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「元お車整備士」がお届けするメンテナンスと用品取付コーナー。
ヴィッツのステアリングを交換。パーツはエアバック搭載タイプをチョイス。見た目だけでなく操作性も変わる機能パーツで、操縦感覚も変わってきます。
運転席エアバックを取り外すことでハンドルが取り外せます。交換用ハンドルに必要パーツを移植し、逆の手順で取り付ければ、ハンドル交換の完成。面倒な作業が無いので、取り組みやすいD.I.Yです。
ロックを解除したエアバックから配線を外すと、車体から完全に分離されます。
外す線は2本。黄色い線と黒い線で、見ればすぐにわかります。
黄色い線はコネクターで接続されているので、コネクターを外します。マイナスの精密ドライバーを使用して外しました。
黒い線は平型端子が刺さっているカタチで接続されています。引いて抜けば外れます。
エアバックが外れたらステアリングを外します。
配線コネクターを抜いて、中央のナットを外すことでステアリングは取り外せます。
まずはオレンジの丸印のところを外します(画像はクリックで拡大)。
(画像左)ステアリングスイッチ関連のコネクターを抜きます。
(画像右)ピンで固定されているコネクターを外します。ここで写っているピンクの内装外しツールでは外しにくかったので、実際は「クリップクランプツール」という金属製の内装ピン外しツールを使用しました。
回して緩めて、引っ張って抜きます。
回すのも固いけど抜くのも固い。力技です。
ステアリング本体は中央のナットで固定されています。「十字レンチ」か「19mmソケットレンチ」を使用して外します。
ナットは、キツく締まっている事が多いです(車体による個体差あり)。
十字レンチならチカラの入れやすい柄の長いタイプ、ソケットレンチなら接続部がネジレて切れてしまわないような、差込角が大きいサイズの工具を推奨します。
基本的な方法としては、ナットは少し緩めた状態で抜き取らずに残しておきます。固く刺さっていることが多いステアリングを安全に抜くためです。
右の画像がそのイメージ。
ナットを緩めたらグイッと手前に引きます。抜けない時は揺すりなども混ぜながら引っ張っていると、いつもなんとかなっちゃっています。
無事ステアリングがはずれれば、このようになります。
ひとつ余談を。
いつもだとエアバックの取り外しに使用しているトルクスドライバー、今回は出番がありませんでした。無くても大丈夫です。
取り外したステアリングから再利用するパーツを取り外します。そして新しいステアリングに移植します。
ネジが意外と固かったり、仕組みを考えながらの作業が続きますが、次はお部屋に戻って作業ができます。肝心なところで集中力が切れない様、休憩も挟みつつ作業を進めたいですね。
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