評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。ホンダ・フィットシャトル(GG7)「15X」の試乗レポート。
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エンジンは4気筒1500cc。魔の領域と呼ばせて頂く3000〜4000回転、このあたりでの振動は少なめでさすが。それを除けば普通に実用エンジン。
エンジン音の音質も普通にエンジンといった感じです。
アクセルペダル操作に対するフィーリングは、ホールドモードのないCVTのためよくわからず。燃費良ければいいでしょ、ってな感じですね。
CVTはアクセル開度8割くらいまでは速度に合わせて回転数が変化する、比較的自然なタイプ。
出だしでギクシャクすることもあるけれど、発進からいきなり回転が上がって加速するタイプじゃない。
アクセル開度9割〜全開だと、6000回転付近をキープ。エンジンが持つパワーを最大限に発揮しようとしているのが想像出来る。レッドゾーンは6800回転〜。CVTの変速プログラム、筆者の好きなタイプです。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
試乗時の燃費は、「市街地と信号の少ない山道」を「2:8」の割合で走って13.9km/L。
計測は車載の燃費計。燃費計測に走行した距離は209km。
市街地は渋滞で、無駄を省いて運転しても、7km/L台が表示されていました。都市部を抜け、その後は信号少ない山道を走行。
すると徐々に良い数値に上昇し、13km/L代後半〜14km/L代前半で安定。
走行中、市街地を除き、エコラン関係なしで走ったんだけど、他車を考えると同じような道であと”2キロ”多く走って欲しいなと思いました。
同乗者による手元のストップウォッチで、フィットシャトルの中間加速力を計測しました。
アマチュアレベルの計測なので、正確性に期待しないで下さい。他のタイヤ、他の車種でもテストを行い、データを集めています。
計測条件は大人の男性2人乗車。ガソリン残量は満タン。風はほぼなし。タイヤ空気圧は未チェック。道路は直線。タイヤは「ダンロップ・SPスポーツ2030 185/60/15」。
速度はメーター読み。感想はとくにありません。単純に50km/Lを過ぎれば加速が鈍ります。
市販の騒音計を利用して、ノイズを計測してみました。単位はdB。
騒音計ということで音圧に対して補正が掛かっていますが、人間が感じる不快さとは違います。耳障りな音とか気になりにくい音とか、そういった感覚は含まれていません。
身長172cmの筆者がドライビングポジションを取った状態でリアシートをチェック。
カップホルダーの数
ドライバーそれぞれ体に染みこんだ運転の仕方、いろいろあると思います。クルマもいろいろ。
普通の速度で試乗中、どうも入り口でステアリングを切る量が不足してしまう。切り遅れはしていない、切る量が足りない。もちろんタイヤが滑っている訳じゃない。
どうやら無意識に舵角を読み間違えてしまう。
切り始めのコブシ一個分はフラッとして、そこから先はゆっくり。そんな感じで想像した分ではハンドル回す量が足りていない。
もし同じような事を感じたら、コーナー入り口で少し大きめにハンドルを切ってみて下さい。これで気持ち良く走れます。
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使っていないシートベルトは異音がでにくいようにフローティングされている(赤い矢印分だけスペースがある)。
メーターは自発光タイプ。アクリルはスモーク掛かってはいない。夜間の光り方を見てもムラは気にならず。
液晶表示部がとってつけたように付いているのがタマニキズ。
ボンネット裏は実にシンプルに、遮音材のたぐいは省かれているのだが、フレッシュエア導入のダクトが付いている。これはアイデア賞ですね。
シフトセレクター周辺。注目はローモードが2段階あり、CVTの制御プログラム変更に自由度がある。タコメーターも付いているから視覚的にもわかりやすい。
操作感は渋くてガコガコ動く。
エンジンルーム。眺める部分じゃないけれど、ライバルのフィールダーの方が質感を感じる。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。