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エラーコード確認と格安イグニッションコイル「2」

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自己検診モードでエラーコード確認

「ヒラリー男爵」がお届けするメンテとカーオーディオコーナー
警告灯から不良パーツを特定して修理。イグニッションコイルを交換します。格安な互換品をネット通販で購入し、使用しました。

06-01メイン06-02s06-03s

メーター内の警告灯から、日産エラーコードを検出。裏モードでトラブル箇所を読み取る動画と、格安品を使用した感想も用意しました。

クルマはこのスカイラインクーペ(CPV35)。

フェアレディZやフーガなど関係が近い車種でも近い部分があると思います。

当記事の著者: / 

3.エラーコードの読み取り

06-14

メーター内に警告灯が付いた場合は、自己検診モードで内容を確認できます。

内容は、ディーラーや修理工場で確認してもらう場合とは異なり、簡易的なものになりますが、大凡の目安が付いている場合は十分でしょう。

3-1.自己検診モードへの入り方

必要なもの:時間(秒)が計れる時計

05-16s05-18s

キースイッチとアクセルペダルを時間で操作して、自己検診モードに入ります。

  1. アクセル全開のままキースイッチをonにする。
  2. 3秒経過直後にアクセル全開にして全閉。続けて5秒以内にアクセル全開〜全閉を5回行う。
    (3秒経ったら、1,2,3,4,5と、ペダルをパタパタと踏む)
  3. 最後の全閉から7秒後にアクセル全開。そのまま10秒間キープ。
  4. エンジン警告灯の点滅が始まったら自己検診モードに突入。
    (アクセルを戻してOK)

3-2.エラーコードの読み取り

05-15エラーコードは4桁です。

この4桁を、警告灯の点滅間隔と回数とから読み取ります。

表示と読み取り方
  • 最初は「長い間隔で点滅」。これが一番左側(千の位)の数値です。
  • 続いて3回「短い間隔で点滅」が繰り返されます。続きの(百の位、十の位、一の位)です。
  • 点滅回数が数値を表します。1〜9回点滅は「1〜9」、10回点滅は「0」です。
エラーコードの例

「長い間隔の点滅10回」、「短い間隔の点滅10回」、「短い間隔の点滅10回」、「短い間隔の点滅10回」の場合。

エラーコードは「0000」です(0000は異常なし)。

3-3.「動画」エラーコード、警告灯の点滅

筆者の場合はエラーコード「0350 点火信号の不具合」でした。

4.日産エラーコード

今回の症状と関連性のありそうなコードを調べました。

  • 0031 フロントO2センサーヒーター信号断線(右バンク)
  • 0032 フロントO2センサーヒーター信号短絡(右バンク)
  • 0037 リアO2センサーヒーター信号断線(右バンク)
  • 0038 リアO2センサーヒーター信号短絡(右バンク)
  • 0051 フロントO2センサーヒーター信号断線(左バンク)
  • 0052 フロントO2センサーヒーター信号短絡(左バンク)
  • 0057 リアO2センサーヒーター信号断線(左バンク)
  • 0058 リアO2センサーヒーター信号短絡(左バンク)
  • 0102 エアフロメーター信号系統
  • 0103 エアフロメーター信号系統
  • 0301 シリンダ1ミスファイヤ検出
  • 0302 シリンダ2ミスファイヤ検出
  • 0303 シリンダ3ミスファイヤ検出
  • 0304 シリンダ4ミスファイヤ検出
  • 0305 シリンダ5ミスファイヤ検出
  • 0306 シリンダ6ミスファイヤ検出
  • 350 点火信号系統
  • 2122 アクセルセンサー1信号(短絡)
  • 2123 アクセルセンサー1信号(断線)
  • 2127 アクセルセンサー2信号(短絡)
  • 2128 アクセルセンサー2信号(断線)
  • 2135 スロットルセンサー信号(不整合)
  • 2138 アクセルセンサー信号(不整合)

筆者が調べていた時に迷ったのが、マーチクラスとは「コードもしくは内容が異なる」可能性がある点です。

ネット検索で出てきた一覧だと、これ絶対違うでしょ!?みたいなこともありました。

次のページは「P3・交換と格安パーツ使用感」

05-07

エンジンの点火系統にエラーという事がわかりました。

すると可能性高いのはプラグかイグニッションコイル。交換作業と中国製パーツの使用感など。

意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!

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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

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評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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