間違いいっぱいの自動車選び。フィット(4代目)の試乗レポート。
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ホンダ・フィット(4代目GR1)「ベーシック・ガソリンモデル」です。
親しみやすく、ミニバン風というかお部屋的なテイスト漂うフィットの内装。最も大きな点では、フラットで奥行き長いダッシュボード。開放感は相当です。
また差し色はホワイト!想像以上にポップで家具的なイメージ。エアコンのダイヤルスイッチやステアリングなどに取り入れられています。
そして奥行き立体感の出し方はホンダ的なイメージが強いです。これらまとめて、質感というより親しみやすさを感じるデザイン/造形だと思いました。
どの角度から見てもダッシュボードはフラット大面積。ラグジュアリーというかルーミーな印象を受けます。
メーターの高さや助手席前の高さは、適度な高さでバランスされているのでしょう。違和感は感じません。
流行は飛び出したナビなのでしょうけれども、フィットでは安定のインパネ内にデザインされます。心理的な圧迫感がなく、運転の邪魔になりません。
気づきにくいですがナビは中央から左にオフセットしているのかな?
左右対称のようで、左右非対称みたい。
でも試乗中、これが気になることはありませんでした。思うことあったら追記します。
コンソールの上は小物置き。電動パーキングブレーキ(通称:電パ)による効果ですね。
表面には滑り止めが貼られています。
筆者としてはここ、女性用のハンドバッグを置くのに丁度よいかと思いました。
シートに挟まれてるから、吹っ飛びにくいというのも理由です。
フィットの「ベーシック」、エアコンはマニュアルエアコン。ただ、液晶付きです。
センサー等が省かれ、自動で温度調整はしてくれませんが、見た目の質感では寂しい思いをしません。
夜間だってご覧の通り!全然普通で、悪くないです。白い塗装の方が、安っぽい印象を出しているくらい。
ダイヤルを回す質感はちょっとチープ。ガリガリガリって回ります。
良いのは表面が軽くつや消しされている点と、風量を落とさずとも、ボタン一つでOFFにできること。使いやすいです。
直前の風量や温度をメモリーしてくれるかどうかは、温度はメモリーしてくれて風量はリセットされます。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
開放感高いインパネ造形は、助手席でのメリットも大きいです。特殊なAピラーも、助手席でのパッセンジャーこそ最大にメリットを得られるような気がします。
助手席のスペースはそれなりの広さです。身長172cmの筆者で丁度よいくらいのスペース。あんまり期待しちゃうと肩透かしをくらうかも。
リアシートの広さからすると、シートがもう少し後ろまで下がって欲しい気もするけど、センタータンクはリアシート優先ですからね。
構造物が出ているので、シートを後ろに下げると邪魔になります。
大したことない部分だけど、知っておいても良いんじゃないかって部分。
足元に荷物を置いた時には、シート下に転がらないのが長所。ガツンとぶつかる可能性があるのが短所。
2人だともっとを望む助手席スペースも、3人乗車なら評価逆転。リアシートの広さを活かして、他車に差を付けるスペースを使えます。
リアシートが広い=助手席を前に出さなくて良い、ですからね。
リアシート乗員に気遣うあまり、助手席乗員がギリギリの時も。フィットなら気遣い最小限ですみます。
購入の決め手になるほどではないような、乗ってわかった小さな長所短所。
2本スポーツのハンドル。試乗する前は、どうでも良いポイントかと思ってたけど、少し気になる時がありました。
もう、これ見て頂ければわかりますよねw
どっちが上かわかんない〜。完全にわかんないわけじゃないけど、一瞬じゃわからない時がありました。
メーターが隠れる時間は減るけど、一長一短で、デメリットの方が大きい気がします。
シートベルトが引き出しやすい!
ほんとに細かな部分だけど、これは長所です。
フロントシートはリフターの作動量が大きくて、かなり上下します。
例えば、小林可夢偉のF1ポジションくらい下がります!(ハンドルと目線が同じ高さって意味ね)
適切なポジションというのもあるし、気分に合わせて変えられます。
液晶パネルによって表示されるメインメーター。フィットでは照度調整がわかりやすく、操作しやすいです。
大きな物理スイッチが独立して用意されています。
オーナーは一度決めたら変えないかもしれないけれど、複数人で共有する場合は嬉しい気配り。目の強い人、弱い人って差がありますからね。
なお、純正ナビでは連携しているらしく、照度最大にするとナビスイッチの照明が消えるとか関連があるらしいです(未確認)。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
フィットの長所として受け継いだと思える、固定式のカップホルダー。安定していて使いやすいと思います。
穴が空いているだけなんだけどね。でもそれがいい!
凝った構造のカップホルダーもあるけれど、実用性でいったらコレかなと思います。
FITモデル別の違いやマイナーチェンジ
その他の概要はリンク先で掲載中。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。