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間違いいっぱいの自動車選び。RAV4試乗レビュー。
トヨタ・RAV4(2024年式MXAA54)ガソリン・グレード「アドベンチャー・4WD」。
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RAV4、アドベンチャー4WDの乗り心地に関して。2名で試乗していますから助手席やリアシートもしっかり感想あります。
試乗は外気温が26〜34度の間で走行。暖かいとタイヤ・ゴム・ダンパーオイルが柔らかい。質感高く感じられる傾向です。
温度による違い、体感できるかはクルマによって様々ですが、RAV4と関係近いハリアーが、7台乗って乗るたびに異なる印象でした。
ちなみに自分のクルマは冬、毎回同じ場所まで走るとサスの動きが良くなります。
先に注釈つけます!ってくらいに快適性が高かった!
逆に快適性で気になる点は、あとのコーナーでまとめます。
サスペンションは質感高いってわけじゃないし、シャシーはカチャッと音を出す場面もあるし、でもトータルで考えると、RAV4って快適性高いよね!といえる乗り心地。
こうして項目別に特徴や印象を語っていると、ネガティブ要素が多く聞こえちゃうけど、トータルとして普通の動きにレベル高い快適性の持ち主。
もちろんタイヤにはしっかり空気入ってます。
タイヤは重い19インチサイズながら、ドカドカしたバタつきを感じません。ゴツゴツもしかり。大きな段差では19インチといっても厚みのあるタイヤが効いているはず。235/55R19というサイズだから、厚みあります。
しっとりまでイメージしちゃうと肩透かしをくらう可能性。でも、苦手と感じる場面がなかったまとまりの良さは、速度を上げるとより感じられました。
4WDで車重は1630kg。伸び側が弱められているであろうサスペンションは、重厚感という表現をするとちょっと薄め。でも車重は乗り心地に効いているはず。
重厚感と気楽さはトレードオフでもあるから、RAV4は使いやすい感覚です。
RAV4は着座位置が高く、ボディ全高も高い(1690mm)。
運転始めた直後こそ、ふわっとした腰高さ、少しのハンドル操作で伸びる感覚があったものの、すぐ慣れました。
それ以外は衝撃少なく、でもふわふわしないフロントシート。
サスペンション前後バランスはフロント硬めのリア柔らかめ。フロントに対してリアがわかりやすく伸び縮みします。
なので、前席に座っていれば上下動(特に沈む方)を感じにくい。
この良さはハンドリングにも現れるし、限界域でもデメリットにもなりうる。でもこれを良いと思っちゃうと、逆ののクルマには乗れなくなる。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
RAV4で凄くいいなと感じたのは、ロードノイズに起因するであろう静粛性の高さ。
静粛性ってノイズの音質的にも種類がある。このRAV4で感じたのは、低音域がよく抑えられた静粛性。それも最もイヤな、タイヤからのゴーゴーとしたノイズが、不快感ない音質になって、ドライバーに届きます。
タイヤの低音域が少ない分、エンジンノイズや排気ノイズの低音域が目立つくらい。
ガソリン車では特に、低速時の最大ノイズはエンジンノイズ。ということもあって今日のRAV4は速度上げての巡航、印象がすごく良かった。
周囲が静かな夜間でも、静粛性高いと感じました。
静かなタイヤって往々にして、ブロックが細かくて柔らかい。ロードノイズってタイヤが路面を叩く音だからね。
試乗した日の気温は26〜34度、気温高ければゴムは柔らかく。また温度変化に強いタイヤがあれば弱いタイヤもある(いわゆるシリカとカーボンの割合)。
ただ、気温高かったといっても夜はずっと26度。年間でこれくらいの時期は長い。
すると、温度の影響ってわけじゃなくて、素のタイヤが良いかクルマが良いのか。タイヤ銘柄はヨコハマ・エイビッド。新車時装着タイヤと思われます。
RAV4の乗り心地・静粛性で気になった部分。どれも大きくではなく少しです。またいずれも他のトヨタ車で感じたことのある部分です。
巡航からアクセルOFFにした直後とか、ザラザラが続く路面で、リアシート足元あたりのブルブル感が気になりました。
周波数によって共振、もしくは弱い場所が振動する感覚です。
よくストロークするリアサスですが、動く時に音が目立つやすい時があります。
サスペンションやアーム類の結合部、ストロークすれば摩擦が生まれる場所も多数。きっと難しいのでしょうね。RAV4に限ったことじゃないです。ただちょっと、目立ちやすいというだけです。
RAV4のリアシート快適性。普通が特徴、もちろん良い意味で!
シートの良し悪しって、サイズ、クッションの質、表地の質、狙った特徴といったあたりが上げられます。
RAV4のリアシートでは、しっかりしたサイズを基本にして、クッションはどこも柔らかい。つまりイヤと感じにくく普通に快適。
この「普通にイイ」というのが実は少なく、人間工学やらなんやらとこだわった挙げ句、人を選ぶシートになっているということは度々感じます。だからこそ、RAV4の普通は重要。
合成革のシート表地は、見た目に安っぽいということはなく、座れば個性が演出されていない座りやすさ。きっと多くの人に受け入れられる。
運転席と比較すればリアシートって、いろんな人を乗せることが多いでしょ。だからこそ汎用性の高さって重要だと思う。
クッション性は座面も背もたれもサポートも柔らかく、表地のたわみが心配になるほど柔らかい。
特に短時間走行で良さを味わえる。乗り心地にも効いていると思います。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部画像は拡大します。
走行フィール、助手席やリアシート同乗での快適性、走るに関する印象をまとめて述べている動画です。
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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
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