間違いいっぱいの自動車選び。日産ノートオーラの試乗レポート。
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日産・ノートオーラ(2022年式・グレードG・型式FE13)。e-POWERを搭載するハイブリッド車、上級志向のBセグサイズ(コンパクト)です。
ノートの上級感を高めたモデルがノートオーラ。リアシートの居住性や快適性について。
センターアームレストが省かれているので、優先順位は低そうです。
オーラのリアシートは乗降性が良いです。乗るのはもちろん降りるのも簡単。
クルマが立派になるほどに、安全性が重視されるほどに、乗降性は悪化。面倒でクルマが使いにくくなっている面もあるんだけど、オーラなら大丈夫。
不便こそ高性能の証!不便こそ高級!不便こそ美学!
こうした発想は、オーラには当てはまりません。
お尻つけたまま、両足が付き、ステップも低い。身長135cmの小学2年生にも座ってもらったけど、つまずく心配なしで安心でした。
リアシートスペースは並。お子様が座るなら問題ないけど、大人が座るには前席がちょっと遠慮してって感覚。
助手席は前でも下げてもいいけど、どっちにしても足元がきつめ。
ドアポケットはしっかりしていて、スマホホルダーも。
筆者(172cm)がポジション取った状態のリアシート足元。助手席は撮影の関係から、シートバックを最大に立てています。
開放感はサイドは良好!前方は圧迫感。
前方は、フロントシートが立派でヘッドレストも立派。前に見えるはシートだけ。中央のスペースから前を見たくなります。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
一部画像は拡大します(横長画像など)。
オーラのリアシート乗り心地や静粛性。
乗り心地は1人乗車だと、リアからのブルブルやパカンパカンとした空車感が気になります。
また2人乗車でリアシートに座ると、弱い入力では普通に、強い入力ではムグっとくるような突き上げがあります。
でも、4人乗ると悪くない。つまり、リアシートの乗り心地は悪くないというのが最も的確かな。
大人の男性3人に、小学生の男の子1人。このフォーメーションでも試乗しました。
筆者は、ちびっ子といっしょにリアシート乗車。
1時間試乗して突上げが気になったのは1回か2回。
4人乗ると重さが変わります。静粛性も変わります。合わせて快適性が変わります。オーラでは良い方向のみ感じられました。
静粛性は良いです。ハッチやフロアからの低周波が目立たず、低域がよくカットされています。
エンジンノイズはフロントシートより気にならず、ファミリーカーとして使っても、会話しやすい静粛性です。
印象はフロントシート同様です。座面は良くて、しっかりしたクッション性は上々。背もたれはちょっと違和感。
背もたれは固いってほど固くないけど、固さを感じたり、座り直したくなったり。
どちらも、スカスカなクッションより立派なのですが、しっかりすればするほど、もしくはサポート性が高ければ高いほど、あちこちシビアになる傾向です。
オーラのラゲッジスペース(トランクルーム)。
オーラのボディ全長は4045mm。標準的なBセグメントサイズです。無造作に荷物を入れてみると、小物がグラグラしない程度のラゲッジスペース。
寸法は大雑把に、奥行き63cm、幅は狭いところで1m。コンパクトカーとして標準的なサイズです。
ここからも、シートの革(フェイク)部分が立派です。ただ、中央のアームレストなしは意外でした。アームレストはレザーパッケージで追加されるとのこと。
背もたれ倒すと、普通に段差できるタイプ。オプションで埋められるそうです。
背もたれは気配りもうちょっと。押せば倒れるけどレバーのバネが固い。
戻す時は片手でシートベルトをサポートしないと、引っかかっちゃう。
一応ね、対策はされていて、右の写真に見える穴にベルトの先っぽを差し込むらしい。知らなかったので試せなかったけど、ひと手間かかるって印象です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。