間違いいっぱいの自動車選び。CX-30・2023年式(ハイブリッド)の試乗レポ。
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マツダ・CX-30(DM型DMEJ3P・2000ccガソリンMハイブリッド)グレード「e skyactiv G 20S」です。
特別感の塊みたいなCX-30、内装だって溢れるほどの特別感がたまりません。
インパネ〜ドアトリム、さらにセンターコンソールまで色気充分すぎてセクシーな造形で、記憶に残ります。
個性とか斬新とかそうした形状ではなく、あるべき場所にあるべきモノがある、そうした魅力にプラス、特別感と感じられるこだわり。
246万円という普及価格帯のSUVで、特別感が重視されたデザイン。500万円なら特別じゃなきゃ困るけど、普通はなかなか買えない。
この価格で、実用より特別が優先されているのが嬉しい!多分ほかに選択肢。
筆者が思う特別感て、質感とイコールじゃないです。
いってみれば実用性の反対。
実用性を基準にすれば特別感なんて無駄のかたまり。
でも、だからこそ、所有満足度とかニヤリとできるポイントだったりするわけです。
必死に捻出したお金出すなら、特別な方がよいでしょ!?
マツダ3と近い形状ですが、空間的な違いからまた違った印象を受けます。
一緒に映る自分をセクシーに見せてくれる(手だけだけど)、それくらい色気のあるドアトリム。これ絶対、女性を喜ばせられますw
写真左:ドアハンドルのメッキは、その後ろまで優雅に繋がります。
写真右:ドアグリップも美しい曲線を描き、触る方の手を美しく見せてくれるはず。
メッキとかソフトパッドとか光沢パネルが良いんじゃなくて、この使い方が良いと思います。これぞ特別感。
ドアパネル全体を見れば、そこまで特別感を感じません。
でも上の写真のように、乗員の視点から見ると美しい。
あと、ドアスピーカーが好ましい位置にレイアウトされています。これも特別感。続く6ページ目で触れています。
カップホルダーは蓋付き。でもCX-30にとってこんなのは当たり前。抵抗が入って開閉が滑らかです。
蓋なんていらない?そしたら開けておけばいいだけです。
カップホルダーの蓋〜センターコンソール上面の黒い光沢パネルは、作りが凝っています。
縦方向の模様が入って、その上に透明な素材、ポリカーボネート的な素材が重ねられています。
これによって、深みのあるツヤ、もしくは立体感が表現されています。
CX-30にとってソフトパッドなんて当たり前。前後する機構が備わります。
スライドさせる時の感触も引っかかりがなく、スムーズに動きます。
2段式ではないので、後ろに下げると中が見えます。
コンソールボックス内部には5V電源、USBソケットが備わります。
なので下げると中にアクセスできるという方が正解かな。
パカッと開けて閉める時は、抵抗が設けられていて、バタンとは閉まりません。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
包まれ感高い造形は、助手席でも特別感を味わえます。実用といえば開放感だけど、凄いと感じやすいのはこっちでしょう。
基本的には足を伸ばして座る方だけど、高さの調整ができます。
そうです。助手席側にもシートリフターが付いています。
上げれば行儀よく、また手荷物を足元に置けて、下げれば足を伸ばしてゆったり。気分転換にも最適です。
右足つま先の逃げるスペースが欲しいです。ここに逃げが作られてるクルマもあるからね。この奥が空間なら出来そうなものだけど、どうなんでしょ?
膝の当たりそうな部分にはソフトパッドが貼られているから、当たる方でも心地よさそう。
筆者の着座姿勢だと当たらなかったです。
マツダといえばドライビングポジションへのこだわり。ペダルレイアウトが良いだけじゃなくて、雰囲気よく座れます。ここもやっぱり、特別感。
筆者は足から決めます。足を伸ばし、足首と足指をラクに動かせ、体重で踏まない位置にセット。足が近いとブレーキ操作がラフになっちゃう。
通常この位置でハンドルを合わせようとすると、背もたれは起き気味に。するとブレーキングでハンドルに体重が乗りやすく。
CX-30ではテレスコでハンドルがかなり引っ張れるから、好きなポジションで座れます。
敢えていうと、アクセルとブレーキの段差が大きく、両方の妥協点で運転していたけど、踏み間違い考えたら仕方ないのかな。
フロントシート座面は内装で唯一、座り心地にもうちょっと、質感が欲しいと思った部分。
写真左の部分は柔らかく、写真右の部分は固い。
座ると気になるのは境目〜固い部分。2つの尾てい骨がピンポイントで沈んで、沈まない部分に軽い刺激が。
沈まない部分てセクシーな部分。これ以上は言えませぬw
もう少し面で支えてくれたら違うかなと感じた次第。体重や体型次第でもあるよね。太ったかなw
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。