間違いいっぱいの自動車選び。カローラツーリング試乗レビュー。マイナーチェンジで登場した1500ccモデル。
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トヨタ・カローラツーリング(2023年式MZEA17)MC後1500ccエンジン搭載車。ガソリンモデルの試乗レポートです。
車両形式は、末尾にWがつくとワゴン、つかないとセダンです。
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カローラツーリングのリアシート。ワゴンボディのイメージから広そうだけど、どちらかといえばフロントシート優先かと。なので過度の期待をしないほうが、印象良いと思います。
ワゴンらしく、ラゲッジはいいです!
リアシート含む内装は、動画をご覧いただくとわかりやすいと思います。
フロントシートが後ろまで大きく下がる作り、着座高も低めで後ろよりに座る作り、こうした事もあってリアシートのスペースはほどほどです。
身長172cmの筆者なら狭いとは感じませんが、足元に荷物置くならもう少しスペースが欲しいところです。
身長182cmの同僚ですと、頭上の余裕は手のひら2枚程度。1日乗っていると苦しそうにしてました。
ワゴンっていうと広そうなイメージありますから、このギャップがね。
フロントシート感の隙間はそこまで広くはなく、シートやヘッドレストが大きいか、シート位置が内寄りかと思われます。
リアサイドウインドーも天地方向に小さめで、上級車感覚の高いボディデザインに効いています。
合わせてワゴンですがリア上部が絞られているので、アシストグリップがある辺りは乗員の頭に近いです。
リアのシートは見かけから想像するよりバケット風。お尻の部分を基準にすれば、サイドの膨らみや太ももの後ろが固いです。
合わせて座面はけっこう前上がり。
座る場所は一箇所、というくらいにスポっと座ります。
座面高がそんなに高くない分は、座面先端を上げ、シートバック角度とのバランスも取られています。
着座姿勢的には悪くないです。でも乗り心地でいうと、座面の硬い部分が目立ってもったいない。ザラザラやゴロゴロとした感覚が強まります。
リアのカップホルダーは、ドアグリップの先にレイアウトされます。
良い位置で使いやすい!
ドリンクホルダーの位置は、普通に座って普通に手を置くと、邪魔にならない位置です。
それでいて、少し手を伸ばせばすぐ取れるから便利。さらに、太めのペットボトルや魔法瓶的な水筒も入りました。
邪魔にならず使いやすくて最高です。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
長い奥行きが確保され、ワゴンボディとしてしっかり考えられたであろうラゲッジスペース。
リア上部は絞られ、リアシート居住性も並だから、活きるのは奥行きとイメージ。セダンやハッチより、優雅なイメージを連想します。ワンちゃんとドライブとかね。
手元の計測で奥行きは、中央部で100cm。幅は開口部で105cm。開口部高さは70cm。トノカバーはありませんでした。
ボディ全長は4495mmとミドルクラスでありつつ、奥行きは1クラス上のSUVと同レベル。
十分な奥行きでありつつ、荷物が奥に転がって取りにくいということがない適度な奥行き。
これ以上の大きな荷物を積載する場合は、リアシートを倒せということですね。
カローラツーリングのリアシートはリモコンでラクラク倒せます。左右のレバーを引くだけ。
快適装備はほどほどに価格を抑える傾向のトヨタ車ですが、こうしたワゴンらしい装備はしっかり!使う使わずに限らず好印象です。
カローラツーリングのテールゲートパネル(ハッチ)は触った感じ樹脂製です。併売されるカローラフィールダーも一緒。
※トヨタHPに樹脂製と明記されていました。
叩けば振動を吸収。ノイズも効果的に減衰してくれるはずです。
またテールゲートの開閉は軽く滑らか。閉めるときもドカッとなりにくいです。スッと閉められます。
通常は鋼板で、トヨタ車やダイハツ車の一部で使われる樹脂パネル。筆者も理想は鋼板+制振材の多量追加だと思う。
弱点かもしれないのが、凹んでしまったときの補修。板金修理は不可能かもしれないし、パテ盛りも限界がある。デントで盛り上げるってどこまでできる?色合わせも難しそう。
ただね、パネル一枚まるごと交換、中古パーツでハッチまるごと交換という修理も行われているから、それなら変わらないかもと思う次第。
カローラツーリングに乗って感じた小さな長所短所をテンポ良くまとめました。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
カローラツーリング乗ってみて印象まとめ。
価格もクラスも、快適性もハンドリングも、多くのユーザーに好まれそうな、まさにカローラ!と思える設定。
最大手トヨタの、販売台数トップをVWゴルフと争うクルマとしてピッタリであろう乗り味。ゴルフもトレンドラインはソフトだからね。
しっかり煮詰められているのでしょうし、3気筒エンジンのネガも相当に消されています。
多くのユーザーに好ましい特性は、特別なクルマ好きには向いていないとも感じます。ハイレベルなのと特性はまた別の話。ステアフィールやダイレクト感を気にされる方よりも、そこを気にしない方に最適な1台だと思いました。
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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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