間違いいっぱいの自動車選び。タフト(G)の試乗レビュー。
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ダイハツ・タフト(2024年式LA900S)グレード「G・クロムベンチャー」の試乗レポート。ターボなしNAモデル。
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ダイハツ・タフト、購入の決め手になるほどではないような、乗って感じた小さな長所短所その1。
タフトはグレードG以上で電動パーキングブレーキになります。ここまでは大々的にアピールされていますが、実際試乗すると気になる部分も。
それは、Dレンジにシフトした時、自動で解除してくれません。
いわゆる、オートリリースではないタイプ。PからDに変えたら、パーキングブレーキは手動で下ろします。
ホンダの例からもしかしたら、裏技的な設定で変更できるかもしれません。
悪名高き?ダイハツのワンタッチウインカー。散々言われてるけどタフトはどうだろう?
使ってみると、数日前に乗ったルーミーよりは良いです(ルーミーはトヨタ販売のダイハツ車)。
ダイハツのウインカーが悪いと言われる理由、筆者は節度感だと思う。レバーを動かす時、ワンタッチの位置も通常の位置も、タッチが一緒。
普通は手前は軽く、奥は重く。ルーミー(以前のタントなども)は手前も奥も軽い。それと比較してタフトは、節度感に差がありました。手前はとても軽く、奥は普通に軽く、好ましい軽さです。
一応、試乗したタフトのoddメーターは1000kmだったので、使用頻度によりタッチが変わる可能性もあります。
タフトはバックチャイムとウインカー作動音が同時になります。
わざわざ取り上げてるってことは、鳴らないクルマも多い。なのでタフト、これは嬉しい!
駐車場でよくあるシチュエーション。ハザードを付けて、バックをする。そしてスペースに半分くらい入ったら、ハザードを消す。
それ以外にもスキ見てのUターンなど、ハザード付けてバックする場面はあります。そうしたときに安心です。
エアコン操作パネルは「AUTO」「OFF」が大きくレイアウトされてわかりやすい。
ここと温度調整は完璧。なんだけど、エアコンが希望通りに動いてるかがわかりにくい。
AUTOのスイッチにインジケーターがなく、光るとかはありません。液晶部に小さく、ほんとに小さく、AUTOと表示されるだけです。
「小さな...」or「小さな?」長所短所。薄っぺらい点ではなく、しっかりクルマを見て感じた部分、長年のクルマ好きだから気付いた部分、コメント加えながら15箇所以上、テンポよくまとめています。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ダイハツ・タフト、購入の決め手になるほどではないような、乗って感じた小さな長所短所その2。
テールゲート(ハッチ)の開閉スイッチは中央より右側に寄っていて、開閉スイッチとロックスイッチが別になっています。
さらに特徴として、開閉スイッチとロックスイッチは形状と押し心地が異なります(ロックスイッチは丸く重い)。
ナンバー上には左にバックカメラがあって、中央にはナンバー灯、そして右にテールゲートのスイッチ2個という並びです。
タフトのルーフレールはフラットでボディ直付けの形状をしています。
一見ルーフレールに見えないですが、引っ掛けるための溝が切られているので、キャリアを固定できるはずです。
これが必要以上に目立たず、都会的な印象を受けます。
ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)は、設定にクセあるのでご注意を。
同じグレードGでも、Gはオプション、Gターボは標準装備です。スペック的に全車速対応なので出番は多そうなので欲しいところ。
写真はGターボ。ACCがないGでも、カメラ技術(衝突軽減ブレーキや路外逸脱アラート)は付いていました。ハンドルに介入してくる運転支援もあります。
リアシートのシートベルト警告灯は、オーバーヘッド部、ルームミラーのところにレイアウトされます。
必要なときだけサッと確認できて、リアシートが気になってルームミラー見たついでに、ベルトの状態も確認できる。完璧です。
走り出すとアラートが鳴るので、走る前に確認できるのが、この警告灯の役割です。
収納って便利なだけでなく、クルマ買ったら何に使おうかと考えるのも楽しみ。タフトのフロントアームレストには収納が備わります。
蓋がある収納=生活感を感じさせない=スマートなイメージ。
ペットボトル入れようとすると、サイズが限られます。
であればと小物をいれるのなら、タオルでもなんでもクッション材があると、ノイズ源にならなくていいです。
ハンドリングは上質かつ走りやすく、装備は超充実。価格は高くない。もっと売れてもいいのにねって思っちゃう。
少なくても筆者は欲しいよってくらい、タフトの魅力は高いと思ってる。
じゃあ買わない理由をと考えれば、トルク感の薄い加速とボディデザイン。
普通に考えたらボディデザインなのかな。ハスラー的な親しみやすさが感じられず、フラット感強いボディパネルは無機質。
シンプルなのは都会的とか未来的というイメージに繋がるけど、フロントマスクが人を選びそう。
筆者はデザイナー&イラストレーター的な会社経営をしてる。そしてたまに思うのは「シンプルとデザイン放棄」は紙一重。
タフトはクロムベンチャーという特別仕様車で飾ってきたとはいえ、フロントマスクが立派に作り込まれた軽自動車って多いからね、ここが理由と予想できる。
何が言いたいか?こういうクルマが売れて、こういうクルマが増えて欲しい!
タフトの特徴。単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
まとめとして述べたいのは、特別感という言葉。タフトは実用車的な印象が薄く、ならではの特徴が詰まってる。
サンルーフの魅力を最大限に活かすであろうボディデザインや内装は作り込まれ、アクセル特性やブレーキ特性も丁寧に作られているのは、乗れば容易に想像できます。
それだけにボディデザインも、作り込んだイメージだったらよりピッタリだろうと。あとリアシートの座りにくさは、常用するなら悩むポイントかと。
良し悪し付けられる弱点でいえばこのリアシートくらい。あとは最廉価グレードを除き、装備も充実。そして価格は上級グレードで170万円を切る設定。コスパ的な魅力も高いです。
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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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