自動車の試乗レポート(日産)

2023年記事 全6ページ

ノート・オーラ試乗「3」
乗り心地・静粛性・快適性

間違いいっぱいの自動車選び。日産ノートオーラの試乗レポート。

3ページ目です!

「快適性、ボディ見切りと車両感覚、燃費はもうちょっと?」

日産
  • グレード:“G”
  • 年式:2022年式
  • 車両価格:270万円
  • デビュー年:2021年8月〜
オーラの内装インパネ1オーラの内装インパネ2夜間

日産・ノートオーラ(2022年式・グレードG・型式FE13)。e-POWERを搭載するハイブリッド車、上級志向のBセグサイズ(コンパクト)です。


  1. オーラ「1」魅力と特徴概要
  2. オーラ「2」ハンドリングなど運転感覚
  3. オーラ「3」燃費、乗り心地など快適性
  4. オーラ「4」内装(フロントシート)
  5. オーラ「5」内装(リアシート)
  6. オーラ「6」小さな長所短所、評価総合

関連ページ

  1. オーラとノートの比較
  2. 日産ノート試乗レポ

試乗時の燃費

オーラ・ボディテールライト

試乗時の参考燃費。車載燃費計を意識して走行、その時の燃費です。走った場所や様子は動画にしています。

下記全てエアコン使ってます。ACがONで、乗車人数は1人から4人です。

山道と田舎道区間

試乗時燃費1

田舎道、山道中心に走った時の燃費。ガンガン速度上げたわけじゃないけど、試し踏みは何度も行っていました。

3時間で87.2km走って、燃費24.4km/L

混雑しない市街地

試乗時燃費2

混雑の少ない日曜の夕方6時、市街地周辺を走った時の燃費。

1時間で16.7km走って、燃費25.8km/L

ドライバー2人での平均燃費

試乗時の燃費総合は245km走って23km/Lという結果に。

試乗時燃費3田舎道をメインに、市街地は空いている日曜日に走ったので、平均時速は30kmと高いです。

この後、停止中の撮影など含め約50km走行。
その際はもっとも悪い数値でも、燃費20km/Lを切ることはありませんでした。

動画:試乗時の燃費

テーマを定めた燃費チェックシリーズ。走行中はパワトレ印象や筆者ヒラリーのバカ話を語っています。今回は2部構成、YouTubeにアップしてます!

 


※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
一部画像は拡大します(横長画像など)。

試乗:フロントシート乗り心地

オーラ・フロントタイヤ

乗り心地は、プレミアムと呼ぶには微妙かなと思える部分。乗り心地より加速時の挙動が優先されていると感じました。

基本は固めなサスペンション

言うほど固いわけじゃないんだけど、ちょっと空車的なコツコツ感が目立ちます(1人乗車時)。

ヘッドライト空車的って、車重に対してタイヤとサスペンションが固すぎるという意味。
パカンパカンというか、細かなコツコツを拾ったりブルブル感が強かったり。

ガツガツはこないけどコツコツし続ける。
よくいう「しっとり」とか「しなやか」とは違う乗り心地です。

乗員による違いがわかりやすい

リアシート乗車基本骨格やボディが良いからこそ、かもしれないのが、乗車人数による違いがよくわかる点。

細かな違いがハッキリ出るというのは、車体の良さもあるのでしょう。

1人乗車の場合

上記の通りです。空車感あって、フリクション強めとも思えるコツコツ感が終始続きます。これがサスペンションが動いている感触とも感じられるのだけど。

またリアからのブルブルも目立ちます。

2人乗車の場合

大きな段差を除き、乗り心地はかなり落ち着きました。乗員が一人増えただけでこの違い。普通っぽいと感じるのはこの状態。

4人乗車の場合

4人乗れば、固さが気になりません。リアシートでも乗り心地なんて気にせず、会話に集中できました。

重さと固さの関係

リアサスペンション同じサスペンションならば、乗員や荷物で重くなるほど、サスペンションは柔らかくなります。

同様にホイールやタイヤが重くなると、サスペンションは柔らかくなります。

表現に間違いあるかもしれませんが、固さはこう。バネレート(スプリングの固さ)は「kg/mm」。何kgで1mm縮める、と表されます。

乗員が感じる乗り心地は、また別です。

試乗:フロントシート静粛性

オーラ・フロントグリル・夜間

エンジンが元気に発電する瞬間。その時だけうるさいです。あとは静か!

