間違いいっぱいの自動車選び。スバル・インプレッサ。2015年式を中心にした試乗レポート。
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スバル・インプレッサ(2015年式GP2)グレード「1.6i」です。
初期モデルとは変わりスバルらしさが色濃く。価格上昇も最小限で独自の魅力を持つクルマです。
ラゲッジの広さは常識的。タイヤハウスそのままの形状をした内張がスバルらしいかな。気持ち程度にアンダートレイも用意される。
ハッチドアの開閉。現在のトコロ、ここは大きな長所といえる。軽く開いて軽く閉まる。開く時のスピードだって遅いワケじゃないし、開閉中の感触も悪くない。
また締める時のカチャっという音も、振動がとても制限されている。つまり質感を感じながら開閉が可能。
トヨタのカローラフィールダー、ヴィッツ系になった世代のモデルだけど、あちらはさらに良い。でもこのインプレッサにも合格点を上げたい。やっぱりハッチドアって、開けるのが面倒だったら意味がない。ハッチバックが合理的なんてオオウソになっちゃうよ。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
実害ないけど、どうということもないけど、だけど購入前には知っておきたい細かな部分。
これは助手席前の加飾パネル。一見、反射防止処理のされたシルバーのように感じるけど、実はかなりキラキラと反射する。
昼間に助手席に座れば、よほど目が強い方を除いて気になってしまうと予想。
これはドアミラーに映り込むシルバーの加飾。
この写真を撮影したのは早朝5時。まだ日差しを感じる時間じゃない。にも関わらず、これだけ反射している。実際にはドアミラーの面積半分くらいが、反射で見にくくなる。
実は、インプレッサのドラミラー映り込みは、そこまでの問題じゃありません。なにしろ世の中には、もっと酷いクルマもあります。
写真はホンダの2代目フリード。プッシュスタートスイッチの照明がしっかり写り込んでます。試乗中も慣れてないからとっても気になりました。
さて、これはなんだろう?答えはハンドルとメーターパネルの間の隙間を隠すクロス(布)。ゴムが使われてる事が多い場所。
スバル車を所有された事があればわかるかもしれないが、最初は左の画像のようだった。奧からクロスを引っ張り出すと、隙間隠しの役割をしてくれる。
でもあんまり、見栄えの良いモノじゃない。運転席に乗り込む時、常に視界に入る場所だよ。
ちょっとドキッとしたのがコレ、エンジンフード、平たく言えばボンネット。これを開けた時、この出っ張りが顔に当たりそうになったw
無意識というか勝手な常識というか、エンジンフードを開ける時に顔を避けるなんて、気にするモノじゃないと思ってた。
筆者が浅はかでした。少しは気を付けた方が良いみたいです。
上記3つに比較すれば、これはたいしたことじゃない。基本、気にするほどもないよね。
普通はボルトが隠れるように設計されている。
だけどこんなクルマもたまにある。でもなんていうかさ、塗装が不可能なら黒いメッキがされたボルトを使うとか、少しくらい工夫できそうなものだけどね。
スバルと言えばアイサイト。衝突軽減ブレーキの代名詞的存在でもある。条件があえば緊急時、自動ブレーキを掛けてくれるこの装置、価格が納得できれば欲しいのは間違いないでしょう。
実はオススメできないのはアイサイト搭載グレード。何といっても、アイサイトが搭載されたグレードを選ぶしかない。
低価格グレードに装着できないのは確信犯的な差別。「2000ccエンジン搭載グレード」かつ「4WDモデル」でないと選択できず。価格はおおざっぱに230万円レベル。
必要ならこれを選択するしかないけど、こうしたラインナップを見てるとね、アイサイトは客寄せかって思っちゃう。
また気をつけたいのは、HIDが全グレードオプションな点。別名ディスチャージヘッドライト。明るいヘッドライトは見方によってはアイサイトより重要な安全装備とも言えなくもない。夜間少しでも視界が確保出来れば、ドライバーの疲労も軽減。これが安全に繋がると考える事も出来る。
※2012年にアイサイトを体験させていただいた時の感想。
速度を変えての2パターンにプラスして、同乗者としての体験、そしてエキストラ3人を呼んでの多人数乗車でのパターンを体験。貴重な経験ができました。試乗車はインプレッサの他にレガシィアウトバック。
ちょっと確認事項を多く盛り込み過ぎちゃったんで、全部の感触を覚えてはいません。強く印象に残った点は下記。
こんな感じで概ね予想通り、というか予想以上。とても素晴らしいものでした。
左右のドアミラーに注目していただきたく。なんとなく、普通より後方に付いている感じがしないだろうか?
ドライバーの頭の位置からすると、多少なりとも後ろによった位置に付いていると思われる。最初はAピラー下部の3角窓、開けていて視界がよいと感じた。これならドアからニョッキと伸びるドアミラー形状が生きると。
しかししばらく運転していると、視線移動が大きいように感じてしまった。助手席側のドアミラーは横幅が大きなクルマほどじゃないから特別な問題なし。運転席側のドアミラーを見る時、視線だけではなく首も少し回しているような、そんな感じがした。
これによって死角が増えているか、気にしてみたけど特別死角が大きいといったことはない様子だった。
気のせいだったらごめんなさい。気にならなければ全然OKです。
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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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