間違いいっぱいの自動車選び。タント・ファンクロス試乗レビュー。
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ダイハツ・タント・ファンクロス(2024年式LA650S)グレード「ファンクロス・ターボ」の試乗レポート。
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タント・ファンクロス。乗ってわかった長所短所その1。
見やすい+使いやすい+現代的な、タントのナビ&モニター。すごく良いけどお値段高い。10インチナビ、純正オプションでおよそ40万円!
正確にはドラレコセットが40万円、ドラレコWi-Fiセットが43万円。ナビ更新は5年間。
OPENもしくはDISC EJCTを押すと、モニターが開きます。そしてその奥にはディスクスロットが!
最近はダイハツやスズキを除き、省かれるようになってきたスロット。ダウンロード派には関係ないだろうけど、筆者の周りにはCDやDVD派がいっぱいいます。
ダイハツHPを見ていて思ったのは、タントも2025年モデルからディスクが入らないかもしれません。詳しくは販売店でご確認を。
画面大きいし、余計な演出なく表示される。しかもスイッチが押しやすい位置にある!360度モニターが使いやすいです。
スイッチはステアリング左手側の、親指部分。
必要なときに時間かけず、瞬間的にサッと押せます。
画面の切り替えだから、画面見ながら押せる位置がいい。つまりスイッチは画面に近いほうが良いんだけど、これは最高でしょ!
他車ですと、運転席右下のスイッチパネルにレイアウトされるのが一般的。あとはモニターの隣だったり、ワイパーレバーの先端というクルマもあります。
ターボで加給する空気は温度が低いほうがいい。温度が低いほうが空気密度が上がり、酸素量も増すからね。パワーが出る。
そのためにターボ車にはインタークーラーという部品が装着されます。空気用のラジエター。手で触ってる部分ね。
で、タントファンクロスのターボでは、グリルから上手く空気を導いてます。
空気はグリルの穴から裏側に抜けて、インタークーラーの導風板に導かれる。理にかなった作りです。
じゃあなんで導風板が必要か?ラジエターのフィンの間に空気を通すには、圧力が必要だから。空気に勢いがないとフィンで弾かれちゃって、間を抜けてくれない。
なので、走行中に導いた空気の圧力を逃さないように、導風板で仕切って、インタークーラーで冷やします。
冒頭でも触れた、助手席ドアのイージークローザー。 普通は高級車に装着される装備が、タントファンクロスには装備されます。
これは半ドアまで閉めると、自動でしっかり閉めてくれる機能。ドカンバタンと閉めるより上品に閉まってくれます。大きな音を出したくない場面でも有効です。
ちなみにもっとも安価なタント「L」ですと、スライドドアのイージークローザーが省かれます。スライドドアを勢いよく閉めるのはけっこう怖い。グレードで装備にメリハリあります。
乗って感じた長所短所、前編。小さくも小さくない長所短所を10箇所以上、テンポ良く動画でまとめています。
準備中です。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
タント・ファンクロス。乗ってわかった長所短所その2。
車線逸脱に関するアラートとアシスト。レーンキープに関する機能って、未だ邪魔と感じる場面があります。
コーナーを曲がる時、常に車線中央をキープするように走るのって、不快感が強め。またビックリしちゃうくらいアシストが強いクルマもある。
そもそも運転しやすさって、思い通りに動いてくれるかどうかがポイント。
タントに限らず、これひとつで運転しやすくなったり、しにくくなったり。タントは特に切りたくなる。
場合によってはOFFにしたい。でもタントの場合、OFFにするのがちょっとわかりにくいです。
写真でいうと左上のスイッチ。衝突軽減ブレーキみたいなアイコンのスイッチをワンプッシュすると、レーンキープがOFFになります。
一度OFFにすると、エンジン切ってもメモリーしてくれます。
同じスイッチを長押しすると、別の機能がOFFになります。たぶん衝突軽減ブレーキに関する機能。マークがわかりにくい。
フロント中央のアームレストには、隠れた小物入れが設けられます。何をいれるのか中途半端なサイズだと思っていたけど、小さなペットボトルがぴったりでした。
入れているのはファミリーマートで販売される「ファミボス」。高さが低いペットボトルです。
テールゲート(ハッチゲート)を開けるスイッチは、右によっています。ほんとは中央が直感的にわかりやすいのは事実。
左側にバックカメラ、中央にナンバー灯と思われます。
目印は3つの四角いくぼみ。他メーカーでもこうしたくぼみが設けられ、統一されている様子です。
タント・ファンクロスの特徴。単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部画像は拡大します。
これまで複数台のタントファミリーに乗ってきて、今回ファンクロスで感じた特徴は、これでもかって位に豊富な機能の数々。改めて感じます。
動画撮影していて、終わらないってくらいに特徴やポイントが多すぎ。
もうひとつ。車内スペースを合理的に使う工夫が詰められている。限られたスペースを分け合って必要な場所に割り振る。やはり撮影機材を積んでわかりました。
これだけ機能豊富で、走る部分も安っぽくない。特にハンドルの回し心地は軽自動車らしさが薄く、上級車感覚。
弱点は軽スーパーハイトらしい腰高感は普通にあって、でもそれは競合車も一緒。
価格は競合車より少し安い設定。見栄えの良いナビを選ぶと、ビックリするほど高くなっちゃうから、上手くできてます。
小さな高級車を望むか、賢い構成を望むか、選択できるのが良いです。
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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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