間違いいっぱいの自動車選び。マツダ3・ファストバックの試乗レポート。
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マツダ3(2021年式BP5P)グレード「15Sツーリング(ファストバック)」です。
購入の決め手になるほどではないような、乗ってわかった小さな長所短所。
メインメーターは液晶表示。だけど、シンプル表示。
マツダ3・15Sツーリングの中央メーターで表示できるのは3種類。写真右の基本表示、燃費計、クルーズコントロールの3種類。
外周のスピードメーターを基本に中央部が変わります。
それ以外の、例えば車両設定などは?というと、マツダコネクトのディスプレイを使って行います。
けっこう細かく多くの設定が可能で、大きな文字で表示され、操作感が心地よいコマンダーを使用して行えます。
助手席足元の外側、左足の部分。
ヒューズボックスと書かれたパネルが!簡単に開けてアクセスできるようなデザインです。
開けてはみませんでしたが、多分これ、開ければヒューズボックスが出てくると思います。
ヒューズが切れやすいから?いやそんなハズは...。
D.I.Y.やメンテナンスが好きな方に合わせて、という想いからかもしれません。
センタークラスター下部に設けられたCD/DVDの挿入口。
最初は、「メモリオーディオの時代だよね?」「CDユーザーは妥協かな?」とか思いました。
ドリンク置いたら、出し入れできなそう。
信号待ちでCD変えたいとか、きっと大慌て。
でも実は、標準的な500mlペットボトルを置いても、CD出し入れできそうでした。ナイスデザインです!
パワーシートじゃないけれど、シート前端を独立して調整できます。ダイヤル式で細かくOK!
シートポジション完璧に決めてこそ、滑らかに運転できるこの感覚。まさに趣味性の極みじゃありません?
適当に座ったら、アクセルもブレーキも馴染みにくいかもしれませんが、ビシッと決まった瞬間、牝馬をモノにした感覚を味わえますw
冗談はさておき、こんな部分にコストをかけるメーカーというのが、嬉しくもあり、ちょっと心配でもあり。すみません要らぬ心配です。
※ツイッターでコメント頂き、このダイヤルの持つ大きな意味を思い出し、追記しました。ありがとうございました。
※当サイトは辛口の試乗評価が特徴です。どうぞご了承くださいませ。
※一部画像はクリックで拡大します。
試乗した「15Sツーリング」というグレードでも、基本装備は充実しています。
ACCはもちろん、ブラインドスポットモニター、後退時左右接近検知など先進装備は2021年現在、ほしいと思うものは大体ついています。
便利装備でも、本革ステアリング、リアシートエアコンダクト、雨滴感知ワイパー、UV/IRカットガラスにニーエアバッグと充実。
最廉価グレード(約220万円)ですと、キーレスとエアコンが変わります。スマートキーとオートエアコンの部分ですね。
こんな感じで、コンパクトカーでは上級装備になるような装備がだいたい付いてます。
コンパクトクラスで上位グレード選んだりオプション盛って高級仕様にすると、価格差はグッと縮まります。
「小さい」という特徴は真似できませんが、そこを重視されなければ、マツダ3のお得感が目立ちます。
マツダ3に試乗して感じた事それは、大きな欠点を感じない事。
同じエンジンのマツダ2と比較して70万円高ですから、当然かも知れませんが、これで当然と言ったら申し訳なさすぎます!
で、思いました!なんでマツダ車はトヨタみたいに売れないんだろう??
気楽さ、開放感、静粛性に乗り味の方向性etc. それにディーラーの数やブランド力。
トヨタしか選べないユーザーも多いでしょうけど、それにしても、です。
現在のマツダは、輸入車みたいな存在かもしれません。
短時間のディーラー試乗では、慣れて良さを感じるにはあまりに短すぎ。
このあたりを営業マンに伝えてみてください。
そして、勇気が必要!?だとしたら、ドン!と背中を押したいです。
基準になるトヨタ車って、短時間で乗りやすさを感じやすいと思うんですね。そんな観点からしても、マツダはもったいなさすぎますとか、思っています。
同じエンジン同じミッションで、スターティングプライスは70万円差。迷っちゃったらどうしよう?みたいな部分を動画にしました。
内容は、特徴、乗り味、価格、装備の違いなど。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
デザインコンシャスとよく言われるマツダ3。
でも自分が思うのは、価格と質感のバランス、個性ある乗り味。こうした部分の魅力。
かっこいいだけならSUVが揃ってます!そうした中でトラディショナルなCセグ、マツダ3が持つ大きな特徴は、こうした部分ではないかと。
価格はCセグコンパクトとしてはちょっとお高め。でも、同価格のSUVやハイブリッドと比較すれば勝る質感。
流行や燃費をそこまで重視されない方に、素晴らしく貴重な選択肢かと思いました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。