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2015年版のコンパクトカー比較。人気の売れ筋、ベーシックグレードの比較と評価。
「間違いいっぱいの自動車選び」まとめページです。ヴィッツ、フィット、マーチ&ノート、デミオ、スイフトをピックアップ。
※2015年春・執筆 ヒラリー男爵
より新しいコンパクト比較があります!
2016〜17コンパクトカー比較(ベーシックグレード)
Bセグメントと呼ばれる「全長3800〜4200mm」クラスから、ヴィッツ、フィット、マーチ&ノート、デミオ、スイフトをピックアップ。
前回からフィットを3代目に更新。デミオはすみません、2014年の旧モデルです。
ヴィッツ(130系)F 1300cc 新車時価格 約150万円
優雅さをウリにしていた先代から端正路線に大変身、キリリとしたエクステリアは正当派コンパクトカーなイメージ。
レビュー!:ヴィッツ1300cc試乗レポート
デミオ(DE系)13C 1300cc 新車時価格 約115万円
デミオのみ前世代モデル。アグレッシブなエクステリア、そして一段低いドラポジは乗用車ライク。運転すれば長所短所はっきりで個性有り。
レビュー!:デミオ1300cc試乗レポート
ノート(12系)X 1200cc 新車時価格 約130万円
同クラスでワンサイズ大きいから立派に見える。ココに着目すればコストパフォーマンスは上々。車内広さと3気筒エンジンが特徴。
レビュー!:ノート試乗レポート
スイフト(72系)XG 1200cc 新車時価格 125万円前後
こんな子供向けスタイルでも中身はコンパクト界きっての上級指向。質感も併せ持っているから凄い実力派タイプ。
レビュー!:スイフト試乗レポート
モデル・グレード | ヴィッツ | フィット | デミオ | スイフト | マーチ | ノート |
---|---|---|---|---|---|---|
1300 F | 1300 G | 13C | XG | 12X | X | |
全長 | 3885mm | 3955mm | 3900mm | 3850mm | 3780mm | 4100mm |
全幅 | 1695mm | 1695mm | 1695mm | 1695mm | 1665mm | 1665mm |
全高 | 1500mm | 1525mm | 1475mm | 1510mm | 1515mm | 1525mm |
ホイールベース | 2510mm | 2530mm | 2490mm | 2430mm | 2450mm | 2600mm |
トレッド(前) | 1485mm | 1490mm | 1475mm | 1490mm | 1470mm | 1480mm |
トレッド(後) | 1470mm | 1480mm | 1465mm | 1495mm | 1475mm | 1485mm |
車重 | 990kg | 970kg | 970kg | 970kg | 950kg | 1040kg |
タイヤ | 165/70R14 | 175/70R14 | 175/65R14 | 175/65R15 | 165/70R14 | 185/70R14 |
※外寸、車重などグレードによる違いやマイナーチェンジで変更される場合があります。
一口にBセグ・コンパクトカーといっても、車種によりけっこうボディサイズが異なります。特にコンパクトなのはマーチとスイフト。逆に大きいのはノート。また室内が広いフィット、外寸は一般的です。
コンパクトカーだからこそ期待したい車両感覚の取りやすさ。ドライバーの体型や慣れによっても差が出る部分なので、当サイトでは男性2名、女性1名による意見を総合してまとめました。
コンパクトカーでは車体後方がわかりやすいのは一緒。ボンネット先端が見えないのと、Aピラーが邪魔なのも一緒。つまり前方と左サイドの感覚が、取りにくい。
だから基本、見切りは悪いと思っていた方がいい。
狭いところでラクというより、適当でも余裕が大きいだけ。ミドルクラス以上のクルマの方がギリギリまで寄りやすいなんて事もよくある。
そんな中で運転しやすいのはデミオ。真正面を除きボディの感覚が取りやすい。
特にボディ左側は寄せやすく、気付いたらドアミラーがギリギリ寄っていてビックリすることもあるほど。
そして道路の中で自車位置がわかりやすい。さらに着座姿勢は普通乗用車の感覚で、ドアミラー視認性もそんなに悪くなく、Aピラーもそんなに邪魔にならない。
もし、運転は苦手だけど狭い場所を走らなきゃならないって方はデミオ!イチオシ!
それ以外の車種ではスイフト、良い方です。Aピラーが立っていてドライバーに近いから、コーナーでも狭い住宅街でもピラーが邪魔になりにくい。
マーチ、昔ながらのコンパクトカーという感じで、まさに等身大。見切りが良いワケじゃないけどクルマが小さく感じる。
フィットやヴィッツ、車幅感覚が取りにくく、ピラーも邪魔。
特にフィット(写真)ではインパネ形状からも感覚の取りにくさを感じる。
ドアミラーとドラポジの関係から、交差点の信号待ちで神経使う場面もしばしば。
3代目になってさらに感覚が取りにくくなった可能性も。一クラス上のような包まれ感はあるんだけどね。
次のページ!2ページ目、室内の質感、車内スペース
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。