自動車の評価評論・BMW
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BMW 1シリーズ116i(初代)
試乗レポート「4」

間違いいっぱいの自動車選び。BMW・1シリーズの試乗レポート。

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「車内の装備、ランフラットタイヤ、評価総合」

BMW

  • グレード:“116i標準”
  • 型式:UE16(E87)
  • 年式:2010年
  • 車両価格:299万円
  • デビュー年:2004年10月~
初代1シリーズの内装1初代1シリーズの内装2

116i・モデルコード「E87」BMWの初代1シリーズ、1600ccの116i。末っ子だってBMWらしさ十分!プレミアムというよりスポーティ。10日間試乗してきました。

  1. 116i「1」BMWらしさと内装
  2. 116i「2」エンジンやミッション、ハンドリング
  3. 116i「3」乗り心地や静粛性、装備関係
  4. 116i「4」車内装備や参考データ

タイヤはランフラットタイヤ

タイヤ試乗してまず気になったこと。タイヤが固い!

もしやランフラットタイヤかも...。

ということで、帰宅してラゲッジをごにょごにょすれば、パンク修理キットがない!これはランフラットタイヤだ。

ランフラットタイヤとはパンクしてもそのまま一定距離を走れるタイヤのこと。

乗り心地が固いとかグリップレベルが低いといったデメリットと引き換えに、急なパンクによる事故を減らすことが期待される。

また以前はパンク修理に特別な技術が必要と言われたが、歴史が長くなってきたことで、修理を受け付けるタイヤショップ店舗が増えているらしい。

ゴツゴツする乗り心地はタイヤに起因かな

1シリーズに装着されるタイヤ銘柄は「ピレリ・euFori(ユーフォリア)」

タイヤに触ってみればサイドウォールもトレッドもカチカチ。そんなランフラットタイヤを履いた1シリーズに試乗すれば、やはり荒っぽい乗り心地がたまらない。

乗り心地悪さの半分以上はこのタイヤのせいだと思える。

乗り心地悪くグリップレベル低い

乗り味の他に絶対的なグリップレベルも低い。固いタイヤ+固いサス+ハイグリップでバランスが取れるとすると、明らかにチグハグ。

楽しむにはちょうどいい可能性

しかしこれ、116iに限ってはメリットかも。 通常の市街地走行レベルだと運動性能に問題はなく、スポーティ走行すればエンジンパワーとのバランスがいい。トラクションコントロールが付いている意味がわかる。

豪快なホイールスピンはしないけどオーバーステアが出る(出せる)。あえていえば、タイヤからのインフォメーション少ないのが欠点。

ランフラットタイヤも進化している様子

同じBMWでも2代目1シリーズや3シリーズなど、ブリジストンブランドのランフラットを装着しているモデルもある。こちらはこのタイヤまでは固くない印象。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

車内の装備

日本車と比較してもしなくても、お世辞にも扱いやすい操作系とはいえない各種スイッチ。

それ以外でも妥協されている部分が見受けられるし、また日本車より流石と思える部分もある。1シリーズはBMWの末っ子といっても、BMW流儀を継承。良くも悪くもね。

微妙なカップホルダー(フロント)

カップホルダーフロントカップホルダーは2個あるのに使えるのは事実上の1個。写真みたいな感じでアームレストが邪魔をする。

コーヒーショップのカップ、どうがんばっても2個置くのは厳しい。

微妙なカップホルダー(リア)

カップホルダーリアリアシート用のカップホルダーはご覧の通り。マガジンや車検証を入れるネットがカップホルダーを代用している。

筆者的には思いっきり伸ばすところがパンパンの下着みたいで興奮するw。

電子キーは差し込み式

電子キー最近のBMWはコンフォートアクセスというスマートキー。しかしこの初代116iは、リモコンキー。ロックと解除はボタンで、システムスタートは写真のようにキーを差し込んでプッシュスイッチを押す。

音質を重視したスピーカー配置

スピーカーレイアウトスピーカーの配置は市販状態としてはかなり良好。ミッドレンジのようなフルレンジがかなり高い位置にレイアウトされる。

写真で言うとドアノブの部分。エネルギー損失的にも音像定位的にも悪くない。肝心の音は、う~んドイツのオーディオらしい音。

ボディは厚い?振動減衰??

