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間違いいっぱいの自動車選び。ムーヴ試乗レビュー。
ダイハツ・ムーヴ(2025年式LA850S)ターボなしNAエンジン搭載車です。グレード「X」。
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ムーヴ・グレードX。購入の決め手になるほどではないような、乗って感じた小さな長所短所その1。
昔は腕の置き場に困った軽自動車のリアシート。現在はムーヴに限らず腕を逃がすスペースがあるし、ドリンクを置いても腕を逃がせます。


このスペースが大きく削られていることで、腕の置き場が確保されます。
昔はこのスペースが無くて、その後はドリンク置くと腕のスペースがなくなって、今はドリンクおいて腕も逃がせます。
ただ、シートを前に出すと、ドリンクホルダー自体が使えなくなります。


ホントはスライドドアの内側にドリンクホルダーがあったら嬉しいんだけど、それが難しいのはドアを開けてみるとよくわかる。
スライドドアとボディの隙間はギリギリです。
次点としてシートバックテーブルがあるとドリンク置きやすく、その次にシートバックポケットにドリンク差し込む。
ムーヴはなぜか、シートバックポケットに深さがなくて浅いです。内装の動画で紹介しています。
ムーヴのグレードは4つ。CMその他から売れ筋になりそうなのは150万円のグレード「X」。今回取り上げているグレードです。


そしてこのグレード「X」だと、標準ではUSB端子がつかないそう。珍しいです。
写真でついてるUSB端子は追加分。ナビもしくはディスプレイオーディオをつけることで用意されるみたい。後付ナビをお考えの方は、今一度確認して下さい。
同じく下2つのグレードではメーターが異なり、操作は飛び出る棒で行います。

かっこよく言えばプッシュ式スイッチだけど、、棒と呼ぶほうがわかりやすい。
装備省いて135万円!安価なグレードを用意してくれるメリットは計り知れないものの、これによって150万円のグレードでもこうなっている可能性。
もし135万円のグレードがなければ、上級グレードと統一されたと思います。ただそれを繰り返すと、クルマはどんどん高くなって...。難しいですね。
ダイハツ車はハンドリング良いけど車線逸脱のアシスト/アラートが今ひとつ。筆者以外でも仰られてるレビューワーがいます。
そこでOffへの仕方。わかりにくいので解説します。


使うスイッチは、衝突防止のような絵が書かれたスイッチ。これをワンタッチすることで、車線逸脱に関する機能がOffになります。メーターにオレンジ色でアイコン表示されます。
じゃあこの絵はなんだ?ということですが、長押しすると別の機能がOFFになります。自動ブレーキに関する機能と思われます。
ひとつのスイッチが2つの機能を兼ねていて、復帰も同様に操作します。車線逸脱に関する機能は、エンジン切ってもメモリーされます。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
乗って感じた長所短所。小さくも小さくない長所短所を10箇所以上、テンポ良く動画でまとめています。
準備中です。

ムーヴ・グレードX。購入の決め手になるほどではないような、乗って感じた小さな長所短所その2。
ダイハツでディーラー試乗車をお借りした場合、けっこうな頻度でゴム製のフロアマットが付いています。メリットもあるんだろうけど筆者的にはデメリットが大きいと感じます。

メリットは洗いやすい乾きやすいとか、砂埃(ゴミ)をサッとはたける事、でしょうか。
デメリットは靴底の砂をはらえない。
筆者はクセで、クルマに乗り込むとフロアマットで靴底をスリスリ。砂を落とします。
ペダル踏んでシャリシャリしてると気持ち悪いですし、気になっちゃいます。ペダルが擦れていく原因にも、なるかもしれない。
マイカー用でフロアマット迷っていらっしゃるなら、一般的な生地タイプをおすすめします。
アームレストは最近のダイハツらしいタイプで、中は小物入れになっています。それで中にペットボトルを入れようとすると、ギリギリ入らないことが多い。


正確には、背の低いペットボトルは入るものもあります。でも中を少し改良して、普通にペットボトルが入るようになれば、使い勝手が断然上がると思うんだけどね。
以前は、もっと長さがあって、ペットボトルが入るモデルがあったと思います。
リア窓は6割〜7割しか開きません。これで全開です。


昔はなんでって思ったけど、冷静に考えたらスライドドアの中にはいろいろな機構が詰まってる。
ガラスを収納するスペースがなければ開けられず。というわけですね。ダイハツだとタントも同様。劣ってるわけじゃなくて、大きく開く車種がすごいです。
良いのはAUTOとOFFのスイッチがわかりやすいところ。良くないのはAUTOの表示が小さすぎること。一長一短あります。


ダイハツのこのタイプは、物理スイッチだし操作はわかりやすいし、すごく良いんだけどこれだけね。
表示するスペースが厳しいなら、スイッチにインジケーターがあるだけで全然違うはずです。

ムーヴに乗って感じた特徴。単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部画像は拡大します。
これでもかってくらい便利機能満載のタント、超絶に優しい乗り心地のキャンバス、サンルーフ標準なほどに特別感高いタフト、めちゃくちゃ走りやすいミラトコット。
それらと比較してムーヴは、万能でありつつ「もう一歩」を求めると中途半端でもある。
スライドドアだったら後席の快適性を優先したほうがイメージ通りだし、走り優先だったらシート固くしてクルマとの一体感が欲しい。
現状だと前席での快適性は高く、ステアフィールだって優れるものの、運転に神経使って疲れやすいクルマとも感じられる。
ムーヴの特徴を走行フィールというのなら、前席シートはもうちょっと考えてほしかった!せっかく新設計というのなら、ムーヴの特徴に合わせて欲しかった。まだ新しいクルマだし変化に期待。
「もう一歩」まで求めなければ、万能で多くのユーザーに刺さる。ちょうどいいと感じる方はきっと多い。無駄なスペースが少なく気楽、という感覚は、座ればわかる。
何より新型デビューから数ヶ月。結果として大人気。売れてます。
筆者としてはどこかのタイミングで、バランス変わってくるのかなと予想します。

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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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