間違いいっぱいの自動車選び。カローラクロス。199万〜という魅惑!
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トヨタ・カローラクロス(2022年式ZSG10)グレード「G・ガソリン」。ハイブリッドモデルとは乗り味が大きく異なります。
200万円といえば普通はコンパクトカーか軽自動車。それと比較すればホイールベースなど大きさや車重、タイサイズを生かした乗り心地が魅力です。
フロントはフラット感高くて、でも衝撃は弱くて、リアは一体感があってと、そんな乗り心地。コンパクトクラスと比較すればガチャガチャやコトコトしたノイズだって気になりません。
また日常速度から100km/h超まで、同じような乗り心地を提供してくれて、しっかりミドルクラスを感じます。
石畳の路面も走りまして、こうした極低速時はブルブルした振動が伝わってきました。
一応取り上げましたが速度にして20km/hくらい。砂利道でも走られなければ普通は無視してよいと思います。
最近はトレンド的にいわれるようになったフラット感。トヨタ車ではフロントサスペンションで高いフラット感を感じることが多いです。
よく、「目線が安定する」なんて表現もされます。
フラット感が高いということはストローク感が低いと言えるような、言えないような。
ロールセンターやピッチングセンターも影響しているのでしょうから、サスペンション全体でのバランスなのでしょう。
無い物ねだりさせて頂ければ、ゆっくり少量動いてくれて、それをドライバーに伝えてくれる方が運転はしやすいかなと思います。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
静粛性も普通にCセグメント。フロントシートではC-HRやプリウスと比較して、特別悪い印象はありません。
走行中のノイズは、中高域が適度に押さえられた、低域中心のノイズという感じ。
といっても極端に中域以上が押さえられているわけじゃないし、超低音も気にならないので、耳が不快ということはありませんでした。
筆者的には上級車的な音質のノイズと感じられました。
周囲が静かな時のアイドリング中は、エンジンノイズがこもった音のように感じられて、これが気になりました。
これはハイブリッドを選べば軽減されるのでしょうけど、いざ回る時の回転数は高いと思われますので、一長一短ですね。
加速中のエンジン音は気持ち良くしかも、うるさく感じない音量もしくは音質で好ましいです。
迫力を演出したんじゃなくて、イヤな音をシャットアウトしたような音作りが素敵です。
リアシートでは加速時を除き、排気音が気にならないのが良いです。
ただ巡航中、シートバックに振動が伝わってきて、こっちが気になります。
また静粛性が高いとまでは言いにくいものの、フロントシートとの会話に不安はありませんでした。筆者の声質の場合ね。車内スペースに見合った静粛性は感じます。
カローラクロスの安い理由を頭で考えた時に思いつくのが、1世代前のエンジン&ミッション、サスペンション型式の変更、ベースモデルからの上手なSUV化、あたりが思いつきます。
確かにね、所有満足度とか他のクルマ好きとおしゃべりする時とか、気になることもあるかもしれません。
でも思い出してください。コンパクトカーより断然立派!間違いなく1クラス上です!
200万円で選べるSUVなんて、そもそも限られます。
ネットではさんざん言われるTBA(トーションビームアクスル)ですが、もっと主要な部分で、もっと前提の部分で、「ミドルクラスのSUV」ですよね!
マルチリンクかダブルウィッシュボーンですと、片側ずつそれぞれのタイヤが別に動いてるような印象を受ける時もあります。右が動いた左が動いた、とかね。
これがサスペンション形式だけに起因するものかもわからないのですが、そもそもこれって、凄くマニアックな満足感じゃないのかな、という気もします。
SUVってこうして作られてるんだね〜って思うポイント。最小限の感じでかさ上げされてます。
ヤリスクロスもこんな感じでした。
全然良かったです!2022年現在の筆者基準でね、そう思いました。
質が高いコンパクトカーも存在してるけど、乗り心地に限ればね、大きくて重いものの方が有利な場面が多いんじゃないのかな?
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
カローラクロスのガソリンモデルは、価格が魅力。すると、なにか気になる部分があるのかな?ということで、あら捜し的に試乗しました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。