間違いいっぱいの自動車選び。2020年式プリウス(後期)の試乗レポート。
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トヨタ・プリウス。グレード「S」。4代目ZVW51型、通称50系後期モデルです。
試乗内容は限定的。第一印象重視です。暇つぶし程度にご覧下さいませ。
4代目プリウスの後期モデル。わかりやすい部分ではヘッドライト/テールライトが変わり、前期よりわかりやすいデザインに変わっています。
乗ってみれば、低速時の快適性が印象的。
市街地レベルではゴツゴツなど感じることのない乗り心地。そしてそれによくあったハンドリング。
時速50kmくらいまでが快適で得意な領域。気持ち良い揺れ方で、走行中いつの間にかこの速度になってるw
低速時の快適性を優先するなら今でも魅力的だと思いました。
試乗したのは2020年式トヨタ・プリウス。グレード「S」。車両価格は261万円。
オドメーターが示す走行距離は60000km。年式なり以上に進んでいます。
ブカブカな乗り心地を感じるほどではなかったですが、荒れた路面での強いビリビリ感は、走行距離によって多少劣化したような感がありました。
直進性や左右の操舵感では、距離による劣化は感じられませんでした。
エンジンルームは汚かったです(どうでもいいw)
プラットフォームが変わり、走行フィールもウリに登場した4代目。2015年12月のデビュー時は確かに、そのあたりの良さを感じました。
5代目デビュー直前の2022年、後期モデルに試乗すると...。
やっぱり良いよね!でも、何かもう一声欲しい!
このプリウスが劣るってわけじゃなくて、今でもクルマは進化してますし、その方向というのもあります。
記憶からすると、前期モデルより快適性重視に振られた様子。
速度が低ければ低いほど快適と思える乗り心地でした。前期はもうちょっとシャキッとしていた記憶があります。
快適性重視は好ましいです。ただ、強豪ひしめくCセグメントにもなれば、低速時に快適というだけだと微妙に物足りず。
これでも良いんだけど、重要な点は抑えているんだけど、と微妙に歯切れ悪くなっちゃいます。
今見てもオンリーワンとなり得る要素は、内外装。今見ても刺激的です。自分の感覚では古さは感じません。
下の写真は前期。4代目デビュー時に、ディーラーで試乗と撮影をさせてもらった時のもの。
不評だったヘッドライトとテールライト。所有しちゃえば気にならないんだろうけどね。それに、これでまとめたバランスを大幅改良しちゃったら...素人騙しにもなりそうだけど...
なにはともあれマイナーチェンジで形状が大きく変わりました。
個性薄れたかわり、多くの方に好まれそうな形状に。数で勝負の世界ですから、結局これで評価高まった様子です。
斬新で美しいって難しいのが、よく分かります。
内装はここ。
グレードにより艶ありホワイトのセンターコンソールが斬新でした。
後期モデルではブラックがメインと変わりました。
白い内装色自体は、筆者は好み。ただ、差し色的に使われる場合は異なります。
形状とか周囲とのバランスとか、さらに塗装や樹脂の質など、中途半端だったら黒い方が無難的な良さを感じやすい。
「無理やりの個性」「無理やりの色付け」等々。制作物でやりたくなってしまう箇所ですが、チープになりやすいかも。
概要的な特徴を上げていきます。気になる部分ございましたら、詳細ページをご覧頂ければと思います。
低速なら低速なほど快適で、速度が上がるとアラが気になる快適性。
同様に低速時ほど車全体でバランス良好と感じるバランス。
快適性や運転感覚は、2ページ目です。
デビュー時には相当に斬新だったインパネの造形。今見ても刺激的です。
操作系は一世代前のタイプになっちゃったけど、個性は十分。カタチが気に入れば満足感高いと思います。
インパネ〜リアシートの印象。3ページ目です。
試乗時は合わせて100kmちょっと走りました。燃費みながらの走行あれば、興味本位で試しながらの走行もあり。
今や燃費良いクルマはプリウスだけじゃないです。でももちろん、プリウスだって良好でした!
試乗時の燃費と小ネタ的な話題。4ページ目です。
失敗といわれる4代目だけど、どんな感じだったっけ?
走行フィールや内装、大きな声じゃ言えない話など、プリウスの試乗感を動画にまとめました。
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345LN1
エンジンルームにレイアウトされています。
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
エンジン質感 | |
停止時間長く、踏めば反応良く目覚め、音は4気筒。 |
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足回りの質感 | |
MCで柔らかい方向に変わった様子。低速時の快適性が魅力。 |
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内装の質感 | |
白い部分がなくなりアクが取れた。造形は個性的でらしさ満点。 |
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外装の質感 | |
インパネ同様、アクが取れて、適度な個性が良い感じ。 |
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快適性 | |
低速時に良好、速度を上げると静粛性の低さが気になる。 |
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お買い得度 | |
後から出てくる車種の値段考えると、お得感あり。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。