基本の静粛性は高い!

エンジン停止中、もしくはゆっくり回っている時は、静粛性高いです。

フロントタイヤ1フロントのサイドウインドウ(ドアガラス)は防音ガラスですし、ドアパネルから侵入する低い音も抑えられます。
ハッチから回り込んでくる音も静か。

全体的にCセグメント車と比較しても負けていない、もしくはCセグの中でも静かな車種と比較できるくらいの感覚です。

走行チャイムはよく聞こえる

フロントタイヤ2EV走行中の低速時、クルマの接近を知らせるチャイム。この音が大きく車内に聞こえる気がします。

以前から思ってまして、日産は車内でよく聞こえて、トヨタは最小限。一長一短ある部分ですね。

特定場面で元気に充電

オーラ・フロントマスク夜間

オーラで気になるのはここ。うるさいと感じる音量や回転数で、エンジンがチャージを始める時があります。

どうやら、「ロードノイズが大きな場面で充電する制御」 が取り入れられているらしい。

エンジンルームそれで、打ち消し合う帯域があれば膨張する帯域もある(ピークとディップ)。その関係からも、ウルサイと感じるときがあります。

加えて、静かさとうるささのギャップによる差ですね。

ロードノイズに近いエンジンノイズ?

ロードノイズに紛れ込ますなら、より大きな排気量を持つエンジン。より低回転で発電量大きく、ロードノイズに近い音で回る印象です。
仕方なくもクラスが出てしまう場面です。

試乗:ボディ見切りと車両感覚

オーラ・フロントフェンダーとドアミラー

コーナーや挟路地で気になる、ボディ見切りと車両感覚のとりやすさについて。

オーラ・ボディ見切り

運転席側のAピラーとドアミラー。

左右Aピラーとドアミラー

運転席に座ると、思ったより傾斜の強かったAピラー(写真の柱)。

見切り1見切り2

助手席側は気になりませんでしたが、運転席側は交差点の右折時に、圧迫感を感じました。

ボディ前方など

前方はダッシュボードの奥行きが長く、その先は何も見えません。

見切り3見切り4

アラウンドビューモニターが付いている場合は、カメラというボタンを押すとフロント周辺が映し出されます。
ない場合、どうしてもの場合は、シートポジションを上げる手もあります。

ルームミラーはスクエアで都会的なイメージ。真後ろは良く見えます。シートバック大きいのにね。

見切り5見切り6

今や真後ろを視認する事なんてないと思ってたら、意外や意外、ありました。

試乗したオーラには50万円のメーカーナビが付いていたんだけど、バックカメラの表示が荒い。
画素数が少なそうな感じでございまして、視認する場面もありました。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

オーラのメーター(昼)オーラのメーター夜

試乗:リアシート快適性

オーラ・ボディリア斜め

オーラのリアシートで好印象なのは、リアシート座面のクッション性と、総合的な静粛性、降車のしやすさ。

気になるのは前方の開放感と、シートバック固さ。

詳しくはリアシートのページに記載しています。

日産 ノートオーラ

ニッサン

NOTE AURA (ノートオーラ)

  • グレード:“G”
  • 型式:FE13
  • 年式:2022年式
  • システム:1200ccハイブリッド
  • 車両価格:270万円

エンジン概要

  • 排気量:1200cc
  • エンジン型式:HR12DE
  • WLTCモード燃費:27.2km/L

その他概要

  • ボディサイズ:4045×1735×1525mm
  • 車重:1260kg
  • 発売時期:2021年8月〜
  • 新車時価格帯:261万円〜
試乗レポ・ライター

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