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「元お車整備士」がお届けするカーオーディオとメンテコーナー。
ハロゲンヘッドライトをHIDヘッドライトに交換します。クルマは軽自動車のミラココア。交換の様子と、キット選定、安価なHIDキットのレビューをまとめます。
H4型のハロゲンバルブから、HIDヘッドライトに交換します。ネット通販での価格は3000円台。この低価格で運転しやすい視界を手に入れるため、D.I.Y.で取り付けします。
バッテリーのマイナス端子を外します。機器を痛めたり不意のショートでヒューズを切らしてしまう可能性を減らします。
ヘッドライト裏側から、元々付いているハロゲンのバルブを外します。手順は3ステップ。
ストッパーは円状の金属で、下部がフックで引っかかっています。その部分を押し込んでフックを外す感じです。チカラはそんなにいらないのでコチョコチョやっていると外れます。
このミラココアは裏側から手が入り、スペースもあるので作業は簡単です。クルマによってはバンパーを外したり、タイヤを外したりと工程が増える場合もあります。
外したハロゲンバルブの代わりに、HIDバルブ(バーナー)を取り付けます。
今回のキットは配線が接続された状態でパッケージされていたので、いったん外し、パッキンに線を通します。
バルブ側からパッキンを通すことは難しいので、線のコネクタ側から通して下さい。
HIDバルブを差し込み、ストッパーで固定します。
HIDバルブ裏側から出ているコネクターと、車体側のコネクターを接続します。
ここを繋ぐだけで光ります。バッテリーから電源線を引いてくることも、マイナスをボディに繋ぐ必要もありません。
残るは付属パーツの固定で作業完了です。
実は最も頭を悩ませるポイントで、HIDキットの購入前から悩んでいました。バラストやイグナイターという、交流に変換したり昇圧させる部品です。
最近のキットでは「薄型バラスト」などと書かれていますが、薄いぶんだけサイズがでかい!
どうするか〜??エンジンルーム前で悩むこと10分、今回は手軽にタイラップで固定。ボルトやステーでの固定が理想なのはわかっています。しかし作業日は雨が振ってきそうで時間ギリギリ。手軽な手段をチョイスしました。
タイラップが万が一、伸びたり切れたりしても被害がでなそうな場所を選びました。
また金属ボディのパーツはノイズの原因になることも考えられるため、走行中揺れないように、振動を遮るように、緩衝材なども使って取り付けています。
配線も可能な限り、束ねて固定します。擦れちゃったら不安ですよね。
それからバラストの作動中温度は、夏場のボディ表面くらいと言われていますので、50〜55度くらいでしょうか。
近くのホースが溶けるとか、そこまで熱くはならないと思いますが、両面テープを使用するなら熱に強いタイプでなければ不安です。ボディ用もしくは耐熱と明記されている高価なやつですね。
D.I.Y.ですから楽しみながらの作業が大事!悩んだら、こんなとこに付けてもかっこよさげ!ココアのバッジと交換しちゃいましょっか!w
なんといってもこの商品、なんとかなんとかが彫り込まれています。
なんだっけと調べればトランスフォーマーのサイバトロン!本物そっくりwww
中国製品でしょうが、この勢いこそ国力!かもしれませんね!
こんなところで、多少の危険より勢いこそ大事というのを感じました。みんなして沈むか、いやいやビビらず豪快に生きたいと思います。
作業終了しての感想は、とにかく明るい!びっくりするほどです。
さすが55WタイプのHID。
ヘッドライトの中心部のみ光っていたハロゲンと比較し、レンズ全体が明るく光ります。
試しに自分を照射してみれば、曇りの昼間でもハッキリわかる明るさ。
お腹の部分にしっかり対比が付き、そのコントラストでお腹が出ているような写真が撮れました(ホントはでてませんw)
夜間走行してみると、明るすぎて不安になってしまうほど。
手動調整の光軸を下げたほうが良さげで、それだとハイビームが近くなってしまいますが、でも上に振ると眩しいというジレンマ。
純正HIDは概ね35wタイプです。55wタイプのHIDはビビっていたら使えない明るさという気がしますので、不安なら35wタイプを選んで下さい。それでも55wハロゲンよりは明るいです。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。