マツダ・メーカー別の特徴と評価、試乗レポート

2023年記事 全6ページ

CX-30(Mハイブリッド)「5」
内装(リアシートとラゲッジ)

間違いいっぱいの自動車選び。CX-30・2023年式(ハイブリッド)の試乗レポ。

5ページ目です。

「ちょっと厳しいリアシート、こんなとこまで質感高いラゲッジ」

マツダ
  • グレード:“e skyactiv G 20S”
  • 年式:2023年式
  • 車両価格:246万円
  • デビュー年:2019年
CX-30内装インパネ1CX-30内装インパネ2

内装:リアシートのスペース

CX-30:リアシート1

CX-30の弱点と思えるのはリアシート。逆にラゲッジは所有満足度が高そうな点が伺えます。

リアシート、優先順位が低そう

ボディ全長に対して狭いリアシート。他の要素が優れるCX-30ですので、優先順位が低いというイメージです。

リアシート1リアシート2

美しいボディデザイン、低く後ろに座るドラポジとオルガン式アクセルペダル、これらが優先事項で、スペースを使用してる感じ。

筆者がドラポジを取ると、シートバックはBピラー付近に。

狭いのは仕方ないとして、圧迫感も強い。乗り降りはしやすいから、お子様なら問題ないかもという印象。

少しでもって、気持ちは感じる

CX-30:リアシート2

狭いのは事実。でも、好感を持てる部分もあります。

リアシート3リアシート4

写真左:センターコンソール後端は、スパッと切り落とされ、見た目より実用性が考えられたと思われます。

写真右:センターアームレストも装備されていました。

乗降性は優れる

CX-30のリアシート、乗り降りはラクです。

リアシート5リアシート6

頭上:低く身をかがめて乗車するクルマと比較すると、ラクです。ドアが小さく、上が絞られているのもいいです。

足元:ステップが高いSUVと比較すると、登るように乗車しなくて良いので、ラクです。

2人のスタッフが座ってみました

身長172cmの筆者

リアシート7リアシート8

筆者がドラポジを取った位置でリアシートに乗り込む。すると、膝前はいうほど狭くはないです。

足元は、フロントシートのシートレール台座が邪魔をし、内側に足を寄せて座るカタチに。こっちの方が気になります。

身長182cmのスタッフ

リアシート9リアシート10

ご覧の通りです。膝前も足元も頭上もギリギリです。

試乗中、彼は1日のほとんどをここですごしまして、降車後も足がだるかった様子です。短時間向けと思われます。

前方の開放感

リアシート11リアシート12

膝前のスペースより重要なのはフロントヘッドレストとの距離。圧迫感や閉塞感に直結します。

シートバックが立ち気味で、座面は低めという関係から、Bセグコンパクト程度の感覚です。

 


内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

内装:ラゲッジスペース

CX-30:ラゲッジスペース

CX-30のラゲッジスペース。広さより立派という満足感。筆者はそんな印象を受けました。

広くはないけど見た目が立派!

スペース的な部分

ラゲッジ奥行きは80cmということで、ミドルクラスとして一般的なサイズ。

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

横幅はサイドがえぐれてないから、少し劣るかもしれない。

でもこれがね、いいのよ〜!

見た目が立派!特別感!

予算やスペースの使い方が、リッチだね〜!と思います!普及価格帯という事を忘れてしまうこんな部分。

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4

写真左:サイドのパネルまでカーペット仕上げ。毛は長そうもしくは密度が高そうで、質感を感じます。

写真右:テールゲート開口部がそのままラゲッジ横幅。つまりボディデザインが重視されたという特別感。

無駄と特別感て紙一重だと思うんだけど、それこそこだわり。実用性だけがクルマの魅力じゃないです。オーナーがこっそり味わえる満足感、素敵じゃないですか。

ハッチ開閉もそこまで重くない

ラゲッジスペース5

「SUV=ハッチが大きい=開閉が重い」となりがちなんだけど、CX-30は大丈夫と思いました。

何が大丈夫って、パワーテールゲートなくても大丈夫かと。
自分だったらいらないよ、っていえるくらいの開閉感です。

ボディ見切りと車両感覚

CX-30:ボディ見切りと車両感覚

概要的な特徴を上げていきます。気になる部分ございましたら、詳細ページをご覧頂ければと思います。

左右Aピラー

一番前の柱=Aピラー。位置は比較的ドライバーに近く、長さは短いです。これによってなのか、右コーナーや右左折時にAピラーが邪魔になりにくいと感じました。

見切り1見切り2

3各窓がないタイプはピラーが邪魔になりにくい確率が高いと思っています。

ドアミラーも後ろよりに感じられるので、ドラポジから全体的に後ろよりというか、後ろ寄りに座る方が運転しやすいと感じました。無理ない範囲でね。

運転席から正面

ドライバー正面〜助手席側斜め前。筆者のドラポジだと、前かがみになるとボンネットが少し見えます

見切り3見切り4

可もなく不可もなくといったところでしょうか。

なんとなくだけど足元の感覚は取りやすかったから、SUVとしては低めに座らせる着座位置が効いているのかも。

助手席側のサイド

脇の低い位置はちょっと見にくいです。感覚が取りにくいというより見えないという印象。

見切り5見切り6

美しくて高級に見えるボディデザインを持つCX-30、ベルトラインとかウエストラインと呼ばれるドアとガラスの境目が高い位置にあります。

車内横幅的にも、覗き込むのも難しい。低い壁との距離感はドアミラーで掴むカタチになると思います。

リアシート快適性

CX-30はスペースや開放感だけでなく、乗り心地に関してもリアシート快適性は低いです(乗降性や静粛性は悪くない)。優先されているのはボディデザインやドライビングポジションでしょう。

リアシートの使用頻度が多そうなら、CX-5、もしくはマツダ3という選択肢があります。

CX-5リアシートマツダ3リアシート

CX-5とマツダ3。CX-5はスペースも快適性も明確に上です。

マツダ3はCX-30よりホイールベースで7cm長く、違いがあります。レッグスペースは同程度、エアコン送風口が省かれていたりしますが、開放感に違いがある印象です。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。

CX-30内装・メーター1CX-30内装・メーター夜間

動画:CX-30長所短所

CX-30に乗って感じた魅力を5選と人を選びそう3選。この動画は「クルマ好きヒラリー」というチャンネルにアップしています。
メインチャンネルより率直な言葉で述べていたり、より突っ込んだ話をしていたりします。こちらも応援いただけましたら幸いです。

CX-30魅力と人を選びそう

マツダ CX-30

マツダ

CX-30 Mハイブリッド

  • 試乗グレード:“e skyactiv G”
  • 年式:2023年
  • ミッション:6AT
  • 型式:DMEJ3P
  • 車両価格:246万円

概要

  • 排気量:2000cc
  • エンジン型式:PE-VPS

その他概要

  • ボディサイズ:4395×1795×1540mm
  • ホイールベース:2655mm
  • 車重:1420kg
  • 発売開始時期:2019年〜
  • 新車価格:239万円〜
試乗レポ・ライター

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