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2019コンパクトワゴン&ミニバン比較「1」

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ワゴン&ミニバン/ボディ見切りと車両感覚

2019コンパクトワゴン・ミニバン比較2019年版のハイトワゴンとコンパクトミニバン比較。車両価格が近い4台の比較と評価。

「間違いいっぱいの自動車選び」まとめページです。

2019コンパクト・ワゴン&ミニバン比較

「1ページ目・ボディサイズや取り回し」

  1. 今ここ!ボディサイズや取り回し
  2. 内装・質感と使いやすさ、車内スペース比較
  3. 走行感覚・運転感覚と乗り心地、静粛性
  4. 比較まとめ・長所と短所マルとバツ

※2019年夏・執筆。

「車両価格170万円前後」の「ハイトワゴン・コンパクトミニバン」比較。同世代のソリオは未試乗のため、次回の比較対象に含めたいと思います。

比較対象車はこんな感じ

「車両価格170万円前後」の背が高いクルマから、シエンタ、フリード、ルーミー/タンク、キューブを比較。

シエンタ(170系)G 1500cc
新車価格:約198万円(168万〜)

3列シート&スライドドアのコンパクトミニバン。柔らかい方向で走りやすい味付けが上質感。ボディデザインはアクが強い。

レビュー!:シエンタ試乗レポート

フリード(GB系)G 1500cc
新車価格:約212万円(188万〜)

3列シート&スライドドアのコンパクトミニバン。ノーブルなボディデザインと内装インパネデザインは質感高く非常に立派。

レビュー!:フリード試乗レポート

ルーミー(900系)X-S 1000cc
新車価格:約153万円(150万〜)

2列シート&スライドドア。軽自動車の大王様的存在で、トール、ルーミー/タンク、ジャスティス4兄弟。予想外にドライバー優先の走行感覚。

レビュー!:ルーミー試乗レポート

キューブ(12系)15X 1500cc
新車価格:約178万円(150万〜)

2列シート&スイングドア。個性的かつ嫌味のないボディデザインに惹かれるキューブ。見切りも良好。

レビュー!:キューブ試乗レポート

ボディサイズ比較

モデル・グレード シエンタ フリード ルーミー キューブ
G(ガソリン) G(ガソリン) X-S 15X
全長 4235mm 4265mm 3700mm 3890mm
全幅 1695mm 1695mm 1670mm 1695mm
全高 1675mm 1710mm 1735mm 1650mm
ホイールベース 2750mm 2740mm 2490mm 2530mm
車重 1320kg 1350kg 1070kg 1200kg
タイヤ 185/60R15 185/65R15 165/65R14 175/65R15

※外寸、車重などグレードによる違いやマイナーチェンジで変更される場合があります。

ボディ見切り、車両感覚について

実用性を重視したクルマに期待したい事は、ボディ見切りの良さと車両感覚の取りやすさ。「小さいクルマは運転がラク」というイメージをそのまま具現化できていればベスト。

余計な神経使わず緊張しなければ、それこそが安全につながると信じています。

コンパクトカーでは車体”後方”の感覚はどれも取りやすい。3列シートでもドライバーから後ろは短く、バンパーなども切り詰められている。

またサイドの低い障害物を視認しにくいのも概ね一緒。着座位置が高くガラス位置も高いからドアミラーが重要になる。

違いは、フロントのボディ見切りや車両感覚の取りやすさに差がある。それでもボディが小さい分の余裕から当てにくいというのは共通点。

見切り、ボディ感覚、取り回しを比較

ラインナップした車種で比較

見切りも車両感覚も取りやすいキューブ

4車種の中で圧倒的に優れているのはキューブ。

キューブ視界 Aピラーキューブ視界 左前方

ボンネット先端までスクエアなボディ形状が効いていて、助手席側の先端が視認できる感覚。インパネに変な突起もないから車両感覚が取りやすいのも大きい。

さらに、短く立っているAピラー、ドライバーに近いフロントウインドーなど見切りに関しては長所ばかり。ボディ隅を把握して取り回しできる。
通常走行中の車両感覚も取りやすいから、車線内で自車位置もわかりやすい。

コンパクトクラスでここまで優れている車種は少ないと思えるから貴重です。

若干劣るけど悪くはないルーミー

キューブには劣るけど、まずまず良好なのがルーミー。四角いボディに見えて、いうほど四角いわけじゃないのがキューブとの違い

ルーミー見切り1ルーミー見切り2

ダッシュパネルは遠くまで広く、見切りに関しては劣る要因に。ボンネットも少しは見えるんだけど、キューブと比較すれば異なる

ボディ先端や助手席側の寄せやすさ、タイヤ周辺の位置感覚でキューブみたいにわかりやすくはない。

ルーミーは着座位置が高く、特にインパネから飛び出した着座姿勢。もっと優れているイメージを受けるだけに残念。それでも悪いわけではなく、ヴィッツなど一般的なコンパクトカーよりは見切り・車両感覚は優れていると感じる。

普通なシエンタとフリード

キューブやルーミーにはもう一歩劣るものの、工夫が目立ちベーシックなコンパクトカーよりは優れるシエンタとフリード。

シエンタ見切り1シエンタ見切り2

画像はシエンタ

ミニバンとしてはスッキリしているAピラーで、走行中の斜め前は見やすい(ピラーが邪魔になりにくい)。ドアミラーもフローティングタイプの長所を感じられ、飾りではなく機能している。斜め前の歩行者に対する死角もできにくい様子。

足元の感覚は取りにくく、駐車場から出る時の縁石など気になるし、車両左側を寄せる時も寄せにくい。

フリード見切り1フリード見切り2

画像はフリード

挟路地での助手席側先端は感覚が取りにくく、カンで見切る。壁まで何cm?的な把握は難しい。それでも運転席側はメーターパネルがスッキリしていて、足元の感覚を感じやすい。

シエンタとフリードはメインメーターをハンドルの外側から見るタイプ。インパネ形状の違いからフリードでは特に、通常走行中の開放感高くて視界も広い。

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