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「元お車整備士」がお届けするメンテナンスコーナー。
イグニッションコイルを交換します。クルマは軽自動車のミラココア。
微妙な「息つき段付き」の改善を目指し、イグニッションコイルを交換します。使用するのはネットで販売されている格安品です。
エンジンのイグニッションコイルを交換します。
インターネットで販売されている、格安のイグニッションコイルを使用し、交換します。
価格は純正品の、3分の1から6分の1。
もし寿命が短いとしても、また変えればいいよねと思える価格です。
エンジンの上にレイアウトされている、エアインテークのホースを外します。
ピンをひとつ外すと、サクッと抜けます。
(ピンを外さずに外すと、ピンが吹き飛びますw)
コネクターのツメはカッチリはまっています。
配線の関係からコネクターを抜くのは無理があると思いますが、ツメを緩めておくと、後で簡単です。
ミラココアのコネクターは、マイナスドライバーを間に挟むと、サクッと緩みます。
ラチェットレンチ等でボルトを緩めます。
配線に無理をかけない状態で、コネクターを外します。
どの車種でもここは、ギリギリの長さに調整されていると思いますので、慎重にどうぞ。
真上に抜き取ります。
元に戻して作業完了です。
プラグホールにイグニッションコイルを入れて、コネクターを戻しつつ、配線の位置を確認し、ボルトを締めていきます。
ボルトの位置がしっかりあっていないと、キリキリと音を出すので、一旦外してやり直して下さい。
確認作業はエンジンを始動してみるだけ。通常通りにアイドリングしていれば作業完了です。
交換の効果はバッチリ体感できました!
まず、何の問題もなくエンジンが 始動し、わずかな不安もありません。
そしてテスト走行をしてみると、以下3つの点が良くなっていました。
1番と2番は予想通りの結果です。
3番は原因がわからず気になっていたのですが、同時に改善されて嬉しいです。
「燃料カット中だから点火じゃないよね!?」と思っていたのですが、CVTの場合はそうでもないみたいです。アイドリングの関係かな?
1本2000円程度、3本6000円ほどのお値段で販売されている、格安イグニッションコイル。ネットで簡単に見つかります。
格安ということで純正品じゃないです。
確かに不安はありますが、筆者が使った限り、普通に使えています。
そして交換は簡単です。なので、不具合あったらすぐ元に戻せますし、耐久性が短かったとしても不具合を感じた時点で交換すれば良いと思います。
ミラココアはCVTなので、交換後は調子良く、リフレッシュも体感でき、完璧でした。
でも以前、MT(マニュアルミッション)のスカイラインクーペで使用した時には、わずかな違いを感じました。
症状は2速3速で踏んだ瞬間、ほんの僅かな引っ掛かりを感じました。
結論としては、劣化したイグニッションコイルのメンテナンス交換だったら、格安品で良いと思います。
劣化して抵抗が大きくなったモノよりは新品の良さが味わえます。
一方で、特に不具合は感じられないけれど、リフレッシュしたい!性能回復したい!という場合は、純正品かそれに準じる製品への交換が良いと思います。
ただ、不良品に当たった時の危険性は高いと思われます。
何が起きるかはわかりませんが、昇圧した電気流し、周りを絶縁しているようなパーツ、くらいの認識は必要かと思います。
おすすめしたいのは純正品もしくはそれに準じた商品です。
パーツ品番で検索すれば、不良品率など判断材料が出てくる場合もあります。販売店が使用する海外のネット市場などが引っかかるパーツもあります。
安い商品はなんでも怖いのは事実。タイヤやホイール、電装品、クルマ以外でもいろいろあります。悩ましいところですね。
イグニッションコイルの交換など、後半はメンテナンスの内容です。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。