間違いいっぱいの自動車選び。日産ノートオーラの試乗レポート。
4ページ目です!
日産・ノートオーラ(2022年式・グレードG・型式FE13)。e-POWERを搭載するハイブリッド車、上級志向のBセグサイズ(コンパクト)です。
ノートオーラの内装。インパネや運転席まわりの質感や使い勝手。
昼間のインパネと夜間のインパネです。大きな液晶モニター2枚が新しく、木目やファブリックの加飾が伝統的。
狙う年齢層は高いのか低いのか?幅広く狙いすぎとも思える様々な要素の融合、多くの特徴を持ち、夜の内装がキレイです。
運転席前からは先進的な印象を受け、助手席前も新しいクルマという感じを受けます。
助手席前の開いたインパネ、どこかの輸入車で見た気もw どっちが早かったっけ。
また2階建てのセンターコンソールは個性あって、ドアパネルはオーソドックス。
薄いコンソール上段、体重乗せても柔いとは感じません。電子制御シフトだからこそなんだろうけど、普通に座っていると下段は見えにくいのが残念。
見た目にも大きそうなフロントシート。ベーシック車の上級グレードというと、内装加飾して、シートを上級車ライクに、という文法通りです。
良いのは座面。表面はわずかに柔らかく、その奥はしっかしりた低反発っぽいウレタン。
フワフワじゃないけど、スカスカしたウレタンとは異なる、立派な座面です。
背もたれは固さと形状が筆者の好みに合わず。
触れば座面より柔らかいんだけど、座ると固さを感じ、ドラポジにずっと違和感を感じてました。
メインメーターはタブレットみたいな液晶モニター。オーラは素のノートより大きなパネルで、明るさにも違いがある可能性(記憶だより)。
最大輝度が高く、昼間でも見やすかったです。
ノートは最大輝度に設定してギリギリ。オーラは少し下げて余裕あり。勘違いでなければです。パネル透過率か駆動の違いあるのかな?
表示は、デザインは大きく2通り。メーター優先タイプと、その他情報優先タイプ。
切り替えはボタン2タッチ。
中央にはナビが表示できたり、ACCの情報が標示されたり、大きな文字で設定を変えられたり、使いやすいです。
特に良いなと思ったのは、多くの設定項目が日本語で、On-Offもわかりやすい。項目だって多岐にわたります。
あと燃費などのドライブ情報。 「給油後総合」「情報1」「情報2」とあって、それぞれで多くの情報を記憶してくれます。
ツヤが抑えられた木目調パネルと、ツイード調ファブリックによる加飾は、非常に大人っぽい雰囲気。この加飾がノートとの違いであって、非常に大人。
オーラの内装はどこでも大絶賛だけど、この加飾は人によって、もしかしたらおじいちゃんぽいと感じるかも?
液晶部が多いと立派に見えるのは、やはり現代的だからでしょう。
自分も昔は、パソコンのモニターいっぱい並べて、どう活用しようかと考えるのが楽しかった!
でも、オーラで取り上げたいのはこっち。
夜間、アンバー照明が照らした時の木目パネル。
曲面がキレイ!テカテカ最小限で鈍い艶!
渋くて上質な、ウッドのボールペンを連想しちゃいます。
組み合わせられるのはツイード調ファブリック(布の加飾)。
この模様や肌触り、あとシート表地。筆者はここがお祖父様っぽく感じたので、渋いのお好みでなければ、レザーパッケージなど選ぶことになりそうです。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
一部画像は拡大します(横長画像など)。
ノートオーラ、装備の使い勝手などをいくつか。
シフトセレクターはハイブリッドというか電気自動車っぽいというイメージそのまま。
操作は、後ろに引っ張って「ドライブレンジ」と「ブレーキレンジ」、親指のスイッチを押したまま前に押し出して「リバース(バック)」。
「パーキング」はPのボタンをポチッと。「ニュートラル」はPから軽く手前に引きます。
電気式パーキングブレーキは、一旦引けばあとは自動制御してくれます。またブレーキホールドはメモリー機能付き。
システムOFFにしても、直前の状態を覚えてくれています。
ワイパーレバーとウインカーレバー。左側レバーは操作普通です。右側レバーは日産車っぽい操作。
内側からフォグスイッチ、ヘッドライトスイッチ、先端にオートヘッドライトOn-Offスイッチ。
ヘッドライト操作は下から「AUTO」「スモール」「手動点灯」。
使いやすいのはスモールポジション。走るとヘッドライト点灯し、Pに入れるとヘッドライト消灯(スモールのみ点灯)。
オートヘッドライトは引いても押しても解除できるけど、パッシングになったり上手く操作できない時もある。確実なのは、先端を押して切り替えることかな。
機能的には、片側12個のLEDを制御するアダプティブタイプ。凄いという先入観で試乗すると、あれれ?と思うこともしばしば。
暗い場所が苦手かなというイメージだったので、まだ進化中ですね。
インパネ左右のカップホルダーは優等生!基準状態では半収納式といった感じで、スマホやおタバコがおける形状。
引き出すと、小さなカップコーヒーにピッタリ。
小さなカップをきちんと置けるのに、1Lの大型ペットボトルも置けちゃう。
さすがにこれは揺れたら不安だけど、四角い紙パックドリンクも入ります。
外に向かって広がるインパネが雰囲気良いです。
さらにこうしたデザインだから、ドリンクホルダーも使いやすい位置にあります。
ドリンクホルダーが優等生なのは、先に触れた通り。
それにプラスしてこのデザイン性の高さ。「どうぞお入り下さいませ〜」って感じる造形にプラスして、使いやすいドリンクホルダー。
機能性とデザイン性と、併せ持っているのがいいです。
足元のスペースはちょうどよい、くらいのスペース。身長172cmの筆者が、最も後ろに下げて足裏がフットレストにペタっと付くくらい。
身長180cmとかだと、狭いかも。
ボリューム感あるシート、もしかしたら寸法的にも大きいのかも。
小さな高級車といえど、スペース的には欲張っていないのがオーラの特徴です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。