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ミラココア・ステアリング交換「3」

当ページは3ページ目です!

シェイクダンパーとハンドルカバーを試す

「元お車整備士」がお届けするメンテナンスコーナー
ステアリングを交換します。クルマは軽自動車のミラココア。同時にステアリングシェイクダンパーとハンドルカバーを試します。交換の様子とテストのレビューをまとめます。

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ステアリング交換と、ステアリングシェイクダンパー、それにハンドルカバーを試します。パーツはムーブのステアリングを購入して、本革ハンドルとシェイクダンパーをゲット。組み合わせ数タイプを試して実験します。

クルマはこのミラココア(L675S)。

他のダイハツ車でも同じように取り付け出来ると思います。

当記事の著者: / 

6.シェイクダンパーの効果を試す

今回の目的はステアリング交換というより、「ミラココアの操縦性・快適性を改善させる」ことなので、いくつか実験してみます。

まずはステアリングシェイクダンパーの効果と、体感できるかという点を試します。

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ミラココアとムーブのステアリングは、同じ構造をしています。

どちらでも問題なく車体に付けられますし、シェイクダンパーも同じものが利用できます。

6-1.重さを増してシミュレーション

効果は非常に分かりづらく限定的なのは経験して、かつメリットもデメリットも考えられるパーツなので、わかりやすい状態にして効果を体に覚えさせようと、方法を考えました。

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その方法とは!じゃじゃーん!重さを増したウェイトをハンドルに取り付け、走行してみることにしました。

ガムテーム(養生テープ)でガッチリ、ウェイトを固定します。ガッチリといってもシェイクダンパーよりは動くはずです。振動衝撃の位相がどの領域で合うかなどはわかりません。打ち消すこともあれば助太刀してしまうこともあるでしょう。

そしてウェイトの重さは...

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実に536グラム!シェイクダンパー(250g前後)の2倍、ずっしりとした重量です。

名前は「ペットボトルシェイクダンパー」。価格は実質無料!取り付けはわずか3分!特許ほしいですw

これだけの重量物、さらにはペットボトルの中で水が移動する設計。きっと変化を体感させてくれます。

6-2.走行テストをしてみます!

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走ったのは、路面がうねっちゃって段差になっている道路、それもアタリが強く連続する道路を選択し、周回しました。

さらに砂利の駐車場、穴だらけの未舗装駐車場なども周回し、ハンドリングでは180度転回など大きな舵角まで試しました。

速度は60km/hまで。それ以上は不安感があり、高速道路に入る勇気はでませんでした。この状態で、ペットボトルを付けて外してまた付けてと3回のチェック。時間にしたら3時間のテストです。

6-3.重量級で変化は?体感できる?

変化は無事に体感できました!

ただしここまでやっても、市街地ではあまり大きな変化はありません。視覚的な事情がなければ、変化に気づかない方も多そうだと感じるくらい。
速度が上がってハンドリングが敏感になったら、変化が大きいのだろうと思いました。

結果のレポートはここから!

小さな変化の内訳は、残念ながらデメリットが目立ちます
ステアリングが落ち着き、路面からの影響を受けにくくなり、その分ダイレクト感は減って操作感はマイルドに。

砂利道や傷んだ舗装では、確かに落ち着きます。予想通りの効果を体感できます。しかしこうした路面は通常、速度を落として走るもの。それもあり効果は、神経集中しているからわかるレベルです。

通常走行で舵角が大きくなると、不安を感じる動きになります。
クルマのハンドルはSATや補陀力という、勝手にハンドルが回ったり保持したりする作りをしていますが、それが弱まりました。

ダイレクト感が下がり、曖昧さが増し、思い通りに走らせにくい。そんな印象が強まります。緊張してしまい、ワインディングへ行くのを断念したほどです。

こうしたテストを行い、体感できる効果は小さくメリット・デメリットがあり、また速度が上がるほどに変化が出やすいという結論に達しました。

6-4.シェイクダンパーを普通に試す

使い慣れたステアリングにシェイクダンパーを取り付け、試します。今度は本物です。

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ネジ2本で固定されているので、外して旧来のステアリングに取り付けます。

作業完了し、最初から付いていたウレタンステアリングに、シェイクダンパーを取り付けた状態です。この状態で走ってみます。

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テストコースは走り慣れたいつもの道。ドライバー変わりながら複数人で試してみます。

