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2013~14ローハイトミニバン比較「4」

当ページは4ページ目です!

ミニバン比較/長所と短所まとめ

コンパクトミニバン比較2013〜2014年版のミニバン比較(ローハイトクラス)。お手頃価格のステーションワゴン的クラスの比較と評価。

当ページでは「長所と短所、評価まとめ」を簡潔に掲載しています。

2013~14ミニバン比較・コンパクト&ローハイトミニバン

「4ページ目・比較まとめ・長所と短所マルとバツ」

  1. 比較評価・基本、ボディ見切り
  2. 内装質感・インパネやシート、室内スペース比較
  3. 走行感覚・運転感覚と乗り心地、静粛性の比較
  4. 今ココ!比較まとめ・長所と短所、マルとバツ

※2014年夏・執筆。 ウィッシュ、ストリーム、アイシス、プレマシー及びラフェスタハイウェイスターをピックアップ。

長所と短所、30秒チェック

ウィッシュ

  • 長所・・・質感高いエクステリア、充実の安全装備。廉価グレードなら割安感ある車両価格。クラス一番と感じるの静粛性の高さ。
  • 短所・・・フラフラ感+反応悪いステアフィールによる直進の走りにくさ。高速域で感じる安っぽいハンドリング。発売時期やグレードにより劣悪な乗り心地。

ストリーム

  • 長所・・・スポーティというよりレベルの高い走行性能は1クラス上。1点豪華主義といえるほど特出。他のホンダ車と比較しても走りやすいし、タイヤ滑る領域でも落ち着いた挙動で同乗者の安心感高し。
  • 短所・・・実用車とは思えぬ快適性の低さ。固い、うるさい、揺すられる。着座姿勢やスペース含めて評価すれば一言。同乗するなら運転してる方が快適。

プレマシー

  • 長所・・・ベースグレードから優れた乗り心地。ゆっくり走るだけなら良好なハンドリング。高回転の一部で響く、ツヤのあるエンジン音。便利な可変シートレイアウト。
  • 短所・・・締まりのないエクステリア。4ATと5ATモデルのもっさり感。逆に良質なれど価格が上がってしまうスカイアクティブグレード。

アイシス

  • 長所・・・Bピラーレススライドドアによる高い利便性。一目瞭然のわかりやすさ。
  • 短所・・・走行に関する部分は様々な部分でウィッシュに劣る。例えば乗り心地、ウィッシュより柔らかめ、かつ荒っぽさも顔を出す。そして一クラス上と被る車両価格。

ラフェスタ・ハイウェイスター

  • 長所・・・エクステリア。プレマシーのあくの強いフロントマスクがわかりやすくスタイリッシュに。内容はプレマシーに準じる乗り心地の良さや6AT選択すれば加減速フィールも良し。
  • 短所・・・車両価格。廉価グレードじゃないから、割高感がある。

比較評価をまとめ

ウィッシュ

ウィッシュ、シンプルな上級指向を感じさせるエクステリアは、厚化粧でないのがポイント。顔面厚化粧でシルエットにすると平凡な自動車、いっぱいある。シルエットってボディを真っ白に塗りつぶした状態ね。

またイニシャル&ランニングコストの安さ。総額190万円で購入出来れば売却価格含め、コストパフォーマンスはとても高い。割安といえばプレマシーがライバルだけど、ウィッシュは売却時に有利。乗り心地でプレマシーに軍配。

内装はチープだけど静粛性はなかなか。安いが魅力かつ、ボディパネルの大きなこのクラスで、オーリスに少し劣るだけなのはサスガの一言。

ストリーム

モデル途中から「RS-Z」というグレードオンリー!これが全て物語る。これ、エンジン除けば正当派スポーティ。なんちゃってじゃないんです。デビュー後8年が経とうとしてる現在、未だにこの魅力は健在。

旧世代的なミッションなど100%走って楽しいモデルじゃないけど、例えば雨の日など、ズルズル滑った時の安定性にはビックリ。接地感高くドライバーが余裕持てるあたりは素晴らしい。

