間違いいっぱいの自動車選び。シエンタ(ガソリンモデル)の試乗レビュー。
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トヨタ・シエンタ(型式MXPC10)1500ccガソリンモデル。2023年式のグレード「G」です。
2022年登場のシエンタ。ガソリンモデル市街地での走りやすさ。
シエンタの運転席に座ると、着座位置の高いコンパクトカーみたい。ミニバンぽくないです。
メーターの位置や見え方、Aピラーの位置や構造、小径のハンドル。
これによって「気軽」とか「軽快」な印象を受けます。
余計な緊張をしなくていいから、サラッと動かせる。シエンタの大きな魅力だと思います。
同時に軽快さ。
ドライバーは操作に対しての反応だけでなく、見える景色・流れる景色、また体との一体感。そうした部分からの印象も含めて、感想をもちます。
挙動変化が目立たない低速時は、操作に対する挙動も含めて、走りやすいと感じます。
以下、山道走ると印象変わります。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
2022年登場のシエンタ。ガソリンモデル山道での走りやすさ。
アップダウン増えてコーナー増えて、車体は揺れやすいシチュエーション。思い通りに走りやすいかどうかという点で、ハンドリングが重要です。
シエンタですと、市街地で感じた軽快感は弱まり、少し遅れて反応を返す感覚。でも曖昧さは薄く、舵角に合わせてクルマが動きます。
曖昧というより回した分だけ、でも少し早めに操作して反応を待つ感覚。
ゆっくり操作することを一番に考えると、コーナーの入口遠くから(コーナー手前から)少しずつ操作する心構えで、滑らかに運転できます。
先代シエンタはフワッとした乗り心地だった代わりに、ハンドリングは曖昧でした。
反応薄いから適当に回す。なんとなく適当に曲がっていく。
比較すれば大きく異なります。丁寧に高く決められたり、不安感を感じにくいのは原稿シエンタ。
ハンドルを中心に戻そうとするチカラは、少し電動的に思えます。
クルマの状態に関わらず一定のチカラで中心に戻る感覚。
ナチュラルとは違う感触ですが、中心に戻ろうとするチカラは強いので、直進性に貢献していると思います。
これによって、中心付近は固められてるわけじゃないのに、座りが良いとも表現できます。
ブレーキを踏んだ時の印象。多くの場面で特別なことなく、普通に使いやすかったです。
試せたのは1人乗車と2人乗車。
滑らかな停止を心がけると、稀に減速力が変わる瞬間があったのですが、1日で数回だけ。その時は途中で負圧が変わったような感じでした。
走行中の速度コントロールでは、欲をいえばフロント減衰力がもう少し欲しいところ。でもこれは望みすぎ。多くの場面で扱いやすかったです。
2023年式シエンタですと、電動パーキングブレーキとオートホールドはなく、サイドブレーキは足踏み式です。
コーナーや挟路地で気になる、ボディ見切りと車両感覚のとりやすさについて。
ミニバン的でなくてコンパクトカー的。軽自動車のハイトワゴンと比較してもスッキリしてます。
特別なことなさそうだけど、それがすごい!
見切りはすごく良いわけじゃなくて、位置感覚がわからない時もあるけど、心理的にラクで緊張しにくいと思いました。
ドアミラーの位置も見やすく、フローティングによる隙間もしっかり機能してます。
シート高を少し高めに座るとボンネットが見えます。
全部見えるわけじゃないけど、最も端、中途半端に端ではなくて、かなり端の方が盛り上がっていて、これが目安になります。
筆者の好きな位置に座ると(多分低め)、ナビモニターが邪魔です。
普通に座れば、邪魔に感じにくいように設計されているとは、思います。
可能ならメインメーターと同じ高さが理想と思えるけど、場所の取り合いという問題もあるのでしょう。
サイドから斜め後ろは、窓の大きさが効いています。
助手席は後ろに下げていると、同乗者がいても真横が見やすいです。
Bピラーあたりに顔がくるように座ると、ドライバーに優しいです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。