自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・ダイハツ
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2017年記事 ダイハツ ウェイク
著:桃花&ヒラリー男爵

ウェイク試乗比較「4」

評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。ダイハツ・ウェイク(LA700S)「L SA2」の試乗レポート。

当ページは4ページ目です。

「リアシート&ラゲッジスペース」

ダイハツ
  • グレード:“L SA2”
  • 年式:2017年式
  • 型式:LA700S
  • 車両価格:155万円
  • デビュー年:2014年11月〜
ウェイク・コクピット1ウェイク・コクピット2

ボディ全高も乗り味も、そして価格もハイト軽ワゴンの親分的存在なのが特徴。


  1. 分割 - ウェイク試乗「1」ウェイクの特徴とエンジン質感
  2. 分割 - ウェイク試乗「2」走行感覚と快適性(乗り心地など)
  3. 分割 - ウェイク試乗「3」内装(フロントシート)
  4. ここ - ウェイク試乗「4」リアシート&ラゲッジスペース
  5. 分割 - ウェイク試乗「5」ボディ見切りと比較、評価総合

試乗:内装(リアシート)

ウェイク・ボディサイド

スペース重視系の軽自動車って、そのイメージとは裏腹にリアシートは座りにくく乗り心地悪いのが普通だったりする。とっても意外だろうけどシートアレンジを考えれば仕方ないかもしれない。

ボックスタイプの軽自動車では座り心地良好

リアシート1そこでウェイク!この手の軽自動車としては座りやすい。タントよりシート座面が高めに設定されていて、これが効いている。

タント(日産デイズルークスなども一緒)では、普通にリアシートに座ろうとすると、太ももとシートの間に隙間ができちゃう。詳しくはタントカスタムのページをご覧頂くとして、座りにくいことこの上ない。

ウェイクだって満足できるレベルじゃないけど、比べれば全然違う。

リアシート2リアシート3

写真左はリアシートを最も後ろまでスライドさせた状態

この状態では足を不自然に前に放り出す座り方になってしまう。そこで右の写真のように、ある程度前に出すと座りやすい。正確に言えば、ドライブ中に足の置き場を変える事ができるというか、姿勢を選べるというか。ついでに乗り降りもしやすい。

現状では最良と思える着座感

リアシート4

シート座面が高くなったといっても、一般的な成人男性にはまだ低すぎだろうから、足が短めな筆者でもこのようになった。

かかとは真下ではなく、やや前に出している(足元広さは十分)。

いちおう、膝を直角に曲げて座ることも可能で、その場合は膝後ろあたりまで座面がくる。座面長すぎじゃないかってくらい大きいんだけど、膝の後ろ側にスペースができるから、圧迫感で足が辛いとはならなかった。試乗中は1時間位リアシートでドライブ。ボックスタイプの軽自動車としては座り心地良好だった。

N-BOXリアシート左の画像はN-BOX。N-BOXのリアシートは、足元に自由があり、乗降性も優れている。座っても良いし、無理のない位置に足を置いて乗り降りできる事がスライドドアの魅力を引き立てる。

現在のところリアシートの広さを活かしているのはN-BOXとその仲間たち。

逆にN-BOXではスライド機構が、モデル途中からのオプション装備。通常はスライドしません。


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

リアシート乗り心地

リアシート5

戻ってウェイク。乗り心地はフロントシートと同じ傾向。路面のザラつきや衝撃を感じるほどの段差がなければそれなりの乗り心地が確保されている。

ただリアシートは座面が薄く、また座面のすぐ下に金属にゴツゴツ感を感じる。座って10分でゴツゴツを感じるようになるし、乗り心地だってフロントシートよりはだいぶ劣る。参考までに筆者の体重は62kg。

そしてウェイクの天井が高いメリットをここに発見!フロントウインドを通しての前方が良く見える。リアシートに座っても圧迫感少ないし、もしかしたらクルマ酔いしにくくなる効果があるかもしれないね。

大きなシートバック

シートバック1シートバック2

画像は右がフロントシート、左がリアシート。何を写しているかといえば、シートバックと乗員の肩。ウェイクのシートバックは天地方向のサイズが大きかった
画像ではTシャツの色が変わっているけど、写っているのはどちらも筆者(身長172cm)。

リアシートのシートバックが大きいと、ヘッドレストを伸ばさなくても座れたりする。ミドルクラス以下ではヘッドレストを伸ばさないとマトモに座れない車種が多い。伸ばすの面倒だし降りる時には収納しなくてはいけないしで一苦労。

ウェイクなら、筆者くらいの身長ならヘッドレスト伸ばさなくても、ギリ座れちゃう。少しだけ背中に当たって違和感ある。もう少し身長小さな方なら、普通に座れちゃうと思う。

