間違いいっぱいの自動車選び。フィット(2019年式)の試乗レポート。
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ホンダ・フィット(3代目GP5)グレード「ハイブリッド無印」です。
内装は立派で質感高いと思います。特にインパネ、ボリューム感高い造形ですので、加飾の少ないベーシックグレードでもクラス最高を争う質感に感じられます。
ドア内装(ドアトリム)も部品点数多く、シルバーの加飾が入って悪くないです。
今ひとつなのはドアポケットのドリンクホルダー。アームレストの部分が前に伸びているので、ちょっと出し入れがしにくいです。
助手席側はエアコン吹出口の前に、カップホルダーはありません。その代わり中央部に、横並びで2個のドリンクホルダーが用意されます。
助手席前は品のある造形に、クッション性高いソフトパッドが貼られています。
中央部は光沢あるパネルが大きく使用されていて、主張があります。今となっては驚くことありませんが、デビュー当時はなかなかのインパクトでした。
画面の大きな純正ナビだと、十分な質感に感じられます。
左の画像:純正ナビの「RS」
右の画像:後付ナビの「13G」
ハイブリッドモデルだけじゃなくて、ガソリンモデルだって同じ様に質感ある雰囲気です。
筆者的には、これで十分と思えますし、今見ても全然悪いなんて思わないです。
シフトセレクターはハイブリッドらしい先進的なタイプ。
「P」のスイッチが独立していて右上にレイアウト。
セレクターは右上が「R」、右下が「D」、下が「L」。
ロックボタンはなく、ゲート式と同じような感覚で操作できます。
通常走行で迷う時はなかったので、特別扱いにくいとかはなかったと思います。敢えて言えば、「L」から「D」に戻す時、間違ってないかなと慎重になりました。
なおこのグレード(ハイブリッド無印)ですとパドルシフトはないので、任意のギヤに固定・選択することはできません。
必要な時はスポーツモードにしてクルマ任せで走る感じです。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
フィットもこの終盤モデルだと運転席も悪くない。でも特等席は、助手席かリアシート、だと思いました。
広いと言われるフィットだけど、助手席は広くないです。理由はシートが後ろまでスライドしないのと、シート自体もちょっと小さめ。
4代目フィットやシャトルだと、もう少し後ろにスライドできる気がします。
左の画像:4代目フィットの助手席
右の画像:2018年式シャトルの助手席
シート下の構造物が同じ位置だとすると、4代目フィットの進化がわかります。
スライド量が増えたのは少しだけど、この少しの差が大きいです。
あと全てに言えることですが、リアシートが広いので、リアシートに乗員がいても、シートを前に出さなくても座れるところがいいです。
それ考えると、広いとも言えますね!
広いと言われ続けているフィットのリアシート。足元はもちろん、横方向も広さを感じます。着座姿勢だってコンパクトクラスでは最上級です。
拾いは当たり前なので少し突っ込むと、ヘッドレストは伸ばさないと邪魔になります。
また着座位置は外側によっていて、3人がけの意識が強いように感じられます。
ほんとはもう少し内側に座れたら文句ないんですが、そのくらいは仕方なしというところでしょうか。
※写真のクルマは別のフィットです。
短距離だったらフロントシートより快適かもしれないフィットのリアシート。
エンジンノイズが気になりにくいし、意外にも跳ね上がりません。
サスペンションは多数ギスギスするものの、フロントシートより優しいと感じる時もあって、短時間ならリアシートの方が座っていられる感覚です。
乗り降りもリアシートの方がしやすいですしね!
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
4代目が登場後の試乗レポートでしたが、2019年式のフィット3ってなかなか魅力的!
メカオタク的に凝ったハイブリッドシステムを始め、走りにくさを感じないハンドリングと乗り心地、さらには主張の強いボディデザイン。
ベーシックカーでありつつ攻めたクルマ、気合に熱意にという印象。
逆にいえばフィット4が緩すぎるわけでもございますが、結果、先進装備に惹かれなければ、こっちでも良いんじゃない?と思いました。
4代目は繋ぎといわれないように、攻めたテコ入れしてくれたら嬉しいですね!
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。