結果、プラシーボと感じる以上の効果を体感することは出来ませんでした。

にかしらの変化はあるのでしょうけど、寝てるうちに取り外されていても気が付かない、そんな程度の変化だと思いました。

いちおう筆者はタイヤの温度変化による抵抗、柔軟性を感じますし、少し空気が減っての乗り心地変化にも気になる方です。神経質でいや〜な性格ですねw

このステアリングシェイクダンパーはウィッシュとミラココアで後付し、元から付いているらしい180系クラウンや30系プリウス、さらにはオーリスその他、試乗しています。

また過去には超軽量ステアリングなども使いましたし、重たいハンドルの方が好みですが、今回はこうした結果に。

作業時間と効果を考えると、ノイズが発生する内装に布切れを挟んでノイズ対策とか、そうした作業を行ったほうが、乗り心地が良くなったと感じやすいと思います。変化量も改善効果もです。

7.薄いハンドルカバーを試す

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薄さを特徴にしているハンドルカバーを2種類試しました。

ほんとは付けないのが一番だけど、太くならなければメリットが目立ちます。

なんで細いほうが良いかと言えば、一番は好み。クルマを行きたい方向にガッチリ走らせる走行、つまりサーキット走行でもしなければ、細いほうが繊細にコントロールできると思います。
ハンドルが重たいクルマでタイヤ滑られるんだったら、太い方が良い時もあるんだけどね。

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2種類のハンドルカバーだけど、どんなのかはツイッターに上げています。

ひとつはハセ・プロというメーカーの商品で通販購入、もうひとつはカー用品店で購入した手軽な商品。

写真に写っているのはどっちだったかな。どっちがどっちだか忘れちゃいました。すみません。

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取り付けは固くチカラが必要です。ただ被せるだけですが、きっちりギリギリサイズで入れるのがたいへん。

上手くいかなければ、ハンドル回して入れる場所を上に持ってくるとやりやすいかもしれません。入らない場所を、チカラの入れやすい場所って感じで。

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カバーに期待したいことは、表面グリップ力の向上です。多くのウレタンハンドルって溝が浅く、滑りやすいです。

そうでないクルマもありますが、表面は経年劣化で溝がなくなります。そして弾力もなくなり操作性が悪化します。

適度にグリップ力が強いと、クルマのレスポンスが上がったように感じられます。これが非常に大きな差です。

滑りやすいと最初に握るチカラをまして、次に切り込む事になります。さらにチカラが入れば、繊細な操作がしにくくなります。グリップ力が強ければ、ハンドルを切りたいと思った時に回し始めるので思ったように走りやすいです。

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取り付けてみました。不安だった太さはやっぱり太くなりました。

薄さを特徴にしたハンドルカバーと言っても、やはり太いです。写真でわかるくらいですね。

でもその分、予想していなかったメリットが得られました。エンジン/ボディからの微振動が気になりにくい気がします。勘違いでなければ、振動が多い軽自動車の強い味方です。

作業終了とレポートまとめ

いろいろ試し、楽しい勉強をしてきたという充実感あふれるテストでした。

本革ステアリングは見た目も操作感も立派で、さすが定番だけあるなという感じです。ステアリング表皮がツルツルで滑りやすくなったら、新品に交換するだけで操縦性が改善します。

02-20ステアリングシェイクダンパーは、予想通りというか期待はずれというか。

かすかな期待があったから購入し、試したわけですが、残念ながら悪い予想通りに。

これに関しては様々な疑問が浮かび、全くスッキリしません。なんでトヨタだけコストかけて...などなどいっぱいです。

一つ思った仮説が、グレードごとの差別化に使われているんじゃないかという点。安価な車種では上位グレードだけに装備されますから。でもそれなら、もっと単純なウェイトでも良いわけで。謎は謎のままです。

結局どうしたか?

最終的には、ハンドルカバーを採用しました。極薄より薄いタイプのカバーの方です。ウレタンハンドルにシェイクダンパーを取り付け、カバーを付けた状態です。

これでも太くなり、微妙な操作がやりづらいです。それでも高いグリップ力は魅力ですし、なにより手に伝わる微振動が減少する点が魅力です。総合的に最も快適性を増したと考えるのがハンドルカバーでした。

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