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日産エラーコード確認と格安イグニッションコイル交換「3」

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交換作業と格安な互換品レビュー

「ヒラリー男爵」がお届けするメンテとカーオーディオコーナー
警告灯から不良パーツを特定して修理。イグニッションコイルを交換します。格安な互換品をネット通販で購入し、使用しました。

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メーター内の警告灯から、日産エラーコードを検出。裏モードでトラブル箇所を読み取る動画と、格安品を使用した感想も用意しました。

クルマはこのスカイラインクーペ(CPV35)。

フェアレディZやフーガなど関係が近い車種でも近い部分があると思います。

当記事の著者: / 

5.イグニッションコイルの交換

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トラブルは点火系統とほぼ確定したので、イグニッションコイルを交換します。

スパークプラグの焼け具合を見て、不具合箇所が特定できればそこだけ、それが無理なら全6本を、いわゆる中国産互換パーツに交換します。

5-1.イグニッションコイルにたどり着く

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イグニッションコイルは、このように見える配線類の奥側に付いています。

また、イグニッションコイルを抜いたさらに奥側に、スパークプラグは装着されています。

向かってエンジン前側

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配線を固定しているボルトを外します。

アース線と思われる線は細く切れやすそうなのでご注意下さい。先にこれを固定しているボルトを外してしまうのが良いかも。

向かってエンジン右側

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スロットルボディにつながるエアインテークを外します。

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クランプを緩め、ペンチを使ってブローバイホースも抜きます。

またエアフローセンサーのコネクタも抜きますが、このコネクターはエンジン始動前に忘れずに繋いで下さい

万が一、忘れてエンジン始動してしまうと、ディーラーのお世話になる可能性があります。

向かってエンジン左側

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こちら側は大変です。

何が大変かって、イグニッションコイルにアクセスするのが大変。

配線や配管を避けてスペースを作るだけですが、写真に見える箇所のように、ナットやボルトを落としてしまいそうな場所での作業になります。

5-2.交換とプラグチェック

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写真はイグニッションコイルを外した状態です。

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遊んでいるグレーのコネクタがイグニッションコイルに繋がります。

またイグニッションコイルは頭の部分で1本のボルトによって固定されています。

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イグニッションコイルの交換だけなら、これで付け替えれば完了です。

ついでにプラグの確認や交換をされる場合は、この穴の奥にプラグが固定されています。

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プラグはプラグレンチを使って脱着します。

30cmくらいのエクステンションを使ったと思います。

筆者が気にしている点は、ゴム式ではなくマグネット式を選ぶ事。接続部に不安がある場合はマスキングテープ等できつく調整する事。です。

どちらも、ソケットが残ってしまう事を防ぐためです。締め込んだあと、プラグとソケットの圧着力が増し、残ってしまうことがあります。

6.一緒にできるメンテナンス

年式の古いクルマだと、プラグホールの中にオイルが溜まっている可能性があります。

その場合はキッチンペーパーなどで吸い取ってからプラグを掃除ないし交換されるのがいいと思います。

またスロットルバルブの清掃もできます。

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GT-Rなど特殊なクルマの場合は、グリスを拭き取ってしまうだけでエラーになることもあるそうなので、特にご注意下さい。
そうでない場合は、可動部のグリスを流してしまわないよう、キャブクリーナーを直接吹きかける事は避けて清掃すれば良いと思います。

スロットルバルブのメンテナンスは必須ともいえるものですので、クルマに合わせてディーラー整備士に注意点を確認されるのが良いと思います。

完成と感想

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アクセスの簡単なエンジンと比較すると、V6エンジンはイグニッションコイルにたどり着くまでが大変です。

でもD.I.Y.作業でトラブルは収まりました。かかった金額もメンテナンスや修理としては安価な、15000円くらい。

純正比5分の1程度の価格で直ったのですから、満足度は相当に高いです。

残る不安は耐久性。交換が簡単な場合は、頻繁に交換すれば良いと思います。でも交換に手間がかかるクルマだと、ご利用は計画的にwと思いました。

格安イグニッションコイル、使ってみました!

使用したイグニッションコイルは、中国製の格安パーツと呼ばれるもの。性能が優先されたアフターパーツとは違います。
性能はもちろん、不良品率や耐久性に大きな不安を感じる商品です。

  • メーカー:MOBILETRON(モバイルトロン)
  • 品番:CN-32

06-02sネットで調べても、格安イグニッションコイル全般で、ロクな事が書かれていません。

もうね、問題なければ奇跡というレベル...w これを6気筒分ですから、不良率だって6倍です。

商品到着、梱包にはお金かかってます。ただ、「動かないように衝撃吸収して」という想いは感じられない梱包です。

しかし価格は、1本2000円ちょっと!安いです!

走行インプレッション

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とりあえず走るだけなら問題はなく、まずは一安心。
やりました!ガッツポーズしたい気分ですw

で、価格を無視して性能チェック。私ヒラリー男爵は、どちらかといえば神経質な運転を好みます。

そんな筆者が評価すると、性能は90点。多少の不満が残ります。

  • アイドリングでプラグが劣化したみたいな、小さな失火。
  • 1速1800回転くらいでわずかな引っ掛かり。
  • 2速3速でわずかに負荷をかけた時など、点火の弱さ。一瞬プルンとして加速。

いずれも、純正の良品イグニッションコイルで感じた印象からの比較です。


また耐久性は、1年弱/4000km走行した時点で、不安は感じられません

そして評価で重要なのはコスパ!純正だと6本で7万円。これから6本15000円。差は半端ないほどでかいw

以上の感想から言えることは、例えば乗り換え直前の、「1年使えれば良いんだけど...」という場合や、「走れば細かいことは気にしないよ!」というユーザーは、試してみたら面白いと思います。

意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!

自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

特徴を明確に!写真もできる限り!

評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。

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