間違いいっぱいの自動車選び。N-BOXの試乗レポート。
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ホンダ「2代目N-BOX・型式JF3」、グレード「G・L」2018年式。NAエンジン搭載車です。
インパネやフロントシートの質感や使い勝手について。写真は2018年式と、一部2021年式が混ざっています。
質感が高いとか低いとかなんて、無意味と思えるほどカジュアルでポップなN-BOXのインパネ。
写真だとわかりにくいですが、内装パネルには「多くの色」や「多くの表面処理」が使用されています。
合わせて小物置き、ポケット、収納もいっぱい!
ドリンクホルダーだって1Lサイズが入るサイズで立て付けもカッチリ。実際の使用が考えられた作りをしています。
そんなこんなで、高級というわけではなく、生活感は高いし。
でも実際、パネルの部品点数は多そうだし、様々な表面処理はお金かかってそうだし。
個性的なので良いか悪いかは分かれそうだろうけど、ひとつ思うのはこんな感じ。
天地方向にボリューム感あるけど、大味ってイメージは感じにくいと、思います。
N-BOXのシートは座り心地とランバーサポートが立派です。
高級クラスの軽自動車って、立派なシートが使われている事が多いです。表地とかクッション性とか背もたれとか、それぞれ良い部分があって、総合点も高いです。
N-BOXのシートは、シートバック(背もたれ)のランバーサポートが立派。
ブニュブニュ感のあるサポートで、エアか、もしかしたらジェル系とか凝った構造をしている可能性があります(未確認)。
そしてN-BOXはリアシートの質も良い、という長所があります。
エンジンが静かで乗り心地良好なフロントシート。運転席でハンドル握るのも良いけど、最も気に入ったのは助手席でした。
でも、N-BOXは走行フィールは立派だし、リアシートの快適性も高いので、差は最小限。
どこに座っても良いですし、気分で好きな場所に座って快適、だと思います。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
良い点、疑問な点、個性的な部分をピックアップ!
スタートスイッチはドライバーから遠い位置にあって、試乗されたらビックリされるかもしれません。
位置はハンドルの右下。電動スライドドアのスイッチより下です。
ちょっと遠いし、間違えて押しそうになっちゃうので、より一般的な位置にレイアウトして欲しいと思いました。
なお、明るく光るボタンですが、夜間も眩しくはありません。
エアコン操作部はタッチスイッチではなく物理スイッチです。プッシュスイッチとロータリースイッチの組み合わせ。
物理スイッチというだけで高評価したいのに、N-BOXは質感も秀逸!
スイッチ間の隙間は狭いのに、引っ掛かりを感じることはありませんでした。微妙に曲がっているボタンもありません。
押し心地は固め。連打したら疲れるくらい重めだけど、コレくらいが押し間違えしにくいのかもしれません。てか連打ってなにw
ロータリースイッチ(回す)もちょい重めの確実なクリック感があって、細かな操作がしやすいです。
ハザードスイッチはちょっとわかりにくい、というか内装に溶け込んでいます。
カラフルなインパネの中で目立たせないのはきっと、デザイナーの気遣い。敢えて溶け込ましているのかと思います。
非常時を考えすぎちゃうと、ドライブがつまらなくなっちゃいますものね。
ドアハンドルの上に位置する収納ポケット。
試乗中は間違えて握ってしまうことが何度もw 夜でも昼でも間違えちゃいました。
間違えるリスクを無視してまで作られたポケット。マイナーチェンジでもなくなりません。それなりに有意義なのかな?
何を入れることを想定しているか考えてみました。
スマホはうまく入らない(浅くて倒れる)ので、もっと小さなボールペン、リップクリーム、ガムやキャンディくらいのサイズ感でした。
使いたいけど、無理に使ってもノイズの原因になるだけだったり。う〜ん悩みます。
N-boxではバックチャイム(リバースチャイム)やウインカー作動音が上質で耳にきつくない音質です。
「リバースチャイム」とはバックギヤ時のブザーもしくは警告音。
ただのピーピーピーではなく、上級車的な音がなります。まさにチャイムと呼べるメロディです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
ダッシュボードへのフローティングタイプではなく、埋込み型よりは張り出している、N-BOXのナビゲーション。
手が届きやすい位置だから操作性が高く、視界的にも邪魔にならない設計だと思います。
デザイン性としてはね、無骨なデザインといえなくはなくて、色使い的にも煩雑。でも、「使い勝手」という大義があるから無問題ですよね!?
さり気なく一体化されたハザードスイッチは美しいと思いました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。