間違いいっぱいの自動車選び。2代目ミニのクロスオーバー「ONE・1600cc」。
4ページ目です。
SUVタイプのミニがクロスオーバー。モデルコードは「R60」。内外装も走行感覚も個性の強さが魅力!
個性的なボディデザインをしているクルマは運転しにくい事が多々ある。ミニクロスオーバーはどうだろうかということで、意識的にチェックしてみました。
写真はドライバーからの目線をイメージした左右斜め前方。特別運転しにくそうなところはない。
Aピラーと呼ばれる一番前の柱が、ドライバーに近いところから伸びているのが良さそう。またフロントガラス縦方向は小さく、後付タイプのナビは邪魔そうな感じがしたが、意外と平気だった。
輸入車では純正ナビげージョンがオンダッシュに付く事もあるが、運転しづらいクルマもあれば、けっこう気にならないクルマもある。
ミニクロスオーバーはカタログ上のボディサイズでは、決して”ミニ”とはいえないだけの横幅がある。全幅は1790mm。けっこうデカイのを連想してしまう。
ただ運転した感覚はコンパクトだし、外から見ればBセグとCセグの中間というか、VWゴルフなど小さめなCセグメント車と同じような感じに見える。ボディサイズが大きいのは例えばドアハンドルの盛り上がりだったり、フェンダーの膨らみだったりとちょっとした部分なのだろう。
写真のドアミラー、クーペみたいに内側に付いていて、これはバックで寄せやすいタイプ。
ボディラインに合わせてバックした際、飛び出ているミラーの心配をしなくていい。
国産5ナンバーサイズのクルマだと、ボディラインがノッペリで、ドアミラーが大きく飛び出す。そこでミラーが当たりやすいわけ。ミニクロスオーバーはその逆。
フロントの寄せ、見切りはやりにくかった。ほんとは着座位置が高いと感覚が取りやすい場合が多いんだけど、ここは今ひとつ。
まず着座位置の関係からか低い位置が見えにくい。
つぎにボンネット中央が大きく盛り上がった形状で、ボディ感覚が掴みにくい。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
乗ってわかった、ミニのトリビア的な特徴をいくつか。息抜きコーナーですw
鍵のカタチにびっくり。円+軸って感じで、バシってつかめば完全に円形をしてる。そしてそれを、BMW風に差し込んでエントリー。抜く時はプッシュ。
鍵を差し込む時は当然、真っ直ぐ差し込まなくちゃいけない。だからコツを掴まないと手こずっちゃうかもしれない。
これ、普通のコンパクトカーだったら大きな滅点ポイント。実用車に使いくさはいらないでしょ。ミニだから許される遊び心というか、ファッション性最優先というか、普通じゃない事に意味があると思う。
まるで引っ張ったら飛んじゃいそう、そんな形状をしたレバーの正体は、サイドブレーキレバー。SUVらしさで力強さを狙ったのか?スポーツ走行が考慮されたのか?意図はわかんないけど凄いデザインなのは間違いない。
運転中、つい引きたくなる衝動にご注意下さい!助手席に座っていると不安です。
運転中、助手席の人がふざけて引かないかご注意下さい。悪ふざけされそうで不安です。
冗談だけど、同乗する人によってはホントに不安を感じますw
息抜きにでもぜひw
バッテリーは前。ボンネットを開けて一番室内寄り。カウルトップの下にレイアウトされていた。御存知の通りバッテリーは重い。重量あります。メンテナンス性よりコダワリが重視された流石のデザイン。とうなずきました。
反対側の同じ場所には、多分ブレーキフルード。交換時にはもしかして、カウルトップを外すのかな?非常に気になります。
基本的には停止して「Pレンジ」にすると、オートドアロックは解除されていたように思うんだけど、たまに開かない事があった。助手席に乗った時ね。
で、どうしたら開いたかといえば、ドアノブを2回引いたら開きました。
とっても単純な方法で、誰でも試す方法。これを最初に出したきたメーカーってどこ?開発したのはどこ??
人生のヒント!くらいに素晴らしく感動しました。
ラゲッジスペースの広さは大雑把に、国産Bセグメントの中で広いといわれる車種と同じくらい。内張りは樹脂の部分が多く、カーペット張りと比較すれば実用車的。
形状も左右の内張りで無駄な部分が削られているようで、黒子に徹して欲しいラゲッジルームは実用性重視で好感度高い。
ハッチの開閉など特筆すべき部分は気にならなかった。
一応、オープナー(ハッチを開けるノブ)に関する部分として、オープナーはミニのエンブレムが兼ねている。
初めて知ったら感動する可能性あり。慣れるとちょっと、スパンと戻っちゃうところなんかに嫌な感触を受けるとおもう。余談だがリアカメラがここから出てくるかどうかは、ちょっと気になる所w
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
試乗車のワン・クロスオーバーは288万円。200万円台前半からというハッチバックのミニほどのお得感はないものの、比較しなければ納得プライス。
理由としてはまず、そんなものです。デザインが個性的なだけでも高くなるのに、ミニなら走りも個性的。
最近どの試乗レポートを見ても、良くなったけど高い!と評価されていない?もう当たり前のまとめ方になってるw
ミニクロスオーバーはCセグメントサイズになった。同じような車格感を持つ国産車、250万円を超えるモデルだってある。それでなくてもヴェゼル、ジューク、CX-3けっこう高いよね。個性的なのに納得価格。ミニの特徴。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。