リアシートで感じるダイハツらしい長所

ドリンクホルダーと腕

画像はリアシートのドリンクホルダー部分。右腕をドリンクホルダー上においている状態。タントでもそうだけどここに腕を逃がせる

これに初めて気がついた時、横幅の狭い軽自動車の欠点を、相当に緩和してくれると思った。今でもほんとそう思う。当然ながらジュースを置いちゃうと腕は乗せられないから、試してみれば逆に有り難みが解るというもの。

腕のやり場に困る軽自動車って昔は当たり前。これだけ人気の今でもやっぱり多い。例えばデイズルークスでも同じ位置にドリンクホルダーがあるのだけれど、こうして腕を逃がすのにはちょっと無理がある。

ラゲッジスペース

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

ラゲッジスペースはフロアがハード系の素材だったりするところに、ウェイクのキャラクターを感じる。カーペットより質感で劣るも気軽に使いやすい。行動的という優れたイメージだって連想させてくれる。

広さ的には1mmでも広くと考えられただろうことが、内装の形状から伝わってくる。基本タントと同形状なようで、ウェイクはよりタイトな形状をしている。

気配りを感じるこんな部分

ラゲッジスペース3

ウェイクのハッチは軽量だから開けるのはラク。一方で閉める時にはチカラが必要

見た目以上にチカラが必要というか、想像を越えていた。誇張しているわけじゃなくて、本当に閉めるのが大変。勢いが付けられないから、半分くらい下ろしてからが大変で、試乗中は雑に放り投げて閉めたつもりで、半ドアになってしまうことが数回あった。

ハッチゲートを支えるダンパーは適度にスムーズ。一番上まで上げた時の最後と、閉める時の最初がスムーズ。

ギスギスしているデイズルークスなどと比較すればスッと伸び切ってくれるし、閉め始めは軽く動き出す。ギシギシグラグラとチープな感触を味わわなくていい。

あとはほんと、ラクに閉められるように工夫してくれれば、より積極的にラゲッジスペースを利用できる。

リアシートのアレンジ

ラゲッジスペース4ラゲッジスペース5

ラゲッジ側からの位置調整も可能なウェイクのリアシート。視覚的にもゴツくてカッコいい。

左の画像は、倒したリアシートバックを、ラゲッジ側から起こすハンドルを握っている。思ったより軽い力で起こせる。
右の画像は、リアシートをスライドさせるレバー。片手でレバーを引いて、もう片手でシート下部を押したらスライドした。こちらはちょっとコツが必要で、使いやすさはまだまだという感じ。

使いにくそうな部分も少しある

ラゲッジスペース6ラゲッジスペース7

ラゲッジ下に位置するラゲッジアンダースペース。ウェイクにも備わっているんだけど、実際に利用するにはちょっと制限がある。

それは、リアシートを最後端まで下げていると、シートが邪魔して開けられず。画像で見る感じでいうと、右側シートくらいは前に出す必要がある。スライド機構で3ノッチくらいかな。
いちおう右の画像のように、引っかかっても手先を入れるくらいは開けることができる。

シート格納の図

ウェイクのみならず同系統の軽自動車ってみんな、凝った機構のリアシートが採用されている。ほんとね、どれくらいのコストがかっているのだろうって心配になっちゃうほど。

スライドして倒れて収納までできたり、N-BOXでは座りやすさとアレンジが両立されていたり。

ただちょっと、複雑すぎやしませんか。ウェイクのリアシート格納方法なんだけど、慣れれば問題ないといっても、たまの使用じゃ慣れにくいかもしれないね

※デイズルークスでリアシートを収納した様子をまとめています

ウェイク・メーターウェイク・インパネ助手席側

なんで?と感じるドアハンドルの位置

スライドドアのハンドル1スライドドアのハンドル2

リアシートスライドドアの開閉に使用するドアハンドルは、なぜか最も前よりにレイアウトされている。何の都合かわからないけど、クルマから降りる時に使いにくい

フロントシートとの隙間に手を入れなきゃいけないから使いにくいんだよね。もし電動スライドドアがなければ閉めるのも大変そう。

他にこんなクルマあったっけ?と考えてみればタントとN-BOXがそうだった。あとは?デイズルークスは?スペーシアは?気にしてなかったのか気にならなかったのか思い出せず。すみません。

画像でのフロントシート位置は、筆者がドラポジを取った状態。身長180cmクラスのドライバーだと、フロントシートは最後端で運転することになったりするから、もっと後ろになり、ここの隙間は狭くなる。

ダイハツ ウェイク

ダイハツ

wake (ウェイク)

  • 年式:2017年式
  • 車両型式:LA700S
  • 試乗グレード:“L SA2”
  • ミッション:CVT
  • 新車価格:155万円
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」と「桃花」がお届けします
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