自動車の比較と評価・ホンダ

2021年記事 全7ページ
&桃花

N-BOX試乗評価「7」
比較と評価総合

間違いいっぱいの自動車選び。N-BOXの試乗レポート。

7ページ目です!

「タントやウェイクと簡単比較、新型への期待」

ホンダ
  • グレード:“G・L”
  • 年式:2018年式
  • 車両価格:143万円
  • デビュー年:2017年
N-BOXダッシュボードN-BOX内装・運転席

ライバル車と簡単比較「1」

タントと比較

ホンダ

ダイハツのハイトワゴン系といえばタント。このジャンルの元祖タントはN-BOXの最もたるライバル車でしょう。

タントは便利機能でぶっ飛んでいて、この機能に惹かれればタントしかありません。
またハンドリングもレーンキープoffにすればキビキビ感あって気持ち良いです。

ターボ系のタントと比較なら?

タント・カスタム

タント・カスタムRSの乗り心地は、ターボ車でも硬すぎず好ましいです。ハンドリングとのバランスは超良好です。

それでも、走行中のミシミシ音は気になり、これは構造上の宿命かな?この型(LA650)になっても残ります。

ベーシックなタントと比較

タントX

こちらはターボ系と異なり、快適とはいえない乗り心地です。質感はカスタムRSの方が高く、快適性から操縦性まで劣ります。先代は素のタントが快適だっただけに残念。

故にN-BOXとの比較でも、「N-BOXと比較したいならカスタムRSでないと役不足」といった感じです。

どっち買う?比較

エンジン含め、走行中の上質感でN-BOXに魅力を感じます。

ただ、NAエンジン搭載車で硬めのサスペンションがお好みならタントのベーシックグレード、ターボで柔らかめが好きならタントのターボ搭載グレード。
固いほうが走りやすいなど好みハッキリしていれば、選択肢変わると思います。

お値段は124万円〜(2021年現在)。N-BOXとは20万円の差額があります。 装備は最低限でも安く買いたいとなれば、評価逆転ですね。

ウェイクと比較

ウェイク

ダイハツの王様的存在ウェイク。軽自動車の王様的存在とも思える、重厚感高いクルマです。

ホンダウェイクも立派な乗り味を持ちますが、違いはエンジンとボディ重量。
N-BOXより概ね100kg重いイメージで、出だしの重さや余裕の少なさで質感低い部分を感じてしまいます。

また乗り心地はウェイクの方が固めですが、荒っぽくない硬さ。このあたりを重厚感と表現しています。

どっち買う?比較

趣味性や個性、存在感など含めればウェイク優勢かな。
モノとしてはN-BOXが優れるも、どっちも悪くないレベル。筆者にとってはね。

お値段は138万円〜(2021年現在)。意外にもN-BOXより安いグレードが用意されています。
ただウェイクの場合はターボ車が欲しくなるので、175万円〜というイメージ。

 


内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

ライバル車と簡単比較「2」

トールやルーミー、タンクと比較

ホンダ

軽自動車の親分的存在その1。ダイハツ・トール、トヨタ・タンク&ルーミー、スバル・ジャスティス

150万程度〜という価格でN-BOXと比較できます。1000ccは自動車税も下がり、ベーシックなグレードに節度あるオプション選択ならお得感あります。

このファミリー達は軽自動車を大きくしたようなクルマなので、室内はより広く使いやすいです。

クルマのキャラクターは長距離重視の方向になってきます。興味ございましたらリンク先で試乗レポートを御覧くださいませ。

ソリオと比較

ホンダ

軽自動車の親分的存在その2。スズキ・ソリオ

車両価格150万円程度のスライドドア車で選ぶなら、N-BOXと同じくらいオススメしたいのがこのソリオ。

こちらもN-BOXに対して、タンクやルーミー同様のストロングポイントを持ち、タンクやルーミーより上質なエンジンと乗り心地良いサスペンション。内装質感も上です。

その代わり、ボディ見切りが悪く、車両感覚がとりにくい。自動車税も1500ccクラスになって少しお高く。

動画:変わってほしい部分・欲しくない部分

2023年の秋、登場予定の新型N-BOX(3代目)。変わる部分と、乗らないとわからない変わってほしい部分・欲しくない部分、わかる部分での比較を動画にしました。

N-boxの特徴10秒チェック

N-BOX特徴まとめ

単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。

  • 低振動に低ノイズ、マイルドな音質。優れたエンジン&エンジンマウント。
  • 低回転は力強く、中回転でパワー感。カタログスペックだけじゃないエンジン性能。
  • 様々なシチュエーションで優れる乗り心地。
  • 軽自動車らしくない、ハンドルの回し心地。
  • 足元開放的で座りやすいリアシート。
  • 少しの慣れが必要な直進時のステアフィール。
  • 少しの慣れが必要なバック。湾曲タイプのドアミラー。
  • ちょっとお高目なスターティングプライス。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」

N-boxメーター(昼)N-boxメーター(夜間)

N-box評価総合

ウェイクやタントも立派!ルークスも立派!だけどやっぱり頭1つ抜けているのがN-BOX。
ていうか頭1つ以上だよね。同世代比較では。

フロ

ディーラーでちょこっと試乗すれば長所が伝わると思うし、レンタカーで長時間試乗すれば、短所が少ないことに気づくと思います。

その分お値段もお高目で、マイチェンの度に値上がりもしてます。

してますが、人気車という現状をみると、価値ある価格なのでしょう

するとポイントは、軽自動車に拘る必要はある??という自問自答だけかな。筆者ならコンパクトカーも比較対象にしてクルマ選びを楽しみたいと思いました!

ホンダ N-BOX

ホンダ

N-BOX

  • 試乗グレード:“G・L”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2018年式
  • 車両型式:JF3
  • 新車価格:143万円

エンジン概要

  • 排気量:660cc
  • エンジン型式:S07B

その他概要

  • ボディ寸法:3395×1475×1790mm
  • 車重:900kg
  • 発売開始時期:2017年〜

車両型式

  • JF3 - FF
  • JF4 - 4WD
試乗レポ・ライター

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