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ヒラリー男爵がお届けするカーオーディオコーナー。
ウィッシュのカーナビを交換取付。地図更新するならナビを交換しちゃっても良いんじゃない?ということで後付ナビを3世代目に交換しました。
カロッツェリアの後付ナビから、新しいカロッツェリアに交換。純正ナビから後付ナビへ交換した時と比較すると、新型へ交換が簡単です。元々ある配線をなるべく活かして交換を行います。
クルマはこの型のウィッシュ(20系)。
他のトヨタ車でも参考にして頂けると思います。クルマを長く使うと、ナビは特に古っぽくなりますから交換の効果は高いと思います。
この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
前回の作業で取り付けたナビを取り外し、新しいナビに交換します。
このウィッシュでは3回目のナビ交換。なので引き出した電源線その他の多くが再利用できます。
全て中古で知人から譲ってもらったナビですが、運良く全てカロッツェリアブランドのナビ。出来る限り簡単に交換を進めます。
今回取り付けるのは、カロッツェリア「ZH0099W」というナビ。横幅200mmサイズのトヨタ/ダイハツ車用に最適化されたモデルです。
ナビ本体の他にはカメラを2個。バックカメラとフロントカメラに使用します。また配線は、自身で取り出している電源線などをナビに接続する配線が必要でした。
ナビ裏に差し込むコネクターが必要という関係上、別途購入。カー用品店で5〜6000円くらいでした。標準ではトヨタ/ダイハツの車両側コネクターを使用するようになっています。
その他、GPS受信機の下に引くシート、ビーコン受信機、音声入力用マイクなどを別途用意しました。ただこれらは今回、使用しない予定です。
前回まではプリアンプからサウンドプロセッサー、メインアプという構成で、フロント3wayオーディオを作っていた関係から、システムアップに優れたモデルしか選択できませんでした。
そのため時代遅れ的なオンダッシュタイプを無理して取り付けていました。
わかりにくい写真でごめんなさい。取付完了後はこんな感じになります。
ごく一般的な埋込み式ナビと、別体でアンプとスピーカーという簡単なオーディオシステムを目指します。
今回はナビのプリアウトを利用してメインアンプに接続するシンプルなオーディオ構成に変更します。
最近発売されるカロナビ(上級モデル)では特別なオプション等を用意しなくても、拡張性が確保されています。そのためナビゲーション音声出力などの心配なく、作業は普通にナビを取り付ける作業とほぼ一緒です。
GPSアンテナやTVアンテナなど必要な補助部品をどこに取り付けるか考え、同時に配線を考えます。そしてイメージがまとまったら、そのために必要な内装を取り外します。
クルマの電装品いじりといえば、まずはバッテリーのマイナス端子を外します。
クルマはボディ全体にバッテリーのマイナスが繋がっていて、ボディは金属だから電気が流れます。
予期せぬショートは筆者も経験あり。バッテリーの+と-が工具で繋がってしまい火傷しました。そこまで極端にミスしなくても、ヒューズが切れたりしてやっかいです。なのでマイナス端子を外すことは重要です。
このクルマはこのように、ナビスペースの前にモニターを付けていたので、ここから取り外します。
DINスペースのカバーを外します。
カバーは5つのツメで止まっています。黄色い柔らかいツメです。筆者はいつも手で外します。
カバーを外した後のスペースには、左右に計4個のボルトが刺さります。このねじ穴を利用し、ナビゲーション本体を固定します。
奥まっているので、ラチェットと少し長めのエクステンションが必須です。
写真の穴とナビ本体をつなげるために、間に金属のステーがあります。ナビ本体にステーをネジ止めし、それをここに取り付けます。
ステーがない場合、ディーラーで注文可能です。だいたい1000円で購入できます。
シフトロックを解除してシフトレバーを下げます。スペースを作ります。
シフトロックがわからなければ、シフトノブを取外します。
この辺りも外しておくと傷の防止になります。実際はシフトノブだけでもイイです。
ついでにこの部品を変えちゃってもOK。
ぴかぴかパネルはだいたい5000円くらい。
ナビゲーション本体を取り外します。
固定されているのは上で記したボルト4本だけ。このボルトを抜けば、ナビが引っ張り出せます。
ウイッシュのDINスペースは小さいカバーを外せばアクセスできるので、ナビゲーション本体の取り外しは簡単です。
この簡単さは、例えばiPhone接続ケーブルなど、あとでオプションを装着したい時にも役立ちますし、GPSアンテナが故障したときなどの交換も簡単です。
DINスペース裏側の作業のため、グローブボックスは外しちゃった方が簡単です。
写真の丸印にある引っかかりが外れれば簡単に取れます。
こんな感じで外れます。
プラス電源線を別に取り出した場合や、マイナス電源線をボディへ接続したり、またバックカメラへの配線やオーディオへの接続などを行う場合には、内装を取り外していきます。
足下中央部分の奥のパネル。簡単に外れます。通す配線が多い場合は外した方が良いです。またこういった、左右がある内装パーツは、裏にテープを貼って、マジックで左右を書いておくと後々ラクです。
カーペットの下に配線を通す場合はこの部分、ドアステップ部分の内装やキックプレートと呼ばれる内装を外します。ここは内装ハガシがないと固いです。
カーペットの下に配線を通す場合は、クッション材か防音材で人間の体重を分散するように工夫したり、コルゲートチューブを使用してショートの危険性を出来る限り減らしてください。
できれば制振材をフロア一面に貼ってしまえばリスクは相当軽減されます。
フロアのカーペット下に配線を通す場合は、シートを外してしまうのもありです。
写真はリアシートまで外していますが、通常はココまでは必要ありません。フロントシートだけでOK。
カーナビゲーションは基本、プラスとマイナスの電源を繋げば電気が流れます。この辺はどんなカー用品も一緒。
基本はもうひとつ。on-offをスタートボタンに連動させるためのイグニッション/アクセサリー電源を接続。
ここに電気が通ると、メインのプラス・マイナスに電気が流れ、電装品に電源が入ります。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。