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ヒラリー男爵がお届けするカーオーディオコーナー。
デッドニングを直訳すれば、何かを消し去るとか無益にするという意味。サウンド・デッドニングといえば雑音を消し去るみたいな感じ。車内の静粛性を上げる作業と思っています。
作業は時間がかかるので、簡単にこなすのがコツ。もしくは車格アップでクルマ買い換えちゃった方がいいです。それでも興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。総額26500円の物量作戦など。
この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
車内に制振材・防音材・吸音材を取り付けます。内装を分解し、「鉄板と内装の隙間」「鉄板とカーペットの隙間」に材料を貼り付けていきます。
今回、作業を行う部位はフロア、Fドア、Rドア、Rフェンダー、リアハッチです。それからフロントホイールハウスにスプレー式制振材を塗布。ボンネットやルーフ、Fフェンダー周辺は手間の都合上省いています。
ウィッシュを始め実用系で小さめな車種では内装と鉄板の隙間が狭いので、無理をしないことがポイント。場合によってはプラスティックの内装裏側に、スポンジ状のエプトシーラーを貼るだけということもあります。
また今回のコンセプトは、ネット通販を利用した安価な物量作戦。
安価といっても数万円〜10万円ほどは必要ですが、カーショップで知名度高いブランド品を購入すれば、多くは購入できない金額です。
以前デッドニングやオーディオ取り付け作業を行ったトヨタのセルシオでは、素の状態から圧倒的な物量で高い静粛性が実現されていました。その時の記憶など経験を元に取り組みます。
作業したウィッシュでの効果と、10年後も効果が継続しているのかという耐久性を動画にしました。
走行中のシーンでは、他車での走行動画を比較していただければ、話し声以外のノイズが小さいことが、わかりやすいと思います。
デッドニングを行うのに必要な工具やケミカルは最小限。概ね日常的なモノです。
デッドニングに使用する材料は様々な商品がいろいろなところで様々な種類が販売されているので、最低限の予備知識を持って準備した方がいいと思います。
下記の数種類の材料を使い、デッドニング作業を行います。基本的な材料は制振材・防音材・吸音材。この3つが基本。
車両の重量増を考えなければ、なんだかんだいって”物量作戦”が有効なデッドニング。カー用品店で3000円分とか5000円分とか、場合によって5万円分購入しても量が足りず効果を体感出来ないことが多々あります。
またオーディオ専門店で高価な材料を揃えれば、確かに作業の手間は減りますが合計コストはかなりの額に。1クラス上のクルマを考えられたり。。。というか買い替えたほうが良いとなります。
筆者が考えるベストは、インターネットやホームセンターで”気軽に量が買えるお得な材料”で作業を行うこと。そして作業部位を限定することで手間を抑える。まあ自分でできる物量作戦です。
以上、全部買ったら「47500円」。これに、以前の作業で残っているレアルシルトやスプレー式制振材などを使用します。総額で10万円弱でしょうか。
けっこうしますがこの金額から想像出来ないような材料でお部屋はいっぱいになります。もちろん、一昔前だったら間違いなく倍以上のお金が必要でした。
他の専門ページで勧めているメニューからしても圧倒的低価格で体感出来る静粛性(中速度以上)と満足感が得られます。筆者ヒラリー男爵を信用して下さい。
さらに節約するなら、レアルシルトとおとなシート、エプトシーラー、ウレタンチップスポンジ、鉛テープは節約できます。節約コースのお値段はなんと!「26500円!!」。
節約コースでも実際の所、比べなければわからない位の差で仕上がると思います。後は作業の質次第。
とりあえずデッドニングしてみたいということなら、節約コース推奨。26500円。
それとなんで物量作戦?以前セルシオを分解してデッドニングをした際、勉強しました。ポイントは、「脅威の厚さをもつカーペット」、「小さな隙間を埋める」、「配線や内装がガサガサしないように配慮」。なんともわかりやすい。
上記で、複数の材料を上げさせて頂いたのは、用途に応じて使い分ける必要と、可能な限りローコストで効果を得たいが為。どういう箇所に使用するか材料ごとに考察します。
次のページでは内装各部の分解やオススメの場所と優先順位についてなどを掲載します。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。