公式ツイッターも更新しています。
スタッフの日常や試乗感などツイート中!

ヴィッツ/メンテナンス・ステアリング交換「2」

当ページは2ページ目です!

ステアリングの取り外し

「元お車整備士」がお届けするメンテナンスと用品取付コーナー
ヴィッツのステアリングを交換。パーツはエアバック搭載タイプをチョイス。見た目だけでなく操作性も変わる機能パーツで、操縦感覚も変わってきます。

03-01メイン03-19s03-34s

運転席エアバックを取り外すことでハンドルが取り外せます。交換用ハンドルに必要パーツを移植し、逆の手順で取り付ければ、ハンドル交換の完成。面倒な作業が無いので、取り組みやすいD.I.Yです。

クルマはこのヴィッツ(NSP130)。

他のトヨタ車でもクラスが近い車種なら同じように取り付け出来ると思います。

当記事の著者: / 

2.エアバックユニットを取り外す(2)

03-15

ロックを解除したエアバックから配線を外すと、車体から完全に分離されます。

外す線は2本。黄色い線と黒い線で、見ればすぐにわかります。

 

03-16s03-17s

黄色い線はコネクターで接続されているので、コネクターを外します。マイナスの精密ドライバーを使用して外しました。

黒い線は平型端子が刺さっているカタチで接続されています。引いて抜けば外れます。

3.ステアリングホイール取外

エアバックが外れたらステアリングを外します。

3-1.コネクターを抜きます

03-19s配線コネクターを抜いて、中央のナットを外すことでステアリングは取り外せます。

まずはオレンジの丸印のところを外します(画像はクリックで拡大)。

 

03-2003-21

(画像左)ステアリングスイッチ関連のコネクターを抜きます。

(画像右)ピンで固定されているコネクターを外します。ここで写っているピンクの内装外しツールでは外しにくかったので、実際は「クリップクランプツール」という金属製の内装ピン外しツールを使用しました。

3-2.ハンドルを外します(抜きます)

回して緩めて、引っ張って抜きます。
回すのも固いけど抜くのも固い。力技です。

ステアリング本体は中央のナットで固定されています。「十字レンチ」か「19mmソケットレンチ」を使用して外します。

03-2203-23

ナットは、キツく締まっている事が多いです(車体による個体差あり)。

十字レンチならチカラの入れやすい柄の長いタイプ、ソケットレンチなら接続部がネジレて切れてしまわないような、差込角が大きいサイズの工具を推奨します。

抜くのも固い!

基本的な方法としては、ナットは少し緩めた状態で抜き取らずに残しておきます。固く刺さっていることが多いステアリングを安全に抜くためです。

右の画像がそのイメージ
ナットを緩めたらグイッと手前に引きます。抜けない時は揺すりなども混ぜながら引っ張っていると、いつもなんとかなっちゃっています。

03-24s

無事ステアリングがはずれれば、このようになります。

03-24s

ひとつ余談を。
いつもだとエアバックの取り外しに使用しているトルクスドライバー、今回は出番がありませんでした。無くても大丈夫です。

次のページ

03-28s03-34s

取り外したステアリングから再利用するパーツを取り外します。そして新しいステアリングに移植します。

ネジが意外と固かったり、仕組みを考えながらの作業が続きますが、次はお部屋に戻って作業ができます。肝心なところで集中力が切れない様、休憩も挟みつつ作業を進めたいですね。

意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!

自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

特徴を明確に!写真もできる限り!

評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。

サイト開設22年!最新が最良です https://mistake-car.com
間違いいっぱいの自動車選び  /  運営会社 転載はご遠慮ください