグローブボックスに当たります

まったりモード?

フロントシートがガクンと低くなる「まったりモード」。まったりモードにしてシート背もたれを寝かせばクルマの内装にすっぽり隠れた2人だけの空間が出来上がります。

素晴らしいコンセプトのまったりモード。これにラブホテルをイメージさせるイルミを点灯させれば、このままいちゃいちゃしても良し!ムードを高めてこれからの行き先を決めても良し!なるほどシフトをPにしないと光らないイルミネーションはこの為だったのか!

これ、とっても素晴らしいbBならではの特徴なんですが、一つ致命的な欠点がある。それは、なかなか変形することができないんです。
シートを一番後ろに持っていって、足下のレバーをなんとかするらしいんですが、こりゃオーナーしかできません。それにこんなに時間かかったらムードも何も台無し。
ちなみにbBオーナーのママさんにお願いしたら、面倒だしうまくできないから嫌と言われました。

たとえば同じデートカーの魅力を持ったプレリュード、ワンタッチで助手席を倒せます。もし手間を掛けるのなら、ミニバンをフルフラットにした方がいいかもしれない。

参考:プレリュード試乗評価

追記:まったりモードはbBマイナーチェンジで廃止された模様です。

燃費はちょっと厳しい

燃費は、新車おろしたて〜5000kmまでの間で、8〜10km/L
その後1万kmまで走行し、市街地メインで10km/Lを超えています。

運転はオーナーのママさん。シチュエーションはだいたい60km/hまでしか出さない街乗り。加速はゆ〜くり。減速は筆者より急。前の信号が赤でもアクセル戻すのは遅め。
さらにはまったりモードにしてアイドリングのまま、大人の時間を楽しんでいたのかもしれない...。いやあ、女性がクルマ持つと怖い怖い。リアルにドラマを体験したい方はぜひ、bBを奥様に勧めてみて下さい。

すみません話がそれました。助手席に座っても、燃費を良くする運転なんて考えていないのがわかる。スキル的に普通という感じです。これで燃費は10km/Lちょっと。

こんな感じなのでこの燃費の数値がどこまで正しい数値かはわからない。というのも、このbBにはよく試乗させて頂いているが、こんなに燃費が悪そうな感じがしません。
クルマ軽いしエンジン小さいし。bBの上級グレードということでタイヤがポテンザなのも少しは燃費が悪くなる原因か?(品番は失念)

普通のママさんの場合はちょい乗りも多いだろうしこんなものかと納得して下さい。エコラン上達したければ、瞬間燃費計やアクセル開度メーター、バキュームメーターなどが役に立ちます。

ゆっくり走行が多ければCVT

燃費悪いのはミッションが4ATという関係もある。ゆっくり走るならCVTの方が効率良く燃費に優れる可能性が高い。

ミッション単体ならATの方が効率高いらしい。巡航ならATが勝るという。しかし理想に近い効率的な制御が可能なのはCVT。駆動効率という面では悪くても、効率的な領域を使い、効率的な加速ができるように制御されているように思う。

4ATで混雑する市街地ばかりの場合は、トップギヤを使っていない可能性がある。また意外と知られていない事ながら、機関が冷えている時はトップには入らないATが多い。
CVTなら速度にかかわらず低回転を保とうと変速する。無段階変速の利点だ。

こんなところから、時速40〜50km/hでの走行では、CVTの燃費が優れる。逆に元気に走る人はATのメリットが大きいんだけどね。bBを購入するなら多少元気に走らないと意味がないのかもしれない。

燃費とガソリン代、走行距離が少なければ燃費によるガソリン代の差は、そんなに大きくありません。走行距離が多いと違いが出ます。

中古車なら兄弟車のクーがおすすめ

bBの価格は170万円。標準的な1500ccコンパクトカーが150万円だとすると、ちょっと高い。となると狙い目はダイハツ・クー

こちらはブランドが弱いため条件が良い可能性があり、中古車市場でもbBより安いはず。デザインの違いは最小限なので、中古車ならクーを探してみるのも面白い

グレードによってメーター照明が異なる。

bBを総合して

豊田

bBを運転すると嬉しい点がある。コンパクトカーなんてどのクルマも一緒。極端に悪いクルマもなければ、良いクルマもない。すべて値段なりでしかないが不満を感じることもない。
こんな事がよく言われますが、ココまで個性のハッキリしたクルマで、盛るべき部分と削るべき部分がハッキリしている。今までアフターパーツで対応していた部分が最初からある。試乗すれば楽しい気持ちになれる。
やはりクルマはそれぞれ存在する意味がある。ただのカタチ違いのクルマはラインナップから減ってもいい。メリットとデメリットのハッキリしたクルマは選びやすいし、自分の意志で選んだクルマなら後悔もない

ということで、このbBを買う意味があるのは、高級グレードということになる。廉価グレードでは室内装備が質素になってしまいbBらしさがなくなる。つまりbBのコンセプトから外れる。廉価グレードはカスタムベース限定といったところでしょう。
新車で買うにしても中古で買うにしても、つるしのまま乗るならやはり1500ccモデル。ZかZ・Qバージョンというグレードしかない。如何にトヨタのミュージックプレーヤーといっても音楽が好きな方には満足できるオーディオではない。が、パワードサブウーファーが付くのはわかりやすい。低音が鳴るかならないかだけで楽しみは全然変わってきますから。

トヨタ bB (2代目)

豊田

bB (ビービー)

  • 試乗グレード:“Z Qバージョン”
  • ミッション:4AT
  • 新車時価格:170万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • エンジン型式:3SZ-VE

その他概要

  • 型式:QNC20系
  • ボディサイズ:3800/1690/1635mm
  • 車重:1070kg
  • 発売時期:-
  • 新車時価格帯:134万円〜

車両型式

  • QNC20 - 1300cc
  • QNC25 - 1300cc4WD
  • QNC21 - 1500cc
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」と「桃花」がお届け致します。
ヒラリー男爵桃花

 
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インパネ下部につく、イルミネーション付きカップホルダー。少しだけカチャカチャ音がする。


カップホルダー、普段は収納できる。


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