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ヴィッツ/メンテナンス・ステアリング交換「1」

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ステアリング交換・エアバッグの取外し

「元お車整備士」がお届けするメンテナンスと用品取付コーナー
ヴィッツのステアリングを交換。パーツはエアバック搭載タイプをチョイス。見た目だけでなく操作性も変わる機能パーツで、操縦感覚も変わってきます。

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運転席エアバックを取り外すことでハンドルが取り外せます。交換用ハンドルに必要パーツを移植し、逆の手順で取り付ければ、ハンドル交換の完成。面倒な作業が無いので、取り組みやすいD.I.Yです。

クルマはこのヴィッツ(NSP130)。

他のトヨタ車でもクラスが近い車種なら同じように取り付け出来ると思います。

当記事の著者: / 

作業内容の概要

純正ステアリングについているエアバックを取り外した後、ステアリングホイール(本体)を外します。

外したステアリングから必要なパーツを交換用ステアリングに取り付け、元に戻す要領で車体にステアリングを付ければ完成です。

  1. エアバックユニットを取り外す。
  2. 純正ステアリングホイールを取り外す。
  3. 純正ステアリングから必要なパーツを取り外し、交換用ステアリングに取り付ける。
  4. 交換用ステアリングを車体に取り付けて完成。

使用する工具、ケミカル

  • 基本工具(ドライバーやメガネ、ラチェットなど)
  • 内装外しツール(ハンディリムーバー、クリップクランプツール等)、十字レンチもしくは19mmソケット、
  • 必要に応じて、ハンマー、懐中電灯、2番もしくは3番のプラス貫通ドライバー。

1.使用するパーツはこんな感じ

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REAL(レアル)という名称で販売されている交換用ステアリングホイールに交換します。ヴィッツ/ラクティス用で、ブラックウッドというレザーと木目調のコンビタイプ。お値段は3万8000円です。

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ステアリングって見た目の違いも大きいですが、期待するのは軽い力で操作できる形状や表面のグリップ力。

今回、機能部品として操舵感の変更を望んでの交換です。

交換作業にあたり、交換用ステアリングはエアバックやステアリングスイッチは再利用するのが一般的で、この商品もそうです。純正ステアリングを外したらこっちに必要パーツを移植して使用します。

2.エアバックユニットを取り外す(1)

2-1.バッテリーのマイナス端子を外す

電装品いじりの基本、バッテリーのマイナス端子を外します。

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この作業を行わなくても、簡単な電装品ならフューズが切れるかもしれない程度の不安ですが、今回はエアバックユニットを取り外すための電源カットが目的ですから、確実に行いたいところ。

10ミリサイズのスパナでボルトを緩め、端子を外します。右の写真のように外れますが、この状態でももしかしたら、遊んでいる端子がバッテリーにくっついてしまうかもしれません。

可能なら絶縁素材の何かで覆うのを推奨します。筆者はブレーキクリーナースプレーのプラスチックキャップをバッテリー側にかぶせています。

2-2.エアバックが固定されているフックを外す

ステアリングホイールを外すために、エアバックユニット(以下エアバック)を外します。

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エアバックはステアリング中央、ホーンボタンの部分に収納されているので、ココを外す作業になります。

写真でいうところの、オレンジで示している部分です。

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当ページではこの部分をエアバックと呼ばせて頂きまして、そのエアバックは3つのツメ(フック)で止まっています

ツメは写真中のオレンジ丸の部分です。左右1箇所ずつと下1箇所の合計3箇所。

ここにあるツメをマイナスドライバーで押し、ロックを外します。ツメはドア側のみ視認でき、あとはカンでの作業になります。なのでドア側の箇所より作業を初めてコツを掴むのがいいと思います。

ドア側のツメ

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これがドア側です。
表のカバー(画像左)を開けると、内部が除けます(画像右)。

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上側にツメがあるので、マイナスドライバーで緩めます(写真はクリックで拡大)。

下側と助手席側のツメ

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下側(画像左)と助手席側(画像右)は、マイナスドライバーが入る程度の隙間しか空いていません。

なのでドライバーを入れてカンでツメを外して下さい。

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エアバックを外した後の画像です。

ピンというかフックはこのようになっていますので、できたら参考にツメを外して下さい(クリックで拡大)。

3箇所のツメを外すと、エアバックが浮きます

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ツメを外すと画像のようにエアバックを浮かせることができます。

この状態ではまだ車両側の線がつながっています。配線を外すことで完全にフリーにできます。

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エアバッグを外し、ステアリングホイール本体を外します。
ここができれば、作業は室内作業に。お部屋に戻って座りながら、交換作業を進められます。一息つくまでもう少し!

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