間違いいっぱいの自動車選び。VWシロッコ試乗レビュー。スタッフが購入しての長期試乗レポです。
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VWシロッコ。グレードは2000ccターボの「R」。ハッチバックのVW流クーペ。当HPスタッフが購入しての長期試乗レポです。
オンナの女子力は男性が上げる?Hな彼女もツンデレ彼女も男次第??
クルマという彼女も後付パーツで魅力をアップできる”場合も”あります。
実際にはブラシーボな場合も多いし、効果があればバランスを崩すことも多いから難しい。
古くなったお家に突っ張り棒をすると、家はガッチリする?そんなパーツがコレ。ボディ補強パーツです。
複数ラインナップがあり、どうやらtype1が柔らかめ、type2が固めらしい。
宣伝文句があまりに自信たっぷりだから、食費節約して購入してみました。
結果、サスペンションの動きが良くない時のドタバタ感は普通にある。車内キシミ音低減?はぁ〜って感じ。というのが一つの意見というか筆者ヒラリーの意見。ただし頻繁にシロッコを運転しているオーナーのスタッフは効果があったという。
シロッコRはけっこうな価格だし、走行性能を重視したモデルだから、本当に効果的なら最初から立派なパーツが付いているはず。
心象的にこんなちっぽけなパーツをケチるクルマだとは思いたくない。
正確には最初から付いてるんだけどね、こっち(cpm)はアルミニウム/マグネシウム合金だって(苦笑)
多くのFF車、特に大型FF車ではフロアのブルブル感が大きい傾向がある。トヨタや日産の売れ筋モデルとかね。それと比較すればもともと、シロッコのフロアは全然いい。
写真左。純正のパーツ。折り目強く剛性・強度ある。柔らかい方が乗り心地イイって言うのなら、これで十分のハズ。
写真右。後付のパーツ。ブラシーボ効果満点の高価そうな箱。ブランド貴金属みたい。筆者、アクセサリーはブランド品が好きです。でもこれは、見えない部分。
参考までにこれは日産スカイラインクーペのフロア。構造物が多いリアセクションは一見スカスカ。だけど画像黄色線のところに、長く固定箇所も多いブーメラン調の補強ステーが備わる。
試乗した感じは?リア周りの剛性感はかなり高い。そしてわかりやすい剛性感。素性としてFRの方が有利かも。価格は約400万円で6MT。シロッコRより安い。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ナビゲーションは後付タイプに交換可能。エアコン操作も基本、問題なし。バックソナーの操作あたりに小さな問題あり。
ステーやパネルをワンオフ制作しての装着だと、コストは掛かります。購入時はフィッティングキットが見つからなかったから、ワンオフで制作。ナビ1.5台分くらいの予算を考えて下さい。
写真左が隙間有りの状態。写真右がパネルを制作した状態。
フットレストはディーラーで純正オプション品を購入、取り付けてもらいました。アルテッツァのフットレスト、そういやサーキットで壊れました。
シロッコのこれは強く踏ん張っても壊れそうな気配なし。お値段は高く、3万円以上だった覚えがある。その他ベーシックな自己満足系の装飾。
エンジンフードのフックはわかりやすい&手が汚れにくい。頻繁に開ける必要があるって事?
メイク変えて大変身なんてよく聞きます。アダルトビデオのパッケージでは大変身した素敵な女優が拝見できる。好みの差はあれど整形するより簡単に変身。相手に合わせてメイク変えるのが秘訣だとか。
なんのハナシかってタイヤのハナシ。そしてザンゲ。10代の頃は夜もメイク落とさないでっていつも思ってましたゴメンナサイ。
閑話休題。目的にあったタイヤをチョイスすればクルマのキャラクターも大きく変わる。
このシロッコでは2回タイヤを交換している。1回目はコンチネンタルの「スポーツコンタクト3」。通称SC3。この時は本当にシロッコを売却しようと思った。ポンコツ感MAX。シロッコのショックがへたっているように感じたし、最低でもDCCはハード固定でないとまともに走らなかった。そしてスポーツ系タイヤにしてはスキール音が良く出る。
コンチネンタルのタイヤ、ポロxプレミアムコンタクトの時は、横滑り防止装置が介入した際の安定感というか車体とのバランスの良さが感じ取れたが、シロッコは一般道で常にそんな領域で走れるほどレベルは低くない。
2回目はネクソンの「N7000」。インターネットで購入した輸入タイヤ。安いんだけどシロッコにあっている感じで、印象激変!
ステアリング中立付近の手応えが減ったのにも関わらず、真っ直ぐ走る。乗り心地も別物。減速しながらステアリングを切り込む動作をすればブロックのヨジレを感じるが、ブレーキリリースしながら切り込めば無問題。
なぜかこのタイヤで、シロッコの総合的な魅力は大幅アップ。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
高級車のように「涼しい顔して速い」タイプ”ではないけど、「ハードなタイプ」でもないシロッコR。
質感ある日常での乗り心地に、高速時の特別な性能がプラス。
ゆえに普通に走行していれば面白さはわかりにくい。BMWなどと比較すると、特別な魅力が伝わりにくいのがシロッコ。
魅力を感じるのはアグレッシブなコーナー。 電子制御デバイスが活躍し、FR車みたいなコーナーリングで全開時間が長い。こういうのをハンドリングマシンとかいうのだろう。
評価のポイントは車両価格。シロッコRの価格は515万円。大排気量車を狙え、FR車も狙え、まっとうなセダンも狙える。
結論。シロッコは人にお勧めできるようなクルマではありません。自己満足派の変態クルマ。ボディデザインとパフォーマンス、ここに価値を見いだせるかが評価のポイントでしょう。
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タイヤによって印象は全然異なる。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。