間違いいっぱいの自動車選び。2020年式プリウス(後期)の試乗レポート。
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トヨタ・プリウス。グレード「S」。4代目ZVW51型、通称50系後期モデルです。
試乗内容は限定的。第一印象重視です。暇つぶし程度にご覧下さいませ。
4代目プリウスの後期モデル、試乗時の燃費です。
最も長い距離で記録が残っているのはこれ(試乗中はリセットを繰り返します)。
距離60km走って燃費23.2km/L。
休日朝の軽い渋滞と、数回以上の全開加速を含みます。時期は11月。弱い暖房を使う時期です。
これ以外、感覚的な部分では燃費30km/Lくらいを表示している時間が長かったです。また停止して撮影を繰り返した時は、燃費20ちょっとまで下がりました。
交通に左右されにくい夜間、燃費を見ながら走行してきました。
試したのは行きをノーマルモード、戻りをエコモードでコース1周。途中でコースを間違えたり、走行中の速度は低めだったり、ゆるい感じの走行でした。
左がノーマルモード、右がエコモード。
走行に一貫性なかったので、約40km走って燃費33km/Lくらいとさせて下さい。
燃費みながら5代目の噂話しながら、走行している最中の動画です。
上の動画では4代目プリウスに乗りながら、5代目の予想をしました。
こっちの動画は5代目に初めて試乗したときの印象を述べています。
幹線道路を巡航していた時には、いつの間にか速度が落ちてきちゃうくらいの特性を感じました。
スロットル特性が、発進時にちょうどよい開き方なので、走行中はゆるいくらいの感覚になります。
またダイレクト感もしくはメリハリという部分。
わずかな加速減速、速度が増しているのか減っているのかを感じにくいので、無意識での速度キープが難しかった。そんな印象も受けました。
アクセルペダルを全開もしくは全開近くに踏んだ時の印象は良かったです。
モーターで加速し始めた直後、エンジンが始動して加速力を増します。この時間が短いので、不快感がありません。
そのまま踏んでいけば、適度な伸び感もあります。
Dレンジで通常走行中、アクセルペダルを離すと、転がっていく感覚が強いです。
最近ではハイブリッド車というと、回生ブレーキと呼ばれる減速力が強まる事が多くなってきましたが、プリウスは普通のCVT車みたいに運転できます。
ブレーキペダルを踏むと、「強調回生ブレーキ」といわれる機構で、充電と減速が行われます。
本来の摩擦ブレーキ(パッドとディスク)は、強いブレーキの時に使用されます。こちらはエネルギーは熱に変わります。
プリウスのドライブモードは3種類+EVモード。基本はノーマル、パワー、エコです。
ドライブモードを切り替えると、中央のモニターに状態が表示されます。文字は大きく、色も彩度が高く刺激的。
スイッチはシフトせくレターの左側に並んでいます。
見づらくてごめんなさい。
3つのドライブモードを試してみての感想。うん、違いがわからない。
全くわからないわけじゃないけど、勘違いかも程度でした。体感的にね。
見えない部分では、バッテリー充放電の制御や、もしかしたらエンジンの使われる回転数や燃調など変わり、優先事項は変わっているはず。
違いが最小限ということは、パワーモードでも燃費は大きく変わらない印象でしたし、エコモードでも乗りにくさは感じませんでした。
今回はメーターとスイッチに関して。
メーターはセンターに、デジタルモニターが2個並んでいます。
左側がマルチインフォメーション、右側が速度計、odd&trip、燃費計です。
操作はステアリングスイッチで行います。
ここで気になるのは、対応するスイッチの位置。
左手側で右側モニターの操作を行い、右手側で左側モニターの操作を行います。これはチグハグ。慣れが必要です。
その他、クルーズコントロールは、従来からのレバー式です。
また運転席右下のスイッチパネルには、ボタンは最小限でした。
たくさんのボタンが並んじゃうよりわかりやすい。
左側のモニターは、各種設定に利用するほか、時計を表示したり、パワーフローを表示したりできます。
またエアコン操作をすると、状態が表示されます。
モニター左右とステアリングスイッチ左右の関係は、シビックに試乗した時に、なるほどねと思いました。
左手側の設定が左側に表示され、右手側は右側に。
初めてでも直感的に使いやすかったです。
4代目プリウス後期モデルの試乗感。単純明快・簡潔に、長所短所をまとめました。
意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
登場から6年超、5代目デビュー直前の今見ても、内外装は個性的!
乗り心地など快適性は、速度が低いほどに快適(意外と貴重です)。
操縦感覚は普通か普通以上にファミリーカー的。ゆったりした乗り心地によく合ってます。
総じて人畜無害じゃつまらない、でもゆったり乗れて燃費も求めたいという方に、ピッタリだと思いました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。