そうじゃなくても、ちょっと走れば素性の良さは感じるし、ドアを締めただけでも質感ある演出。オデッセイより素晴らしい。

一方で、実用車としての魅力は完全に失っちゃってる。同乗者が感じる乗り心地や静粛性、半端ありません。ミニバンルックのスポーティカー。そんな割り切りが素晴らしい。

プレマシー

市街地レベルでの乗り心地は一等賞。人を選ぶエクステリアを除けば、誰にでもオススメしたいクルマ。価格も含めてね、購入したら満足感高いと思う。

欠点は重ったるさ。4WDモデルの車重は実に1580kg。加速感や速度を上げた際のハンドリングに難あり。エンジンは高回転でほんの500回転の間だけ、マツダらしいキラメキを発揮。味わえるシチュエーションはほんのわずか。ご家族やお友達とゆっくりドライブがあってる。

ご予算許せば、新エンジン&6ATの「スカイアクティブ」というグレードがある。2013年に追加ラインナップされたこちら、キャラクターは全然別物。エンジン&ミッションの質感良好。

一方でサスペンションは固めかつ質感低い。乗り心地はいただけないがハンドリングはスルスルと曲がりやすいタイプなので評価は一長一短。

総合バランスはアップし、モノとしての評価は上昇。お値段アップと同乗者に厳しくなった点が厳しい。

どちらを選択するにしても、不安は売却・下取り価格。これを調整するのも値引きの役目。大幅値引きを引き出せたら良い選択肢だと思います。

アイシス

アイシスの魅力はもう単純明快。誰が見てもすぐわかる、Bピラーレススライドドアを採用している事。スライドドアが生きてくるのは、やっぱりこのクラスからだね。

内容的には、ウィッシュと兄弟車っていわれるけど、試乗した感想は初代ウィッシュに似ている。乗り心地は2代目ウィッシュ以上に厳しく、固くはないんだけど足回りのドタバタ感とかものすごい。

ウィッシュの1800ccと車重を比較すれば100kg以上重い。アイシスは1470kg。この車重だともう少ししっとり感を期待してしまうだけに残念。

お値段も車格的にもアイシスの方が上級車的位置づけ。ボディサイズはやや大きく、内外装のデザインは落ち着きあるタイプ。飽きにくさと実用性で選べばこっち。

試乗時の燃費

比較として取り上げたウィッシュ、ストリーム、プレマシー、アイシス。筆者及び試乗スタッフの環境において、この中で燃費が良かったのはウィッシュ

ウィッシュの燃費

エコラン(省燃費運転)を心がけてのドライブではコンパクトカーとそう変わらぬ高燃費をキープ。

車載の燃費計で表示される燃費は、市街地で12〜13km/L、郊外での走行を含めると長い期間、17km/Lあたりが表示された。ウィッシュは長い期間の平均が表示されるタイプ。

この燃費は、瞬間燃費計とニラメッコしつつ走行した時の数値だけど、普通に走っても意外に燃費良いことがわかった。免許取って初めてこの同じウィッシュを所有する女の子、なんと15km/L弱が常時表示されているらしい!

走行パターンは、市街地2割、信号の少ない通勤路8割。月500kmほど走行。先読みなど気にしなくても普通に燃費イイ。

ストリームの燃費

ストリーム、雨の日含む数日間試乗し、燃費を気にしての走行は約600km。この時の燃費は、車載の燃費計で12.4km/L、満タン法で12km/L。普通でしょう。

プレマシーの燃費

一方であまり良くなかったのはプレマシーの2000cc(4WD)。

走行パターンを忘れちゃったいい加減計測だけど、同じような道を走って9km台〜10km。この燃費なら3000ccクラスだって大きく変わらないわけだから、走行距離が多い方はスカイアクティブに期待です。

当ページは4ページ目です。続きのページがあります

  1. ボディサイズや取り回し
  2. 内装質感・車内スペース比較
  3. 走行感覚や乗り心地、静粛性
  4. 当ページ!長所と短所、比較まとめ

意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!

自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

特徴を明確に!写真もできる限り!

評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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