間違いいっぱいの自動車選び。タントカスタムの試乗レポート。
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ダイハツ「タント・LA650S」カスタムRS ターボエンジン搭載車です。
タント・カスタムRS(ターボ)、試乗時の参考燃費です。
約300km試乗し、車載燃費計に表示された燃費は、15.7km/Lでした。
試乗中は大きく変化することなく、だいたいこの燃費が表示されていました。
走行パターンは、わずかな渋滞の市街地が2割、夜間含む田舎道が8割。
いずれもゆっくり丁寧な運転をしていた時間が長いです。
これにプラスして、撮影のためにアイドリングしていた時間が計30分くらいかな。
感想としては、もうちょっと良いと思ったんだけど...という感じです。先代タントカスタム(ターボ)でも同じような道を走行しましたが、もうちょっと良かった印象。
もしかしたら、誤差の多かった車載燃費計が、正確に近づいたという事もあるかもしれません。もしくは、区間の切り方等が変わったとか。
もうひとつ。オドメーターの示す総走行距離が1700kmだったので、5000kmくらいになったら多少良くなる可能性にも、少し期待できます。
トリップメーターのリセットは、メーターパネルから直接出ているスイッチで行います。
最初は、ステアリングスイッチやインパネ周辺を探しちゃったんだけど、ここにありました。
想像するに、ステアリングスイッチがないグレードとの兼ね合いかな?
仕方ないけど、運転席から押すにはちょっと遠いです。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
先代タント(LA600S、カスタムRS・ターボ車)と簡単比較。写真は先代タントです。
先代タントカスタムは、カスタム系らしいオーラが十分でした。エクステリアもインテリアも特別感に溢れ、理屈じゃないよコレが欲しい!と思える素晴らしさ。
古典的というか伝統的というか、メッキxダークカラーのわかりやすい魅力。
割高な車両価格も思わず納得の、質感高いインパネ周辺の内装。ボリューム感や造形含め、わかりやすい魅力。
現行タントは別の路線を歩み始めたようです。
でも比較すると現行は、
「お金かける所、間違ってない?」なんて思っちゃう。
先代タントの、わかりやすい魅力は超絶に素敵。
先代タントのターボ搭載車。
超超マイルドなベーシックグレードから大変身し、ガチガチな足回りが辛すぎました。
もうね、ガタガタブルブルするボディが可愛そうになっちゃいます。
現行タントのターボ搭載車。
Bピラーレスのネガティブ面を感じる部分はわずか。硬めといっても硬すぎず、特にフロントサスペンションの動きには満足。
全く凹凸のない路面では先代に魅力を感じる部分があるものの、総じて現行の方がハイレベル。
走りやすさに関して現行は、レーンキープサポートが超絶に不快です(OFFにすることも可能)。
現行タントカスタムだって惹かれる魅力はあるけれど...オートハイビームとかね。
でもね、わざわざお金出してカスタム選ぶ意味を感じるのは、先代タントカスタム。
現行だったら、ベーシックなタントでいいよね、と思っちゃいます。
大体の商品は、新しいほうが魅力的。でもタントの新旧比較では優劣つけがたし。
無責任ですがお好みで...という感じです!
先代から走行的質感は大幅アップ、カスタムらしさは大幅ダウン。カスタムはタントの上級グレードです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)。
タントカスタムはウインカー音が3種類から選べます。
またメーター内の照明色も3色+OFFが選択可能です。
これに室内でのエンジン音、聞こえ方を動画にしました。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
意味不明な部分はお手数ですが、本文でチェックして下さい。
先代までのタントは、Bピラーレスの長所も短所も理解して...みたいなクルマでした。
購入後に不満を感じるかも、といった不安も付きまといました。特にターボ車で顕著。
現行は超絶進化を果たし、快適性は大幅アップ。大きな不満なくBピラーレスの長所を受けられます。
一方で、カスタムらしさは弱まり、内装質感は下がった気もします。一目惚れ&指名買いだった先代カスタムからすると、積極的にカスタムを選ぶ理由は希薄に。
筆者だったら、ベーシックグレードでいいよね、とか思っちゃう。
「新型が良い」というのは商品の常。そんな中でタントカスタムは、「お金掛ける場所が変わったよね」という印象。先代オーナーが乗り換えるとしたら相当悩んじゃうじゃないかと思いました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。