自動車の比較と評価・ホンダ

2021年記事 全7ページ
&桃花

N-BOX試乗評価「3」
ハンドリングなど運転感覚

間違いいっぱいの自動車選び。N-BOXの試乗レポート。

3ページ目です!

「素晴らしいパワステのフィール」

ホンダ
  • グレード:“G・L”
  • 年式:2018年式
  • 車両価格:143万円
  • デビュー年:2017年
N-BOXダッシュボードN-BOX内装・運転席

試乗:運転、走行感覚

N-BOXボディイメージ

最も強く感じたのは、パワステのフィーリングが良好!という点です。

パワステが好印象!

ステアリングN-BOX凄いです!ハンドルを回す感触が凄いです!

中立は後輪駆動車のように軽く、切ったり戻りしたりすれば手応えが変化。違和感だってほぼほぼ感じません。

軽自動車らしさを感じにくい

今までの軽自動車って、目をつぶっても軽自動車ってわかるだけ、特徴的なステアフィールだったと思いません?

重くてもドッシリしてなくて、戻りはやけに急で...etc.

ボディリア斜め筆者ヒラリーも構造上から仕方ないと思っていたけど、N-BOXは違います!
小型車クラスもビックリな普通車感覚。

パワステのマジックなのか何なのか、連想するのはもう、ホンダマジックw

試乗されればすぐにわかると思います。

少しだけ、ひとつだけ、ふたつだけ

一つはわかりやすい点
中立付近の軽さと、クルマの反応。ちょっと過敏かも。

二つはマニアックな点
舵角が大きい時、アシストが遅れるような感覚。意図的かもしれないし、モーターパワーの問題かもしれないし、理由はわからないけどワンテンポ遅れてのフィール変化が気になりました。

エンジンの振動少ないから楽!

エンジンルーム軽自動車を始め3気筒エンジンで気になるのが振動。N-BOXではハンドルやペダル、シートに伝わってくる振動が少ないです。

ていうか、これで文句言ったらコンクリート詰めにされちゃうレベル。素晴らしく低振動です。

これなら体調悪い日でも、体が敏感な日でも安心です!

先代N-BOXと比較して上質感向上

ホンダ2代目N-BOXのハンドリングは穏やかさが特徴。

ハンドル中立付近の軽さから、慣れないとフラツキを感じるかもしれませんが、きっとすぐ慣れます。

そんな慣れた状態だと、先代より上質だと思えます。

先代の方が軽快感という面で良かったけど、急に機敏になる領域がありました。

レーンキープが邪魔しない

2020〜21年ころのトヨタ/ダイハツ車を運転すると、レーンキープサポートが邪魔というか、介入しすぎと感じることが多々あります。

「走りやすいクルマなのにもったいない」と。
N-BOXのライバル車である「タント」では特に気になりました。

ステアリング(夜間)試した限りN-BOXは、レーンキープサポートをOnにしてもOffにしても、ハンドルへの影響は気になりませんでした。

白線の認識率の問題やドライバーの好みあるかと思いますが、筆者ヒラリーはこれくらいが好ましいと思いました。

 


内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

試乗:CVTの印象

N-BOX:シフトセレクター

エンジンと同じかそれ以上に、「運転しやすさ」「パワー感」に関係してくるミッションとCVTの制御キャラクター。

運転しやすいCVT

ゆっくりで扱いやすい

走行イメージ市街地走行を始めとしたゆっくり走行時、N-BOXは余計な神経を使わず加速・巡航できます

こんなシチュエーションはアクセルOn-Offが多く、クルマによってはギクシャクや空走感が目立ちます。
その分逆に、ここで優れたCVTは、「気合い入れて作られたクルマ」と感じちゃいます。

踏んでも上質

巡航から踏み込めば、緩く加速を始めながらエンジン回転数を上昇。美味しい4500rpmまで上げて、本格的な加速に移ります。

瞬時に回転数を上げるクルマからすると、本格的な加速までは時間がかかる印象。でも、ギコンとかガコンとか衝撃がなく、タメがある上質感です。

エンジンブレーキは弱め

シフトセクレターアクセルを緩めたり離した際の反応はちょっと弱め。穏やかって感じです。

ここはCVTによって違いが大きな部分で、瞬時に回転数落としたり、回転数キープしたり、メリハリ強かったり、ギクシャクしたり、衝撃感じたり。

気にされると意外にも、クルマ選びを楽しめるポイントになりえると思います。

動画:質感高いエンジン・音・加速・CVT

N-BOXの「S07B」型エンジンをテーマにした動画です。振動少なく、揺れも少なく、音質はマイルドで質感高く。

2020/12のマイナーでさらに改良

N-BOXボディサイド・ブルー

試乗車は2018年式のN-BOX。このCVT制御も優れた印象だけど、2020年12月のマイナーチェンジで、より良い方向に改良されたらしい。

どのメーカーもCVTのフィーリングはどんどん進化させていて、一昔前と比較すれば良いクルマばかり。このN-BOXなんて「もうこれでOK!」くらいに良いと思ったけど。

こんな改良らしい

マイナー後モデルは未試乗なのでメーカーの言葉をお借りします。

「アクセルを踏んだ際のレスポンスはドライバーの意思により近く、離した際はエンジンブレーキを強く」らしいです!

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」

N-boxメーター(昼)N-boxメーター(夜間)

ブレーキのフィーリング

ペダルレイアウト

他の軽自動車よりアチコチ優れているN-BOXも、ブレーキのフィーリングは一般的でした。やはりここは、ボディサイズの影響が大きいのかな?

もちろん、踏めば踏んだだけブレーキは効きます。
気になるのは、ペダル手前のわずかな部分。

「0」と「1」の間というのかな、踏み始めや抜ききる瞬間、丁寧な操作を行おうとすると、滑らかにコントロールしにくくかったりします。

フロントサスも、ハンドル操作も、アクセル操作もコントロールしやすいN-BOXだからこそ、どうせならブレーキも...と思っちゃいます。

ホンダ N-BOX

ホンダ

N-BOX

  • 試乗グレード:“G・L”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2018年式
  • 車両型式:JF3
  • 新車価格:143万円

エンジン概要

  • 排気量:660cc
  • エンジン型式:S07B

その他概要

  • ボディ寸法:3395×1475×1790mm
  • 車重:900kg
  • 発売開始時期:2017年〜

車両型式

  • JF3 - FF
  • JF4 - 4WD
試乗レポ・ライター

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