間違いいっぱいの自動車選び。N-BOXの試乗レポート。
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ホンダ「2代目N-BOX・型式JF3」、グレード「G・L」2018年式。NAエンジン搭載車です。
便利!エンジン立派!に加えて、乗り心地も良いN-BOX(NAエンジン搭載車)。特にフロントシートは柔らかく質感も高い乗り心地です。
ちょっと辛口にみても、乗り心地良好!
質の良いサスペンションダンパーで動きは滑らか。絶対的にも柔らかいので、乗り心地は良好。
路面の凹凸がイヤじゃなくなるような、そんな衝撃吸収性が高いです。
素晴らしいエンジンやエンジンマウントに隠れちゃってるけど、乗り心地の良さだってN-BOXの長所(ターボエンジン搭載車はまた別)。
フロントシートの乗り心地は、ライバルの高級軽自動車も立派!でもN-BOXはかなり立派です。
理由は、「苦手な場面が少ない」こと。
例えば、ザラついた路面、細かな凹凸、大きな段差、路面のうねり。いろんな場面で不快感の少ない乗り心地を提供してくれます。
柔らかいサスペンションがストロークしていく過程で、唐突に変化する箇所が伝わってこないので、それが良いですね!
合わせて、クッション性の高いシートも効いていると思います。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
フロントシートと比較すれば硬さを感じる場面が多くなりますが、優れた傾向は一緒です。硬さを感じるときも、「ガツン!」ではなく「ぬぉう」って感じw
よく使われる言葉を借りると、あたりが柔らかい!
サスペンションが大きくストロークしてくると、そうした硬さに。
でもやっぱりリアもストロークに対する過渡特性が良く、それが「あたりの柔らかい衝撃」という印象評価に繋がります。
スライドドアのハイトワゴン系だけでなく、リアサスが硬いクルマって多いですよね。
家族を乗せるクルマでこれはちょっと...と感じる事も多いです。
安定性とか運動性能とか目指すところはあるんだろうけどね。
そんな中でN-BOX(NAモデル)なら、少なくても不満のでない乗り心地だと思います。
試乗車はベーシックなグレードだけど、フロントシートの静粛性に不満は感じませんでした。エンジンノイズの音質がマイルドで、それが効いています。
リアシートもクラス相応か平均以上には静かだと感じました。
エンジンノイズの音質がマイルドで、耳障りではありません。絶対的なボリュームも小さいと思います。
そんな関係から、フロントシートの静粛性は普通に良いです。
ターボエンジンですとNAエンジンより静かな事が多いですから、「不満ない」が「静か」に変わると思います。
エンジンから位置的に遠いリアシートでは、車外から入り込むノイズが主になります。
N-BOXでは、耳障りなノイズではないものの、声の帯域にピークを感じる音質でした。
試乗中、フロントシートとの会話には多少パワーが必要でした。
また車体差かもと前置きの上で、ドア内張りとシャシーあたりからチリチリとしたノイズが気になりました。
N-BOXの快適性は優れていますが、ブレーキ操作やハンドル操作に対する前後左右の揺れは、普通にあります。
軽自動車のボディディメンションを考えれば仕方ないと思われ、ココが小型車クラスとどっち選ぶかという比較のポイントでしょう。
上下の乗り心地はコンパクトクラスにも勝る質感だけど、前後左右の揺れはちょっと厳しいです。
ドライバーは気にならなくても同乗者は気になります。
N-BOXでは動きやすいサスペンションという事もありますから特にね、緊急時以外は優しい運転が好まれると思います。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。