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ヒラリー男爵がお届けするカーオーディオコーナー。
車内だし目指すは「良い音質」じゃなくて「楽しめるシステム」。フロント3Wayで楽しみます。 カーオーディオを取付。スピーカー、プロセッサー、アンプ、USBオーディオ。
アルパイン「マルチメディアマネージャー」を使用し、比較的安価にフロント3Wayオーディオを構築。価格以上に遊べる、車内で退屈しないオモチャです。
この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
できるだけフロント定位で音楽を楽しみたいのと、車内で調整して遊べるシステム。
ということで、デジタルクロスオーバーを使用したフロント3Way+サブウーファーのシステムの構築しました。
音質は求めていないので、オモチャです。またこのウィッシュは新車から2年で売却予定を見越して購入したため、車体側の加工は最小限という条件縛り。
プレーヤー、プロセッサー、メインアンプを設置し、スピーカーの取付と交換。
手間が掛かるのは全てのシートをおろして行うワイヤリング(配線)と防音/吸音作業。丁寧に行うとけっこう時間が掛かります。
プロセッサーとプレーヤーのコントローラーの収納に、アームレストを自作。スライド式にすることで、実用性も高めてみました。
写真は、クルマ売却に伴う「取り外し作業」中に撮影しました。
適当な性格なのもプラスして、わかりづらい部分も多いと思います。ご容赦くださいませ。
高級なデジコアも試しました。ユニットなど機械代で200万円に迫る価格。インストール含めれば車両価格並み。
マークXジオに取り付けて素晴らしかったんですが、楽しみは自分でいじれるアルパインのプロセッサーにはかないません。
入り口から出口はこんな感じ。
プレーヤーはこれ。メモリオーディオプレーヤーとナビのCD/DVDプレーヤー。
ケンウッドのメモリオーディオプレーヤー「KOS-A300」はWAVファイルも再生できる優れもの。操作も簡単感覚的。iPadだってつなげるらしい。インプットセレクター機能も使用。
ナビのプレイヤーからの出力を運転席下で「KOS-A300」の本体に入力しています。
そうすると、ラゲッジまで引くRCAケーブルは2ch1本でOK。
デジタルサウンドプロセッサーはこれ、アルパインのマルチメディアマネージャー。
鉄板のような色した筐体。デジタルクロスオーバーがメインだけどプロセッサーをプリアンプとしても使用。2chの入力を8chに分け、8個のスピーカーを鳴らします。
8つの信号に分けるからそれぞれにタイムアライメントやイコライザーを設定可能。
デメリットは音の出所がバラバラになってしまうのと、位相の問題からパライコ/グライコが使いにくくなります。
メインアンプはお気に入りのアゼストと、カロッツェリアの安い(2万円位)D級アンプ。どっちも4ch。
アゼストの方は見た目古いですが一応現行品ということで同世代。他のクルマからの移植でけっこう長く使ってます。
カロッツェリアのD級アンプは安かったので買ってみました。サブウーファー&ミッドロー用。ウーファーユニット自体が小口径コンパクトサイズなので不満は無し。充分遊べます。
D級アンプは消費電力が少ないかと思ったけど、それはガンガン使った時のこと。アイドル時の電流はけっこう消費しています。
使用したスピーカーユニット。左からツイーター、ミッドハイ、ミッドロー。
そしてサブウーファー。
フロント3Way+小さなサブウーファーを使用します。
マルチメディアマネージャー(プロセッサー)のクロスオーバー機能を使って帯域を振り分け、スピーカー1ユニットずつにタイムアライメントとイコライザーを設定します。
マルチメディアマネージャーによるオーディオコントロールとボリューム調整、メモリオーディオプレーヤーへの命令などは全てここで。
細かなスイッチはオーディオ関連のon/offとモニターのon/off、LEDの調光です。夜間でも車内が眩しくないように考慮します。
これらはアームレストを加工して取り付けています。
カーオーディオ関連の機械は「1.電源線を繋ぐ」「2.信号線を繋ぐ」ことで動作します。安全性を無視して考えられれば、動作させるだけならとても簡単。
※クリックで拡大します。
※左のイラスト画像が電源の配線をイメージしたモノ。
※右のイラスト画像は信号の配線をイメージしています。以下補足。
次以降のページで、残りの写真やシステム解説を掲載。ネットワークで遊ぶ基本やお役立ちTIPSとか、RCAケーブルの種類や逸話なども。
オーディオの理想はフルレンジスピーカー。しかしあえて、複雑なシステムを。
なぜ?理論上の良い音と現実的な良い音は違いますってことですね。しかも劣悪環境の車内。
とりあえず楽しいのはよりフレキシブルな方。よくあるヘッドユニット内蔵プロセッサー+2wayでもいいんですが、ちょっと違うシステムで遊びます。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。