間違いいっぱいの自動車選び。ワゴンRスマイルの試乗レポート。
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スズキ・ワゴンRスマイル、グレード:ハイブリッドS(2023年式MX91S)。試乗したのは147万円の中間グレードです。
乗ってわかった小さな長所短所。
標準の状態でスイッチはいろいろ。高機能って感じられます。
運転席右下に収まりきらないスイッチは、運転席左下にレイアウト。一箇所にまとまるより覚えやすいと思います。
さらに目立つ位置に盲蓋が5個(写ってるのは4個)。
写真左:ナビ下、写真右:メーター右。
盲蓋が目立つ位置にあると、寂しい気持ちになるかも。気にしなきゃ良いんだけどね。それかD.I.Y.でスイッチ埋め込む方法もある。
ここはオプション品のスイッチが入る様子。
USBコンセントはセンタークラスター下部に2個備わります。形状はタイプB。
使いやすいと感じた理由は蓋が横に開くこと。
クルマによっては上に開くクルマもあります。低い位置にあって上に開く蓋はめちゃくちゃ使いにくい。
「じゃあ蓋がない方が良いんじゃない?」という疑問は、ホコリに弱いという問題。USBって接触不良でエラーや熱を持ちやすいです。
ドリンクホルダーはインパネ両端に使いやすい固定式タイプが備わります。
丸いペットボトルが安定して置けて、四角い紙パックも問題なく置ける。
そしてここ、1Lの紙パック(牛乳)だって安定して置けそう!
動画「小さな長所短所」で試しています。
ドア側のアームレストは、肘のところがえぐられていて、圧迫感なく腕が置けます。
助手席に座った時も、腕がラクです。
ほんの僅かなところなんだけど、これぞ気配り!
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
ガチライバル!ダイハツ・ムーブキャンバス(2代目)と簡単比較。
キャンバスもスマイルも、ゆったりした乗り心地と動き方は一緒。でも内容が違います。
比較すればキャンバスは質高くしっとりした乗り心地と動き方。ハンドル回し心地も滑らかです。
スマイルはちょっとラフな分、気楽なイメージ。
スマイルは130万円スタート。キャンバスは150万円スタート。
スマイルの方が20万円も安いスターティングプライスは非常に嬉しいポイント。こうしたバリエーションを用意してくれるのはスズキの魅力でしょう。
省かれる装備で主なものは、パワースライドドア、シートリフター、シートヒーター、リモコンキー。
キャンバスとの比較では、装備合わせるとほぼ同価格。
「150万円のS」と「160万円のX」が競合し、スマイルには「130万円のG」、キャンバスには「180万円のターボ」があります。
キャンバスのボディデザインは初代とほとんど変わっていないので、新鮮さという面ではスマイルの方が上とも考えられます。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
乗り心地にはもっとしっとり感が欲しいし、ハンドリングにはもっとカッチリ感が欲しい。
そんな乗り味なんだけどその分、気楽に運転できるという良さがある!
だらんと適当に走れる良さ、特にセカンドカーだとしたら出番増える特徴と思います。
走る部分以外に目を移せば、内装は弾力あるシートが心地よいし、インパネの装飾パネルが立派!
そしてスライドドア軽自動車として最高の燃費性能(2023年)。試乗時に燃費を意識しての走行も行いまして、素晴らしい燃費が表示されました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。