間違いいっぱいの自動車選び。ヴェゼル・e:HEVの試乗レポート。
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ホンダ・ヴェゼル・ハイブリッド(2代目RV5)グレード「e:HEV X」、2022年式です。
小さくて広いが魅力のヴェゼル。特等席はどこ?と聞かれたら、リアシート!って応えます。
広さは良いし、着座姿勢も良いし、乗り心地だってフロントシートより良い部分がある!ヴェゼルと言えばやっぱりリアシートですね!
膝前どうこうじゃなくて、足の置き場が余裕です。しかも広さだけじゃないです。
例えば前に伸ばした時、前方に行くに従いフロアが上がってます。自然に足が置けます。
シート下に空間があるので、降りる時にラクです。座っている時ももちろん、かかと引いて畏まって座った時に、違和感なく座れます。
着座位置が中央に寄っているので、外側の腕がラクです。
5人乗りは相当に厳しそうですが、4人乗車を優先というか、外側に余裕のあるデザインは3人乗車時が特に、嬉しいです。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
左はハンガーフック。最近見なくなってきたけど、ヴェゼルには付いてます。
これにどうこうはないけど、なんでも危険だからって排除してたら、不便で勢いのない社会になりそうで怖いです。みんな自転車!とかね。
右は天井の照明。ホンダeに乗った時、これいいねって思っていたらヴェゼルに付いていました。
弱めの光かつ、指向性もどちらかといえばスポットライト的です。手をかざすと光ります。
左の画像はドアのカップホルダー。位置が良くて使いやすいです。太いタイプは入らないことはないけどちょっとキツイかな。
右の画像はセンターアームレスト。位置と角度で使いにくいから、事実上のカップホルダーです。
続いて中央席のシートベルト。
ベルトは天井に収納され、アンカー部分が穴に差し込まれて固定されてます。
もし落ちてきちゃうと、すぐ頭の上なので、イタイかも。丁寧にしっかり仕舞われているか、たまに確認されるのが良いかもですね。
フロントシートより長時間快適とも感じられたヴェゼルのリアシート。
着座感は独特です。まず、座面の左右、サイドサポートと思われる部分が相当に固いです。しかも強く盛り上がってます。
上の画像、指で押してる部分はパンパンです。カチンコチンです。
そして、お尻の部分はフカフカです。柔らかいです。
ということは、中央が柔らかくてサイドが固い!
中央は座ってるうちに沈みますので、すっぽりハマる方なら快適。逆にセクシーな安産型スタイルですと、固い部分が気になるかもしれません。
リアサスペンションはフロントより固いか同じくらいですが、座面が柔らかいのでゴツゴツ感は少なく感じます。
揺れに関してはお尻がすっぽり固定されるので、サスの硬さがフラット感という良いニュアンスに変わります。体は前にも滑りにくいです。
また背もたれのクッションも厚みが感じられ、エンジン回転中の振動も気になりません。
静粛性はフロントシートと異なり、うるさいと感じました。いくらバランスの良い聞こえ方といっても、リアシートではうるさく感じるくらいのボリュームです。
ラゲッジスペースはクラス/ボディサイズに見合った広さだと思いました。
リアシートの広さからするとラゲッジ(荷室)の広さは普通です。まず横幅は、狭い部分で100cm。形状はフラットで使いやすかったです。
奥行きは74cmとのこと。一般的なコンパクトカーで60cm台、カローラクロスで80cm台、またハリアーで100cmでした。
クラスごとに10cm刻みと考えるとわかりやすいですね。
ハッチ(テールゲート)の開閉は筆者の感覚でちょっと重いくらいでした。開ける時はスムーズに上がってくれるので何の負担もありません。
閉める時はこれなら耐えられるくらいの重さ。可能ならパワーテールゲート欲しいですが、なくても平気くらいの感覚でした。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」一部の画像は拡大します。
リアシートを倒すのは簡単です。正確には簡単にフラットなスペースが出来上がります。
作業はレバーを引くだけ。これだけで座面が前に移動し、背もたれが倒れます。
もとに戻す時も特別チカラが必要ということもなく、元に戻せます。
そしてお馴染みのチップアップ。足元に荷物を置けます。いちおう、床はフラットではなく、フロントシート下に向かって盛り上がってました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。