間違いいっぱいの自動車選び。VWシロッコ試乗レビュー。スタッフが購入しての長期試乗レポです。
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VWシロッコ。グレードは2000ccターボの「R」。ハッチバックのVW流クーペ。当HPスタッフが購入しての長期試乗レポです。
シロッコR、燃費を気にするようなモデルじゃないけど、それだって悪いよりは良い方が良いよね。
以下、車載の燃費計に表示される燃費。
左・元気よく走った時の燃費。右同じ道をゆっくり走った時の燃費。
加速力=ガソリン燃やせる量?
※燃費は参考値です。シロッコはDCTを採用して効率アップなんていっているけど、思ったほど燃費良くありません。
試乗する前に覚えておきたい、運転席周りのスイッチたち。
欧州車らしく、国産車とはスイッチの並びも操作方法も異なります。試乗されるなら、ある程度わかっているとラクだと思います。それにいろいろ試せるw。
※ヘッドライトのメインスイッチは運転席右下辺り。ロータリースイッチです。基本オートでOK。ノブを押し込めばフォグランプ点灯。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
シロッコRの中間加速力を計測してみました。
計測条件は成人男性2人乗車。ガソリン残量はメーター読み5分の4。風はほぼなし。タイヤ空気圧フロント2.3キロ、リヤ2.3キロ(冷間)。タイヤはネクセンN7000。
外気温が3度と低かったのでタイヤを暖めてから計測(TC介入が多かった為)
速度はメーター読み。早め早めにTCが介入するから、タイヤの状況や路面の状況により加速力は変わります。
DCC(シャシー剛性調整)によっても変化。コンフォートモードまたはスポーツモードで違いがみられます。
タイヤ空気圧で調整しようとすると、車体からエラーの警告が出ます。
参考までにVWポロ(1200ccターボ+7速DSG)のデータも掲載しています。
※TC=トラクションコントロール。タイヤ空気圧の単位は馴染み深い「kgf/cm2」にしています。
変わったVWが欲しいと言うだけなら1400ccエンジンの一般グレードがあるし、こちらは運転がイージードライブ。またシロッコ以外ではVWビートルなんておしゃれなモデルもある。
シロッコRは割高とも思える価格だけど、それは全て優れた走行性能を期待するからこその選択肢。
趣味性の高いクルマだけど、単純な指名買いじゃ選択する楽しみはありません。
同じお金でより優れた選択肢を選べるか?ここが大人と子供の違いじゃないかな。
シロッコRはそこそこの加速性能にハイレベルなコーナーリング性能、一度ワインディングを運転すれば、降りたくない、かもしれないほどの魅力。
しかしそれらは、”FFとしては” という条件付き。”FRのような”とか”4WDのような”という但し書きが常についてくる。
国産車でもコンパクトFFのスポーティカーってビックリするほど高額だったりするから、この価格帯でFFを選択する価値があるのかどうか、この辺を選択基準に入れても面白いと思います。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
好き嫌いの分かれる個性的な部分が多く、なんだかんだでシロッコRを運転すると楽しい。
弱点ないし個性の強い部分は前述のとおり。
では、小さな気になる点は?最大限に気配りがなされる日本車と比較した場合の、ちょっと惜しい部分。
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ヘッドライトにはコーナーリングライトが内蔵。ジワッと付くから違和感がない。ステアに連動するタイプ。
ハッチの開閉はココ。外からはリモコンキーでしか開けられい。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。