フロントドア・ドアパネルボディ各部のパネルを叩く。まるで制振材が貼られているよう(ちょっとだけね)。何らかのカタチで振動を減衰しているか、鉄板自体が厚いか、折り目が多いと思われる。

洗車時には大理石に水を掛けているような音がすると思う(大げさ)。

説明書には役立つ運転テクニックが掲載

車検証入れ付属のマニュアルには運転に役立つテクニックが記載されている。例えば、慣らし運転の方法、暖機運転の考え方、燃費効率の良い運転についてがわかりやすく記載される。

ただゆっくり走れっていうんじゃない。メーカーの姿勢が好印象。

参考データ(各部寸法)

手元のメジャーを利用して気になる部分の長さを測ってみました。

各部の寸法

  1. ステアリング直径 35cm
  2. ダッシュボード中央手前からガラスまでの長さ 32cm
  3. Fシート、フロアから座面先端 リフト最大時25cm、リフト最低時22cm
  4. Rシート、フロアからシート座面先端 31センチ シートバック高さ 68cm
  5. センターコンソールまたは左右シート間の距離 23cm
  6. シート座面の長さ F・51.5cm、R・45.5cm
  7. リアシート開口部、座面先端~ドア内張までの最短距離 23cm
  8. 左右ドアミラーいっぱいの長さ 195cm
  9. ラゲッジ寸法 奥行き79cm、幅95cm、入り口最低地上高68.5cm

数値からわかること。Fシートの着座位置は低く、狭いリアシートもシートサイズはでかい。またラゲッジはそんなに狭くなく、一般的な広さがある。

車内スペースとカップホルダー

身長182センチのドライバーがドライビングポジションを取った状態で、リアシート2列目をチェック。

  • 身長172cmの筆者 ・・・ ヒザ前 コブシ 0個 / 頭上 コブシ 1個
  • 身長182cmの男性 ・・・ ヒザ前 コブシ -0.5個 / 頭上 コブシ -0.2個

コブシはマイナス表示。足は食い込み、天上内張は凹みます。

カップホルダーの数

  • フロント 2個(実用できるのは1個) / リア2列目 0個(マガジンネットに挟める)

カップホルダーは事実上1つ。ドライバーの分だけ。ジュースは一口飲んだらラゲッジにポイ!この余裕がプレミアム!私のような庶民なら水筒持参w

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

初代1シリーズのメーター1初代1シリーズのメーター2

BMW116i評価総合

一見ただのコンパクトハッチバック。しかし中身はスポーティな走行性能が重視されたスポーティカー。

そういえばどこかの国産車にもこんなクルマあった。2代目ストリームとか。

エクステリア(フロント)次世代の2代目1シリーズと比較しても、スポーティ感という部分では初代が勝っている。

だから初代1シリーズはファミリーを同乗させるには覚悟がいる。楽しく家族旅行なんて考えると、奥様の器量がものすごく重要になることでしょう。

快適性能は低く、リアシートも狭い。便利装備も貧弱

良い部分はBMWのバッジを始め、BMWらしい内装にハンドリングのキャラクター。アクの強いエクステリアだってクラシカルな高級感と評価できる。具体的には本文参照。

そんな感じだから、300万円からBMWの世界が味わえるというのが一番の長所かな。快適性や同乗者からの評価、ひいては高い所有満足度を求めれば3シリーズを選択した方が正解。

言葉にすると厳しくなっちゃうけど、この価格でBMWの世界観を味わえるってのはすばらしい事。好きな方なら駐車場に停めて置くだけで満足感を得られると思うし、そもそもステップAT+FRのCセグメントハッチというだけで代わりがない

不便な部分は試乗して割り切っていきましょう!

BMW 1series 116i (E87)
BMW
1series 116i
  • 試乗グレード:“標準”
  • ミッション:6AT
  • 年式:2010年
  • 型式:UE16(E87)
  • 価格:299万円
試乗レポ・ライター

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エクステリア(フロント)



給油中のフェーエルキャップは、外して刺すだけ簡単。迷うことナシ。

フロントドア

レビューワー・著者情報

ヒラリー男爵

ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。

経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。

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