間違いいっぱいの自動車選び。マツダ3・ファストバックの試乗レポート。
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マツダ3(2021年式BP5P)グレード「15Sツーリング(ファストバック)」です。
乗り心地は予想通りに硬め。サスペンションはバランス良好。シートなどその他の部分が固く、長時間走行では若さが欲しくなりました。
スプリングとダンパー(ショックアブソーバー)のバランスが良かったです。フワフワしないので車両はグラつきにくく、それでいて動かないというわけでもありません。
このバランスが好印象というか筆者好みでした。
そして、同乗者よりドライバー向けの乗り心地かなと。
加えて、
「トーションビームだから乗り心地悪い?」「いやいやそんな事ないでしょ!」
とも思えました。
ダブルウィッシュボーンだったお父さん(アクセラ)、ガチガチで質感どうこう以前の問題でしたよ〜。
と聞かれれば、質なら問題なし、と思います。短時間なら存分に良さを味わえると思います。硬い方向での良さですね。
でも長時間走行になってくると微妙です。
シート座面の硬さからか、質の問題か、お尻が痛くなってきました。
一日走行するなら、助手席でリラックスできる時間が欲しいところです。
いずれにしても、硬いのは事実なので、乗った瞬間に「乗り心地良いね!」と感じる類ではありません。
路面からの衝撃を受けた後、ブルンブルンとブルブルが残ります。
シャシー、サスペンション周りの構造からでしょうか。ゴムブッシュ関係も硬い気がしますので、その影響かもしれません。
いづれにしても、マツダ2と比較すればこのブルブルは少ないです。兄貴分としてしっかり、レベルの差があります。
※当サイトは辛口の試乗評価が特徴です。どうぞご了承くださいませ。
※一部画像はクリックで拡大します。
静粛性は、エンジンノイズをメインに、ゴーゴーしたノイズもそれなりに入ってきます。18inchタイヤを履いたグレードだからというのも、少しはあるかもしれません。
このあたり、運転している感覚を重視しているであろうマツダ3。
しかも230万円のグレードですから、試乗前はもっとうるさいと想像してましたが、それよりはよかったです。
最も目立つノイズがエンジンノイズでした。
お好きでしたらうるさく感じないと思います。それに余裕のある2000ccエンジンも用意されていますしね。
そんなエンジンノイズも、ボリューム自体は低回転からありますが、音質はマイルドです。
マツダ3のリアシートはフロントシートと同じような快適性が確保されていました。
試乗中、フロントシートとリアシートを行き来しましたが、違和感がありません。
ボディデザイン重視ということで、狭いやら乗り降りしにくいといわれるマツダ3。
ごもっともですがフロントシートと同レベル的な乗り心地/静粛性は、評価されても良いと思います。
スペース的な関係で、フロントシートの方が快適です。そして着座姿勢から、前席優先であろうことは想像できます。
ブレーキフィールはドライバーによっては少し敏感かもしれません。
食いつき良好、一気にゴクンと踏み込むユーザーですと、ギクシャクしやすいと思います。
筆者の場合は、しっかりドラポジをセットするか、遠目にセットして、足首でコントロールするカタチが良かったです。
膝まで使ってのコントロールは向かなそうで、減速も停止もギクシャクしそうでした。悪いということじゃなくて、乗り方次第でという感じですね。他にはどうやっても滑らかに扱えない車もあります。
マツダ3、アメリカでの試乗レポート、評判や売り方、ブランドイメージなど調べてみました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。